《元豚王子VS悪役令嬢》新婚さんいらっしゃいませえ3
「次の新婚さんどうぞー♪」
チャチャチャ~♪
と登場音と共に來る次なる新婚さんはバルシュミーデ夫妻です。
あら、仲良くしていますね。
「あ、ザスキア、お久っ」
と前世のヤンキーが軽々しく口を聞きます。
「レーナ…流石に失禮かと…妻が無禮ですみせん」
と夫のテオドールは禮儀正しく頭を下げた。
「まぁ今日は砕けてていいから別にいいのです。むしろ堅苦しい方が進行しにくいのです、はい」
「ほら~テオ様ももっと砕けてていいんだって!」
と言うとテオドールは
「は、はぁ…」
「そういやお前らの結婚は本編に出て來なかったな、はい」
するとテオドールは
「ええまぁ、私たちの結婚など、奇跡の王子や神獣様たちなどと比較できませんのでおでひっそりと行ったので。招待客も親戚ばかりで」
するとガタガタと思い出して震えるレーナ。おや、これは聞く必要ありですねぇ?
「…あ…赤い目がギラギラで怖い!!いやああああ!」
とレーナは目をグルグルさせた。トラウマですね、はい。
「レーナしっかり!!…うちはまぁ特殊な家系でしたから…」
赤髪の一族はそのを殘す為に統にうるさく、親戚婚とかするぶっ飛んだ一族でしたね、はい。テオドールもレーナにするまではお姉様ラブでヤバイ奴でしたからね、はい。近親相にならなくて良かったです!
「うえええん!怖いよお!だ、大なんなの?婚約の挨拶に行った時もぉ!めっちゃ睨まれたんだけど!そ、それにテオドール様の本來の婚約者とか言う遠い親戚の赤髪のの子と何故か対決することになって、『私に勝ったらテオドールにいにと結婚するのは私!』とか言って挑んできたからボコボコにしてやったけどぉ!!」
お前が1番怖いわ!!はい!!
「まぁレーナもあの怪力の一族でお姉様と共闘できるくらいには強いので私はレーナがマリベルに負けるとは思ってませんでしたから」
「やぁーん♡テオ様ったら!!」
とブリブリしてますね、はい。
「んじゃ、恒例のお互いのここが不満みたいな所をどうぞ?」
するとテオドールは
「それはもちろんその…ですかね。合うサイズの服が中々ないので街を歩くと男は皆見てきます。私が牽制していますが…レーナ…もっと隠せませんか?」
「そんなこと言われてもぉ…そもそもジークが開発した下著の現代風ブラからして私のサイズオーダーメイドだし普通の店に無いもの。で下著を著けるとそれだけまた服の分の厚みが増してまたサイズが大きく見えるからもうめんどいから谷間見えてもいいかな、苦しいしと」
「めんどいからとはなんですか!!レーナ!!そんなに私以外に見せたがるとは!浮気でもする気ですか!!?うちの一族は浮気は絶対にご法度ですよ!!」
「ひっひひひい!わ、判ってます!!テオ様だけのおですわ!!」
と涙目になるのでし助けをれました。
「まぁテオドール…レーナも好きで巨になったわけでも無いでしょう。いろいろと大変なんですよ?肩凝るし。すぐに視線が集中するのは避けられないでしょう。デカイものの定めです!それともレーナに手してを小さくする気ですか?」
「い、いえ…そうですね。確かに。私がで巨であれば仕方ないですね…でもレーナせめて…スカーフとかで隠すようにしてください…」
と言うとレーナはああっ!と今思いついたようにポンと手を打った。こいつアホやな。元ヤンだからアホなんや、はい。(全國の元ヤンの皆様、現役の皆様すみません!!)
「では、私からも一つ。…テオ様ちょっと…あの凄い嫉妬深いです。私が庭師のお爺さんと話しただけで浮気とか言うし!50歳ですよ!?冗談じゃないですよ!こっちも!男の使用人に買いリスト渡してる時も浮気とか言うし。そんな気ないですって!!私テオ様だけなのに!」
「す、すみません…庭師はドスケベ爺だし使用人達も極力の侍に任せてはいますが手が開かない時は男が浮足だってレーナのとこに行くこともあり、後でまぁ半殺しにはしますけど…々心配し過ぎですよね」
「えっ!?あの爺さんドスケベなの!?それに使用人半殺しされてたの!?そういえば最近見ないわ!!」
とレーナは青くなって震えた。
「で、でも別にジークとかとは普通に喋らせてくれるじゃないですかぁ!?ジークは半殺ししないんですかあ?」
と言うと
「まぁあの方は一応國王陛下ですし。それにジークヴァルト陛下はレーナのことを手のかかる妹みたいなものだからと前に言ってましたし、対象とか冗談じゃねえとかも言ってましたし、よくあんな珍獣ゴリラと結婚できるなとか、テオドールくんまじ神力パネェとかも言っておりました。パネェってなんですかね??」
するとレーナはゴオオオオオっと後ろに効果音つけて燃えました。
「あの野郎…まじ殺す…」
と呟いてました。
ジーク…ファイトやで?
「それじゃあ夜の方は…」
と言うと…テオドール氏は無言で鼻をダラダラ流して何も言えないようです!!
「きゃあああ!!テオドール様!!し、しっかりー!!!」
とりあえずテオドールにはティッシュを鼻に詰めてもらいました、はい。形臺無しです。
「おい、ザスキア!!妙な質問してんじゃねぇよ!テオ様は超真面目で紳士でウブな坊ちゃんなんだからよ!?」
とコソコソヤンキー聲で注意されたのでもうヤバイことは言わないようにします、はい。
そこで寢ていたミーティア様が覚醒され、いきなりレーナのを摑みました!!
「このがうちの旦那を誑かしたんかーーーー!」
ととてもお見せできない容になりました!!
「うにゃあー!やめろぉ!ババアこら!!誰と勘違いしてんだ!!摑むな!!」
「誰がババアだ!!このだけ!!」
「ミーティア様!!どうどう!!」
と私が沈めるとミーティア様は私のにすがりつき
「あー…あんまり無くてほっとするぅ」
とまた眠りました。……どういう意味やねん!!
テオドールもいたたまれなくなりレーナを連れて退場します。
…それではまたCM明けに!ぐすん!
【10萬PV!】磁界の女王はキョンシーへ撲滅を告げる
世は大キョンシー時代。 キョンシー用の良質な死體を生産するための素體生産地域の一つ、シカバネ町。人類最強である清金京香はこの町でキョンシー犯罪を専門に扱うプロフェッショナルが集うキョンシー犯罪対策局に所屬し、日夜、相棒のキョンシーである霊幻と異次元の戦いを繰り広げていた。 そんなある時、雙子の姉妹の野良キョンシー、ホムラとココミがシカバネ町に潛伏した。 二體のキョンシーの出現により、京香は過去と向き合う事を余儀なくされていく。 ざっくりとした世界観説明 ① 死體をキョンシーとして蘇らせる技術が発明されています。 ② 稀にキョンシーは超能力(PSI)を発現して、火や水や電気や風を操ります。 ③ 労働力としてキョンシーが世界に普及しています。 ④ キョンシー用の素體を生産する地域が世界各地にあります。 ⑤ 素體生産地域では、住民達を誘拐したり、脳や內臓を抜き去ったりする密猟者がいつも現れます。 ⑥ そんなキョンシーに関わる犯罪を取り締まる仕事をしているのが主人公達です。 ※第一部『シカバネ町の最狂バディ』完結済みです。 ※第二部『ウェザークラフター』完結済みです。 ※第三部『泥中の花』完結済みです。 ※第四部『ボーン・オブ・ライトニング』完結済みです。 ※第五部『ブルースプリングはもう二度と』完結済みです。 ※第六部『アイアンシスターを血に染めて』開始しました! ※エブリスタ、ノベルアップ+、カクヨムでも同作品を投稿しています。 試験的にタイトルを変更中(舊タイトル:札憑きサイキック!)
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