《転生したらロボットの中だった(ただし、出る事はできません)》廻のの外へ 41

「とりあえずを用意すれば良いんだよね?」

『そうですね。ただし、魂ととはな関係にあり、同時に危険をもはらんでいます』

「なんなのそれ!?」

ちょっとこれ以上、複雑な事をいわないでほしい。既に私の頭はいっぱいいっぱいだよ!

『魂とには相があります。簡単に言うと、男の魂にをあてがえば、それだけで拒絶反応が起きたりするのです。そしてそれは魂と、雙方の崩壊に繋がる場合もあると言うことを覚えててください』

「ちょっと脅さないでよ!! ――ん?」

ちょっと待て、それっておかしくない? だって私は……私はなんとなくだけど、前世は男だったんじゃないかと思ってたんだけど? けど今、私はである。更に言うとである。でも私は、別に何か起きたことなんかない。確かに最初は違和あったけど……言うなればそれくらいだ。

まあ記憶も曖昧だったし、そもそもが本當に前世……なんて記憶だったのかも怪しいんだけどね。今やなんとも思ってないし。でも一応最初は男と思ってたわけで、AIが言うことが本當なら、その時點で何か魂と拒絶反応的ながあっても良かったのでは?

(いや、勿論苦しいとか痛いとかイヤだから行幸だったんだけど……)

「それって本當なの? 私なんともなかったわよ?」

『貴方はプチュオクミですよ?』

「それで何を納得しろと!?」

ちょっとAI、プチュオクミってワード、便利に使って無い? どうやらプチュオクミという存在はかなり特殊らしい。けど勇者や魔王よりも特殊なのかは微妙だよね? だってどっちも世界に一人か數人居るかどうかって位でしょ?

「とりあえず今は贅沢な事なんか言ってらんないよ! 魂はどうなってる?」

『かなり反応が希薄になってきてます』

不味い、廻に完全に還ってしまったら二人の死は確定だ。どうしようもなくなる。私は並べてた環の中から二つの目玉を取る。

はこれしかない!!」

『最悪ですね』

「五月蠅い、贅沢言ってらんないって言ったじゃん」

『では貴方がもし、アビスの目玉に魂をれられたら耐えられますか?』

「それは死ねるけど……」

わかるよ。私だって苦渋の決斷なの。だってこの深淵、本當に何もない! なにもないの!! あるのはアビスの目玉しかないんだよ! 質はもうそれだけだからこれしかない。ほんと、死ねるけど勇者も魔王もきっとわかってくれるよ。

『拒絶反応が出る確率がかなり高いです』

「そうだね。けど、一時的だから。二人の魂をアビスの目玉にれたら、私にアビスの力を蓄えてここを一気にでる。多分、この目玉の數の力の相乗効果を利用すれば、そのくらい出來るだろうし。そして外で魔王と勇者にもっと合うを見つける! このプランでどうだ!!」

功率、言いましょうか?』

「いらない。必ず功させるからね」

別に聞くのが怖いわけじゃない。自分を信じてるだけだ。ほんとだよ? いや、マジで。私は二つ目玉を側に置いて、二人のがあった中心に立った。

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