《になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。》#74
宮殿の中に腳を踏みれる。いつもは獣人で溢れかえってるのに、不気味な程に靜か。てか外には普通に民衆がいつもの調子でいた。軍とか出してるのに、避難さえもさせてないとは……てかそれが普通なのかな? みんな獣人だし、もしかしたら逃げる時は兎の如くなのかもしれない。
(お迎えもこないなんて……めんどい)
多分私がアンティカに乗って來た……くらいは気付いてるでしょ? いや、もしかして気付いてない? そんな訳ないよね? そこまで頭悪かったの? それとも私の力、測ってるとか? 向こうは私のこと、殺そうとしてるよね。ここまでやったら最後までやらないと、反してる奴等は一族全員殺されても文句言えないでしょ。
それを回避するには、狂った全員を元にもどして國を正すしかない。それの一番の元兇は私だ。多分ラジエル達もそれには気付いてるでしょう。だから私を狙ってくると思うんだけど……スナイパーでも狙ってるかな? この世界に居るかは知らないけど。スナイパーって暗殺者みたいなものだよね? それならカメレオンと同類だしいるかな。
銃もあるしね。でも遠くからの狙撃で私を殺せるとも思えないから気にしないけど。至近距離でも私の力はそうそう抜けるものじゃない。アンティカのあの黃金の奴の剣も折れたしね。だからそうそう気を張る必要もない。けど、このだだっ広い宮殿を歩き回るのはちょっとヤだ。めんどい。
「あのーー! 誰か居ませんかー?」
わざわざ來たことを知らせる様な行為。普通ならやらないだろう。けど、私だから出來る。てか早く誰か出てこいよ……とさえ思う。けどシーンとしたまま。どうやら時間稼ぎしたいらしい。空を落として、その後に私を押さえる気? けど、地上の獣僧兵団はどうなってるの? 全ての部隊が向こうに寢返ってるとは思えないけど……
「んっ!」
そんな事を考えてると、魔法を纏った矢が數本飛んできた。けどそれを私は避けもしない。私のやわらかい。それに當たってはじけ飛ぶ矢。私には傷一つない。
「そっちかな?」
取り敢えず宛もないし、攻撃が來た方向へ向かう。やけに靜かな宮殿が、ちょっと不気味にじる。まあだけど、私はズカズカ進むけどね。そして角を曲がったときだった。床に設置してあった魔法陣が輝いて足元から大発を起こす。宮殿の一角が吹っ飛んだ。
「こんな事も出來るんだ」
そういう想をつぶやきつつ私は進む。私もあれから何もしてなかったわけじゃない。自分のに纏ってる服くらいになら力を通せる様になった。だから今回は全なんて事にはならないよ。それからも沢山の攻撃が々なバリエーションでやってきた。けどその全てを盡く叩き潰して私は大きな扉の前に來た。
「ここかな?」
なんとなく気配がある気がする。ガチャ――という音ともに僅かに開いてちょっと中を覗く。居るかな? けど誰かはわからない。てか暗いな……カーテン閉めきってる? まあ、大予想はつく。ここまでやってそして現れるのは黒幕とかでないとね。私から見たらだけど。向こうから見たら、悪の権化がやってきたみたいな? ここまで來るのも想定なのだろうか? それとも予想外?
わからないけど、取り敢えず扉を開いて中にる。
「久しぶりですね」
「やっぱりアンタだったんだ……ラジエル」
そこには一人だけのラジエルが居た。軽裝で腰には剣を攜えてる。やっぱり最後は自分でって事? けど、その剣が家寶とかでも私には傷一つつけれないと思うけど。そんな事を考えてると、ラジエルは私をジッと見てこう言った。
「君は……一何者だ」
幾つかの気配がする。私は蛇目にして素早く部屋の中を見回した。するといるいる。魔法か何かで姿を隠してる。なるほどね。観客は揃ってると。なら言ってあげましょう。私が何者なのか。私はラジエルを、そしてその向こうの全員に向けていってやる。ついでに髪をファサーと揺らす。
「教えてあげる。私はこの世界に並ぶ者無きよ!!」
決まった。私は満足気にを張る。心なしか暗い部屋で私だけ輝いてる気がする。
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