《ひざまずけ、禮》第1章67話 見落とされし罪と記憶
佐和「全く・・・全く全く全く!こーれだから男ってやつはねぇ!巨○ケ○デカならなんでもいいっての!?えぇ!?」
比影「佐和さんキャラ変わりすぎだよ・・・とにかく落ち著きなって。なんだかよく分からないけど、そんな怒らなくてもいいんじゃないかな?」
佐和「あんたのことを怒ってるの!!」
比影「えぇ・・・僕何かした・・・?」
佐和「自覚がないのが更に腹立たしいの!乙の純を踏みにじりよってからに・・・!」ガルルル
比影「よ、よくわからないけど・・・怒らせちゃったなら誤るよ、ごめん。でも、これから小人現象なるものについて調べるってところなんだから、気持ち切り替えてしいかなって・・・。」
佐和「怒らせた本人がよくもまぁ・・・しょうがないわね、貸し1よ。あとでなんか奢りなさいね!」
比影「えぇー・・・なーんでそうなるのかな・・・まぁいいけどさ。わかったよ。」
佐和「なにその腑抜けた返事は!もっとシャキッと返事せんかワレェ!」
比影「は、はい!わかりました!」
佐和「それでいいのよ、それで。・・・にしても。あんなに大きくなれるのかな・・・無理そうだなぁ・・・。」ボソッ
比影「・・・?」
保健室の先生が見かけたという、商店街の路地裏付近へと向かう途中、佐和さんはずっとプンスカしていた。どうやら僕のせいらしいけど・・・全くもって自覚がない。
に覚えがないこととはいえ、なんか怒らせてしまったようなので、あとで埋め合わせが必要となってしまった、今日この頃。僕、ほんと何かしたっけなぁ・・・。
あ、ちなみに。目撃した本人である保健室の先生は、今回は同行していない。さすがに保健室をいつまでも空っぽには出來ないため、僕達だけで向かうことになったのだ。
それから數十分で、商店街までたどり著いたわけですが、ここからが長かった。
佐和「・・・そういえば路地裏って、どこのお店の路地裏よ?」
比影「え?えっと・・・言ってなかったね、それ。」
佐和「1番大事なところじゃないの!あー聞きそびれたーっ!」
比影「ひとつひとつ、さっき言ってた條件に合いそうな路地裏を探してみるしか無いかなぁ・・・こんな事になるなら、やっぱり先生の電話番號聴いとけば良かったね。」
佐和「それはダメよ、そんな必要はないもの。とにかく聞き込みしてみましょ。」
比影「・・・必要だと思うけどなぁ」
実は商店街へと向かう前、保健室の先生が同行しないと話が出た段階で、なんかあった時の連絡用として、電話番號を聞き出そうとしたのだ。
前の後輩の時もそうしたし、実際それで何度か連絡したし、今回も必要だと思ったから、そう言ってみたんだけど・・・なぜか佐和さんに頑なに拒否された。
理由を聞いてみると、生徒が先生の番號を知ってることはまずいとか、々とこっちにも事があるとか、そんなじだった。・・・後半に関しては、なんだそりゃと思わざるを得なかった。
直接會って言えばいい、と本人は言っていたが・・・こういう時に気軽に聞けないため、やはり電話番號は聞いとくべきだったなと後悔した僕なのであった。
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