《になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。》#73
「アンサンブルバルン様……貴方という方が何故」
私の前に立ち、そういうのはラジエルという若者。不當な罪で家を失い、親を失い、そして國を失った男。ラーゼが凄く敵意むき出しにしてた奴ですね。私の周りには幾人かの重役達が集められてる。けど、全てではない。これは明確な犯罪行為。他の者達が既にき出してる筈。まあどこまで彼等の手がってるかはわかりませんけどね。
でもまだ追放をくらってそこまで日も経ってないはずでそこまで協力者を集められるとも……いや、上への不満が想像以上に溜まってたかも知れないですね。そこを上手く突かれた? まあ全ての獣僧兵団よりも私の方が強いんで、本気出せばいいだけなんですけど、今はそれも出來ません。私の本気は條件付きでしか出せませんからね。
まあそれでも……いまここで私達を監視してる奴等を殺るくらいは造作もないですがね。でもそれは、まだやらない。面白いですから。
「何故と言われても困りますが。強いて言うならに落ちたからです」
私の全ては今はあの娘の為に。最初は違和もありました。自分が変わる事がおかしく思えて、思考の齟齬が気持ち悪いと思えた。ですが、あの娘と過ごすに、その違和は消えていきました。それがあの娘の魔とわかってはいた。當然です。私はそれほど鈍ではない。けど最後の砦が有ったのも事実。この國には思いれもありましたしね。
だから、最後の選択はあの娘に託しました。あの娘にとっての私は道。好かれてるとも思ってませんし、他人を道扱いしてきた私ですから、それは仕方ないと思います。ですが誰よりも必要である道でありたい。その位の我儘は許されていいでしょう。
ですからあの娘のを求めました。それをけれて貰えないのなら、あの娘の敵に回る覚悟もして。けどあの娘は私をけれてくれました。あの夜の事は忘れる事など出來ない思い出。この國を落とせば、しばらくはゆっくりと出來るでしょう。そうなれば、もう一度あの娘を抱く。あの娘のを知った私が、あの娘を裏切るなど、神的にもそして的にも不可能なことです。
なにせあの娘の全てを私のは覚えてるのですから。繋がった時、言い知れぬ幸福が掛け抜けた。私は英雄と呼ばれてるだけ有って、よくモテます。伴を決めなかっただけで、それなりにを抱いてきました。まあ前獣王程ではないですが。あれは好きものでしたからね。ですがそんな私でもあの娘の中では我慢なんて出來ない。恐らく獣王ももしもれてたらそうだったはずです。
同じ獣人でもこんな事ありえなかった。そもそも私はSEXで興したことなどなかった。そんな私さえも、あの娘のには抗えなかった。これ以上なく熱く、包まれる覚。必死に腰を振ったのはあの夜が初めてでした。いつもはあの娘を大切に大切にしてる気ですが、あの夜だけはそんな事を考える事すらできなかった。あの子を抱いている事実と全てが満たされる様なあの覚。
私はもうあの娘なしでは生きてはいけない。
「なんという顔をしてるのですか……」
「変でしたか? 失禮」
しょうがないでしょう。なにせあの夜のあの娘は可すぎて顔がにやけてしまうんです。勿論いつも可いんですが、私しか見たことがない顔をしてたんですよね。あの表は反則です。そしていつもは聞けない艶っぽい聲。あの聲も耳に張り付いてます。
「アンサンブルバルン様……あの娘は魔です」
「そうかも知れないですね。ですが後悔などないんですよ。私はこんなにも満たされてる」
そう私は満たされてる。ずっと乾きをじてきた私にはそれだけで、あの娘につく理由にる。
「貴方はこの國をしてると思ってました」
「してましたよ。ただそれ以上にあの娘をしてるんですよ」
そんな事を話してると、ラジエルの仲間が彼に耳打ちをしてます。そして扉の方に歩いて行く。
「アンサンブルバルン様……それに他の皆さん。我らが正気に戻して差し上げます。これが國の為の行だと、わかっていただく為に」
それはつまり、あの娘がここに來たということですか。あの娘をやらせる訳にはいかない。ですが、あの娘がやられるとも思えない。あの娘の為にも、今は大人しくしておきましょう。あの娘は強くて弱くてバカっぽいですからね。経験は大事でしょう。あの娘の力を考えるに殺される事は萬に一つもありえないですしね。ですから最後にラジエルに伝えましょう。
「ラジエル、あの娘は強いですよ」
「私はどんな相手にも油斷はしません。そして敬意も忘れませんよ」
「素晴らしい心がけです」
立派な若者です。同じ獣人として、それはとても喜ばしい。ですがライザップは一度終わりです。それはあの娘の意思なので変わらない。けど、こういう若者が居るのなら、再び獣人は立ち上がるでしょう。なので老害は好きにやらせて貰います。ただのために。ラジエルはただ一つ間違ってる。私はもう、あの娘の魔にられてるわけではない。
あの娘と一つになった時、私はという鎖で繋がれたんです。
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