《ひざまずけ、禮》第1章33話 キャラ崩壊は突然に
その日の午後。僕達は作戦會議のためにまた集まった。
僕はそこまで急がなくてもと思ったけど、佐和さんの闘志がそれを許さず。佐和さんは今まで以上に張り切っていた。
佐和さんに目をつけたばっかりに、ボコボコにすることが確定してしまったスライムさん・・・ある意味可哀想ではある。まぁ、同する気はさらさらないけどね。
佐和「さぁて、どうしてくれようかあのクソスライム・・・!消し炭にせねば気が済まないよ!!」
比影「お、落ち著いて佐和さん。冷靜になってなって考えないと、いい案も浮かばないよ?」
佐和「それはそうだけどさ!あんな・・・あんなのにをまさぐられて、黙ってるほうが難しいよ!ぶっ飛ばしてくれっぞ!」
比影「どう、どう・・・」
完全にキャラ崩壊している。僕も許せないけど、佐和さんがここまで怒ってるから、幾分冷靜になれた。
とにかく、どうしたものか。地面に潛られるんじゃ攻撃のしょうがないし、そもそもあいつをけなくしないと、消滅させられそうにもない。
佐和「ふしゅー・・・ふしゅー・・・」
比影「まずはあいつを足止めしなきゃ。かといって縄とかかけた所ですり抜けられそうだし、縄張ってもスライムじゃなぁ・・・下手すりゃ分裂とかしそうだし。」
佐和「そんなことになったら・・・うぅ、考えたくもない。絶対阻止しなきゃ。」
比影「そうなると、理攻撃はやめた方がいいね。・・・だから、ぶっ飛ばしたい気持ちは分かるけど、抑えてね?」
佐和「わかってる・・・わかってるわよ・・・」ギリギリ
あぁ、これわかってないやつだ。スライムをけなくするのは、僕一人でやるべきだな。
でもどうしようかな・・・某ロールプレイングゲームなら、某対象を鋼鉄化させて攻撃をけ付けない代わりにけなくなる魔法とかで対応できるんだけどね。現実でそんな簡単に固まらせる方法なんか無いだろうし。
そう思って、スマホで調べてみると・・・あった、あったわ。スマホで調べてたらあったわ。某ゲームやっててよかった。
はえー、現実に魔法はなくても、魔法みたいな現象はあるもんだねぇ。かがくのちからってすげー!これは佐和さんに知らせなくては。
比影「佐和さん、これなら何とかなるかも!」
佐和「いっそめっちゃでかくしてきを鈍らせるか・・・?いやでもそれじゃ、飲み込まれたら一巻の終わり・・・。」
比影「さ、佐和さん?」
佐和「あいつだけは・・・あいつだけは・・・よくも比影くんの目の前で、あんな辱めを・・・!」
比影「佐和さん!佐和さんってば!」
佐和「よし、決めたわ!あいつは化させて恥ずかしい目に遭わせてから消滅させてやる!それでいいわね比影くん!」
比影「よかねぇよ人の話を聞け!」
その後、取りした佐和さんを何とかなだめ、僕の作戦を聞いてもらうまでに、ゆうに30分はかかった。
佐和さん、1回スイッチるとこれだからなぁ・・・。まぁ、そこが可いところでもあるんだけどね?本人に言ったら怒られそうだから、絶対言わないけど。
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