《婚約破棄予定と言われたので明になって見たら婚約者の本を知り悩んでいます》明混浴溫泉
溫泉地に到著した。
真夏なのでムワッと街から湯気が出ていて暑い。
「うう…この暑いのに更に暑い!普通は皆避暑に行くのにな」
早くもニルス様は腕をまくり暑さに參っている。
「ニルスよ…お前は弱じゃのぅ?これくらいでをあげるとは!」
「お祖父様がおかしいんでしょ!」
とニルス様は暑さで苛つきながらも宿へと向かう。
すると宿が魔法で涼しくされていた。
宿の主人は
「お客様!!お越しくださりありがとうございます!!」
と夏に訪れた私達を歓迎してくれた!
部屋にる途中にニルス様に呼び止められた。
どうしたのか?
「……その…これを!」
と私の作った明薬を何故か渡された!!
「ええ?何故これがここに!?」
「お祖父様がイサベルの浴を覗く恐れがあるからる前に飲んでおくんだ!!いいな!?」
となんか怖い顔で念押しされた!!
「え…覗き!?」
「しっ!あのジジイならやりそうだ!!頼むから飲んでおいてくれ!!」
と言われ私は渋々とうなづいた。
でもいつろうかな。
宿の部屋にり荷をサラと置いて寛いだりして
「お嬢様、溫泉にりますか?どうせお客さんなんて私達以外いませんよ!貸し切りです!」
と言う。
「そ、そうね…」
と準備をして部屋を出るとニルス様とアルトゥール様がなんか廊下で爭っていた!
「お祖父様!気を確かに!!ダメです!!」
「離せ!イサベルちゃんと混浴するんじゃ!!」
「ダメだと言ってるだろ!」
と必死でしがみつくニルス様と目が合い、アルトゥール様も気付く!
「おお!イサベルちゃん!一緒に!!」
「ハン!マルク!!お祖父様を止めろおおお!」
と三人がかりでアルトゥール様を抑えて
「今のうちに!!」
と皆必死だったからサラと急いでることにした。
「ヤバイですね!さっさとりましょう!」
「うん…」
と私とサラは湯へと急いだ。
誰もいなくて広くて泳げそうでサラもテンションが上がっていた。
「まぁ綺麗!景もいいですね!!お嬢様おを洗い早くりましょう!」
とささっと洗われて私とサラは旅の疲れを落とした。
なんか男湯の方でガタガタした!!
サラが
「あいつら!!…お嬢様!混浴の方へ移してください!ここは危険です!混浴の方にも誰もいませんから!私は先に上がりあいつらに説教してきます!!」
と言うとサラは上がっていく。私は仕方ないなと思い、こっそり持ってきた明薬を桶から取り出して飲んだ。は消えて見えなくなる。すると
「お祖父様あああ!覗きとかダメです!!」
「離せええええ!!ニルス!!」
と全力で止める男達と後ろからサラの聲が聞こえていた。
私はのんびりする為に混浴の方へ移した。こっちも誰もいないし私も明だし誰にも見られないでたまには一人でゆっくりしようとお湯につかった。
「ふー、気持ちいい」
するとドタドタしてアルトゥール様達がこちらにやってくる!!
「ダメです!こちらはお嬢様が!!」
とサラのび聲がしたが
「なんだおらんな?やはり湯か!?」
とまた引き返していった。
サラは
「あら?お嬢様もう上がられたみたいね?私も戻ろう」
と行ってしまい…なんか疲れたニルス様がれ替わりにこちらにってきた!!
きゃあーー!!
ニルス様は湯に浸かると巖場にを預けて
「うう…疲れた…イサベルが上がっててくれて助かった。だがあんなジジイと一緒にるのはごめんだ…しばらくこっちでゆっくりするか…誰もいなくていい」
と目を瞑っていた。
ええと、ど、どうしよう!わ、私居るんですけど!消えてるけど!やだ!!恥ずかしい!いくら消えててもヤバイわ!!ニルス様完全に一人だと思い込んでいる!!
ていうか綺麗!!男の人なのに!!
気持ちよさそうに寛いでいるけどどうしよう!!とにかくソッと上がれば大丈夫!
とゆっくりく。
しかし私はこういう時に限りドジを踏んだ!上がる時に空の薬瓶を湯の底に落としていたのに気付かずにそれを踏み転びそうになりバシャンと派手な音を立てて水しぶきがかかり人形に水滴が映りニルス様が目を見開いた!!
「え!?は!!!?………え…ええええええ!!!??」
とニルス様が絶し巖に反対になりしがみつき
「いい…居るのか!!?イサベルお前っ!!」
と言い、私は
「はぁ…薬を飲んでいるので…」
と白狀すると
「そそそうか!サラがそんなことを言っていたけどもう上がったのかと!!す…すま…ぶふっ!」
「ニルス様!?どうしました!?」
なんか様子が変だ!!
するとなんか赤いものが見えた!!
ええ!?
まさか!?
「ニルス様!?鼻ですか!?大丈夫ですか!?」
「らい丈夫だ!!!こっちに來るなよ!!いいな!來るなよ!!」
「え…でも!?」
「いいいからお前はさっさと上がれ!!早く!!ハン達も來るぞ!」
と言うから私は
「わかりました!お大事に!!」
と言い、私は急いで出る事にした!!
湯へと戻り室へとささっと逃げると薬は切れた。
「ああ、ドキドキハラハラしたわ…」
もしもうし長くいたらニルス様にを見られていたかも!婚約者だしお見せしてもいいかもしれないけど流石にまだ結婚前だし。
ニルス様鼻大丈夫かしら?
と言うか溫泉にったニルス様もカッコ良かった!濡れた髪を上げていつもより気が!
と思ったら赤いものが床に落ち、
「あら?」
と思ったら私も鼻を垂らしていた!!
ぎゃっ!
と思ってるとサラがってきて
「お嬢様!?こんなとこに!お部屋にいないからまさかと思い…ああ!?鼻!?のぼせたのですか?」
と走り寄ってくる。
「うう、そ、そうみたい…」
「全く!大丈夫ですか?し橫になって休んでください!!」
と言われる。ごめんなさいサラ…。
その後夕食の席でニルス様と會った時はお互い顔が赤かったのであった。なんで消えてたのにニルス様は鼻を?と思ったけど言わないでおいた。
なんとなく想像はつく。
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