《転生したらロボットの中だった(ただし、出る事はできません)》廻のの外へ 45

「やっと……長かったよ……」

満點の青空を見て私はちょっと涙ぐむ。こんなに空が青いって今まで思ったことなかったよ。なにせ深淵は暗くてジメジメして、さらには気持ち悪い化けもいたからね。ああ……世界はなんとしいんだろうかって柄にもなく思う。

「ってこれ、どこまで上がってくわけ?」

なんか止まる気配ないんですけど? アビスの力を何十倍にもして包しちゃったからね。使い切る必要なんてないんだが、なんかこのままじゃ危うく大気圏突破しちゃいそうだよ? まあそれでも見える所にでっかい木の集合みたいなのが、あるんだけど……この木の集合みたいなの……どこまで続いてるわけ? 。

「どどどど……どうしよう……」

ヤバい、勢いがつきすぎてどうしたら良いのかマジでわからない。止めようと思ってるんだけど……下手にスピード落とすと失速して墜落しそうで怖いんですけど!!

「ん? これって……ヤバい!?」

『ヤバいですね』

AIが冷靜にそんな事をいってくる。冷靜に言うことじゃないよ!! 見えてきたのは、木々の傘。まあつまりは今までは木の幹部分を見てたじだ。そしてようやく木の上の部分がみえてきたと言う訳だ。そしてこれだけ大きな幹部分だったんだ。上の部分もアホみたいにでかい。世界の半分くらいおおってるんじゃないかって思うくらいだ。

なんかある程度上空に來たらいきなりこの部分が見えてきたような気がした。それっておかしくない? だってこんなの……

「てっ!? ぶつかるうううううううううううううううううううううううううううううううう!!」

G-01が枝や葉をかき分けて木の集合の中へと突っ込んでいく。ものすごい振とアラームの音が響く。そして一際大きく振したと思ったら、ようやくとまったみたいだ。

「いたたた……目玉は大丈夫?」

『大丈夫のようですよ。どうやら強固になってるみたいです』

勇者と魔王の魂を包した目玉は外側にドッキングしてた。だからしんぱいだったんだけど、どういうわけか大丈夫らしい。自分のイメージ的には目玉はとても脆かったと思ったんだけど、やっぱり魂を包したことで変わったのかな?

『というか、貴のせいでは?」

「私?」

そう言われれば、目玉を二人の魂に馴染むように変質させたのは私である。なるほど……

「私が天才過ぎたって事か」

『…………』

なぜかAIは私の天才というワードにれてくれない。あれか言うことがないと言うことは、納得してると言うことか?

「とりあえずける様にしないと」

G-01はロケットのような外裝に覆われてるから側は無事だ。これ剝がせば、ける筈……その時だった。

「なに、まぶしっ――」

『モニターを消します!!』

焦ったようなAIの聲と共に、モニターが消えた。けど……それでもとんでもない明るさなのか、じんわりと外裝と裝を通過してが満遍なくれてくる。

「どういうこと!?」

隙間から木れ日の様になるのはわかる。けど……面でるってなにこれ? 一何が起きてるんだろう。訳がわからないよ。

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