《婚約破棄予定と言われたので明になって見たら婚約者の本を知り悩んでいます》魔退治
とりあえず臆病者のアレスは村に殘して、私達は魔が出たと言う橋の元へと向かう。
知魔法を使うシャクナは結ったおさげをピンピンさせながら
「じるよ!もうすぐ!橋の下にいる!あいつらそこから襲ってくんの!」
橋の下から?
私は魔學で魔達にも家族や番で巣を作る個がいて巣に近づく者を警戒して兇暴に襲いかかると習った事があった。
今は冬なので魔の繁期だし橋の下に巣があるのかもしれないとニルス様に耳打ちすると彼も同じ事を考えていたのか、
「多分そうだと思う。よく覚えてたな。イサベルは優秀だ」
と褒められ嬉しい。
「何が?ねぇ、何の話ぃ?」
とシュクナが拗ねる。
「……エイビン…橋の下に巣があるようだ」
「え?…そ。そうなんだ。それで襲ってきた?」
「多分な…。気が立っているんだろう。近づいた者は噛み付かれて當然だな」
「巣を…攻撃したら襲われる…近寄っても…どうすればいい?」
とエイビンが震えている。本當に何故冒険者になった?
「どうすればって…防魔法は使えないのか?」
とニルス様が言うと
「俺、攻撃専門…」
と言う。一応シュクナにも聞くと
「え?知だけだよ!」
と信じられない事を言う。噓でしょ?それだけ?
でも冒険者は學院を出た者ばかりではないし獨學で得意分野だけ極める人もいると聞いたことがある。
「どうしますか?ニルス様」
「指の防を期待するしかないだろ」
という。そうだわ。私達の危機に作する婚約指があったわ!
「ギリギリまで魔を引きつけエイビンが魔法で火を放ち、俺が一撃れる。シュクナは知魔法でもう一を警戒しておくこと!イサベルは下がっているんだ!回復役が怪我をしては危ないからな!後衛に!」
と的確に指示され流石ニルス様と思う。
なんとか行けるようなじがした。
橋の下へと到著すると早速シュクナが反応して
「わ!來る!!一匹!!」
と言う。
見ると目が一つの魔…あれはイーグルアイかな?一つ目の下に獰猛な牙とカエルみたいなが跳ねて襲いかかってきた!!
「エイビン!!炎だ!!」
とニルス様がび指の防魔法で弾きその隙にエイビンが慌てて炎魔法を持っていた杖から放つとイーグルアイが燃えて苦しみそこへ鞘を抜いた剣でニルス様が思い切り振りかぶり斬った!
『グゲエエエ!!』
と苦しんだ先からもう一匹が見えた。
「來るよ!!」
ともはや知は遅かったがエイビンがえいっともう一匹に炎當て同じ様にニルス様がズバッとかっこよく斬った!!いつの間にかこんなにも長して!!
「ふう…これで討伐完了か…」
と剣を納めるとこちらを向いたニルス様の背後にもう一匹が飛びかかるのが見えた!
「ニルス様!!」
「わっ!もう一匹いた!!」
とシュクナが遅い反応でニルス様は僅かにをずらしたが肩に噛み付かれてしまう!
「うぐっ!!エイビン!!炎を!」
「えっ!貴方が燃えちゃう!」
「今引き剝がして投げるからそこを狙え!」
とイーグルアイを摑み無理矢理引き剝がして上に投げた所をエイビンが炎魔法を放ち、ニルス様が再び斬った!!
「はぁ…」
と膝をつく。
「ニルス様!!」
大変と駆け寄り私は下手くそな回復魔法でとりあえずを止める。
「もういないか?シュクナ!」
「う、うん!いない!…でも橋の下になんかある!」
と言う。
「恐らく巣だ!それを燃やすんだエイビン!」
「わ、わかったよう!!」
と皆で橋の下へ向かい巣を発見した!
「きゃっ!卵だ!気持ち悪い!カエルの卵でかいバージョン!!」
とシュクナは顔をしかめた。私は魔の卵が珍しく一つサンプルにと思ったが流石にニルス様に止められエイビンにより全て燃やされた。
「…討伐完了だ!戻ろう!」
と言うとエイビンは震えて泣いた。
「怖かったけど貴方の言うこと聞いてたら勝てた!ありがとうございます!!アレスより余程指示良かったです!!」
「ほんと…アレス役立たず…もうパーティーはギルドに戻ったら解散ね…あいつマジあり得ない」
とシュクナも言うが貴方も知速度遅かったのでもうし練習してほしい。
*
村に戻り討伐功を告げるとアレスは喜び金をけ取ろうとしたけどニルス様が
「これはエイビンとシュクナがわけろ」
と渡した。
「えぇー!?俺の分はないの?」
「參加しなかった奴に報酬はやれんだろ?」
するとエイビンは
「でも、ニルスさんがほとんど…」
と言うと
「俺はいらん!さっさと帰れ。手柄はお前達にしとけよ?俺とイサベルのことは言うな、いいな?倒したのはお前たちだ」
と念を押すとエイビンさんはうなづき、一休みするとギルドのある街へと頭を下げて帰って行った。
「はあ、疲れた。荷を運んでまた向こうの家に…」
と言うから
「ダメです!ニルス様!これから肩の傷を見ます!!回復魔法はは止まりましたけど私まだ下手なんで薬草でもう一度手當てしますから!!」
と言うと観念したのかニルス様は
「わ、わかったよ!」
と言いとりあえず借りてる部屋にりニルス様が上半をぐ。いつの間にか引き締まったに惚れてる場合じゃない。肩の傷口に噛み跡が有り痛そう。薬草を塗り込むとし痛い顔をした。
「ごめんなさい我慢してくださいね」
「大丈夫…は止まってるからな。傷口も數日で治る」
と言うニルス様。
「私が魔法下手くそでニルス様の綺麗な肩に傷がついてごめんなさい!」
「イサベルのせいじゃない…そんな辛そうな顔するな…」
と抱きしめられ赤くなる。
のおが!!直接!!
ニルス様がハッとして離れる。こっちも気付いたのか真っ赤だ。
「すまん、シャツはどこだ?あっ…」
シャツの肩口は當然魔に噛まれても付いていた。
「あーあ…おじさん達のシャツを借りるしかないか…」
と言うのでクスクス笑う。
「おいイサベル笑うなよ!シャツから加齢臭がしても!」
と言うのでおかしくなった。
「ふふふ加齢臭!!」
と笑うと引き寄せられキスされた。ちょっと油斷してたから驚いた。
「…可いからつい…」
と照れながら見つめられると
「そんな…ニルス様の方が…あのとてもカッコ良いです…」
何せ學園ではモテていたしあのシュクナも目がハートになっていたもの!!
小さな嫉妬にヤキモキしてるとニルス様が小さく
「ご、ごめんな…イサベル…大好きだ……」
と言われ始めて私達はとても深いキスを味わった!
「んっ…ん…」
と何度も何度も貪るように口付けられて頭がホワンとしてきた所でようやく解放される。
「ああ…すまない…つい」
と言い訳される。私は幸せになりニルス様に靜かに抱きつき
「いえ…いえ…私達は婚約者ですので…」
と言うと…
「……だから大事にしたいのに…」
と髪をでられる。そこへコンコンと音がしてニルス様が慌てて離れた。とりあえずシャツを著て出ると手紙を持った村長がいた。
「邪魔して悪いのう。いつもの手紙じゃよ」
と渡されニルス様が
「ありがとうございます」
とけ取り、中に目を通すと
「イサベル!大変だ!どうやらレオポルト様とバルバラ様が許してくれたみたいだ!!」
と明るい顔をした!
「ええっ!?本當ですか?ついにアルトゥール様が説得を頑張ってくれて…」
と言うとニルス様は何故か苦笑いし
「…アルトゥールお祖父様は…全骨折で院したらしい。…レオポルト様がやったらしい。それでどうにか許してくれたというか気が済んだのか俺たちにもいい加減戻ってこいと。…正式に許すそうだ…」
「まぁ!本當ですか?」
「ああ……俺もレオポルト様に骨折の一つくらいさせられるかもしれないが…とりあえずハンの報告によると一応許してくれたみたいだ。まぁ改めて挨拶しないとな」
としだけ青ざめてニルス様は笑った。
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