《ひざまずけ、禮》第1章49話 真面目に嫉妬深く(楽)
現場を見た僕達は、1度學校・・・もとい基地へと戻ってきた。とりあえずは、作戦會議である。もっとも、敵の素が知れない以上、できる対策は限られているが・・・。
比影「これでよし、と・・・ご安全に2號の準備はOKだよ。」
佐和「手袋よし、紐よし、レッドカードよし、ホイッスルよし・・・こっちもOK!」
偵察用の「ご安全に2號」、敵の足に引っ掛けて転ばす用の紐・・・そして、佐和さんが獨自に用意した2つの道。
佐和さん曰く、サッカー選手の亡霊や化けなら、レッドカード出せばなんとかなる。バスケならよく分からないけど、とりあえずホイッスル吹いておけば、きくらいは止められるんじゃね?とのこと。実にふんわりとした対策グッズである。
比影「ボールの音、っていうのが今回のヒントだよね。音的に大きいやつって言ってたから、サッカーとバスケに絞ったけど・・・」
佐和「まぁ、まずは偵察するのが1番でしょうね。それで、今の対策グッズで行けそうなら、倒しに行くってことで。」
比影「そうだね。それが一番だと思う。」
そんな話をしていると、ベストタイミングと言うべきか、レア様から電話がかかってきた。これが所謂ご都合主義ってやつか。
レア「・・・比影くんよ、そういうメタいのは考えんほうがええで?」
比影「そういうレア様こそ、そういう心読むのやめた方がいいですよ?」
佐和「はいはいそこまで。レア様、紅き街出現ですか?」
レア「せや、場所は・・・前と同じ場所だから、知ってるよな。」
比影「はい、わかってます。」
レア「油斷はせえへんようにな。何が起こるかわからんさかい。」
佐和「わかってますよ。その辺は抜かりなしです。」
レア「ならええんやけどな。ほんなら、頼むで~」
そういって、レア様は電話を切った。
比影「うっし、じゃあ行きますか。あの子のためにも、早めに解決してあげなきゃね。」
佐和「そうね、怖い思いをさせたくないもの。・・・それはそうとして」
佐和さんはそういうと、こっちを見てニコニコと笑顔で言った。
佐和「さっきの子と、隨分と楽しそうにしてたじゃないの。後輩に手を出すのはどうかと思うなぁ?」ゴゴゴゴゴ
・・・前言撤回。こっちを見て、顔はニコニコと笑顔で、ただし目は全く笑っていない狀態で、そう言った。
比影「出すか!ただあんな怖い思いはしてしくないって思っただけでなぁ・・・!」
佐和「あっはは、冗談よ。さ、行きましょ?」
佐和さんはそそくさと行ってしまった。・・・絶対冗談じゃないことだけは、すぐに理解した僕なのだった。
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