《コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!》私ってこんなに可いんですね。
とりあえずご飯食べよう。話はそれからだ、ミミさんには悪いけど。
あ、味しい、ちょっと素樸な味わいだけど、素材の味がでてるっていうかなんというかとにかく味しい。(小並
「どう?味しいでしょ、うちの料理は、食堂としても人気があるんだよね」
「はい、とっても、味しいです」
「それはよかった。そういえばリィアさんはどこから來たの?あ、でも教えたくなかったら別にいいよ、教えなくても」
なんて答えようか。素直に異世界から來ましたなんて言えないし、この世界の地理わかんないから適當なこと言えないし、無難なじでいこう。
「えと、遠くから來ました」
「へぇ、わざわざ遠くから、何しにこの街まで來たの?」
結構ぐいぐいくるね〜コミュ障の私にとってはちょっときついから、料理を食べてその間答えを考える。
目的ねぇ、一番最初にみつけたから來ただけなんだけど、考えろ、無難な答え無難な答え………
「特に、そういうのは無くて、たまたまここに著いただけです」
なんかいい返し思いつかなくて正直に言ってしまった。
「剣あるし、特に目的もなくくるってことはリィアさんは冒険者なの?」
冒険者ギルドあるんだ、まぁ異世界ものの定番だよね。よくあるのがこの冒険者になれば分証も手にるということだ。
「えっと、別にそういうわけではないんですけど、なろうかなって思ってて」
よし、村から出てきた新人冒険者ということにしよう!まだ登録してないから冒険者ではないけど。
「ここの街は比較的弱い魔が多いからオススメだよ。って言っても私なんかが街の外に出たら危ないんだけどね」
「あー、確かに、序盤の街ってじですもんねこの街」
「え?」
あ、しまった!序盤の街って言っても通じないよね、つい考えなしに答えてしまった。
「あ、いえ、冒険者になるにはもってこいな街ですね」
「お姉ちゃん、お客の數が落ち著いたから一緒に食べよう、ってお客さんと食べてるの?」
「まぁね、ほら、メアリー挨拶して」
「あ、えと、メアリーです。このたびはとう宿をごりよういただき、ありがとうございます」
ぺこりとメアリーちゃんはお辭儀をする。
すごい、まだ小さいのにしっかりしてる。私とは大違いだね。って、當然のようにけれてるけど小學生が平然と働いてることに驚く。
ここは異世界だからかぁ………大変だなぁ。
「はい、よくできました。」
「すごいですね。まだ小さいのに」
「でしょう?私のお母さんが厳しくてね、私もメアリーも言葉使いには意識してるんだ」
できた姉妹だ。私だったらこんな社的にはなれないよ。
「私の名前はリィア、しばらくの間よろしくね。メアリーちゃん」
メアリーちゃんはニコッと笑う。天使かな?
私の思ってることが顔にでてたのか、ミミさんが、自慢げにを張る。なるほど、コミュ力だけでなくそっちの攻撃力も高いんですね。
前世の私といい勝負ができそうだ。
「でしょでしょ、うちの妹かわいいでしょう!」
「お姉ちゃんはわたしにすごい甘いんですよ。ちょっとうっとうしいんですけどわたしもお姉ちゃんが大好きなんです。えへへ」
すごい姉妹仲がいいんだね〜羨ましい。私にもこんな妹いたら溺すると思う。
三人でお話ししていると、あっという間に料理を食べきってしまう。楽しい時間は早いね。
「ご馳走さまでした。すごい味しかったです」
「それは良かった。あ、桶一杯のお湯銅貨2枚だけどどうする?」
「あ、じゃあお願いします」
そっか、この世界もしかしてお風呂ない?てことはを洗う石鹸もなければリンスもない。
「じゃあね〜リィアさん。おやすみなさい」
「じゃあね〜メアリーちゃん、ミミさん、おやすみなさい」
「おやすみ〜」
「おやすみなさい」
ああ、疲れた〜けどすごい楽しかったなぁ。お話しってこんなに楽しかったっけ?
へやにってベッドに座る。あんまり広くはないけど一人で使う分には十分な広さだ。
あ、せっかくだし神様からもらったパジャマに著替えよう。前の私にはちょっと可すぎだけど、今ならよく似合ってる。ちょうど鏡があるから見てみよう。
おぉ、(見惚れ)おぉ!(嬉しさ)私可すぎでは?発言が完全にナルシストだけど、前世を知っているからなんか客観的に見れるんだよね。ゲーム中だとあんまり自分の姿って見えないから、こうやってじっくり見ると、なんか照れくさくなって口が緩んでしまう。
ガチャッ
タイミングをはかったようにドアが開いて、ミミさんがってくる。
「お湯とタオル、持ってきたよ〜、あ〜、なんかごめんね?そのパジャマかわいいね。じゃあ、ごゆっくり〜」
おうふ、なかなかに恥ずかしいところを見られてしまった。しかも何かを察して気休め程度に褒めてくれたよ、うん、ありがとう。
拭いて寢よう。前世から今ので唯一の失ったものは、いや、これはこれでいいんだけど、肩凝らないし?うつ伏せで寢れるし?走る時邪魔にならないし?でもあったおかげで大人びて見られてたんだよね、ま、まぁ考えを改めよう。こんなになれたんだ、十分いいことじゃないか、うん。
私は疲れもあってすぐ眠りに落ちる。
【書籍化】隻眼・隻腕・隻腳の魔術師~森の小屋に籠っていたら早2000年。気づけば魔神と呼ばれていた。僕はただ魔術の探求をしたいだけなのに~
---------- 書籍化決定!第1巻【10月8日(土)】発売! TOブックス公式HP他にて予約受付中です。 詳しくは作者マイページから『活動報告』をご確認下さい。 ---------- 【あらすじ】 剣術や弓術が重要視されるシルベ村に住む主人公エインズは、ただ一人魔法の可能性に心を惹かれていた。しかしシルベ村には魔法に関する豊富な知識や文化がなく、「こんな魔法があったらいいのに」と想像する毎日だった。 そんな中、シルベ村を襲撃される。その時に初めて見た敵の『魔法』は、自らの上に崩れ落ちる瓦礫の中でエインズを魅了し、心を奪った。焼野原にされたシルベ村から、隣のタス村の住民にただ一人の生き殘りとして救い出された。瓦礫から引き上げられたエインズは右腕に左腳を失い、加えて右目も失明してしまっていた。しかし身體欠陥を持ったエインズの興味関心は魔法だけだった。 タス村で2年過ごした時、村である事件が起き魔獣が跋扈する森に入ることとなった。そんな森の中でエインズの知らない魔術的要素を多く含んだ小屋を見つける。事件を無事解決し、小屋で魔術の探求を初めて2000年。魔術の探求に行き詰まり、外の世界に觸れるため森を出ると、魔神として崇められる存在になっていた。そんなことに気づかずエインズは自分の好きなままに外の世界で魔術の探求に勤しむのであった。 2021.12.22現在 月間総合ランキング2位 2021.12.24現在 月間総合ランキング1位
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