《コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!》帰ってきたのでお喋りしましょう。

門を通って真っ先に安らぎ亭に向かう。

「ただいま〜」

「ただいま戻りました」

「あ、おかえり〜、無事依頼はできた?」

「リィアさん、ルーナさん、無事でよかったです」

「ほらね、メアリー、二人は大丈夫だって言ったでしょ」

ミミさんとメアリーちゃんは元気そうだね。帰れてよかったぁ。もう會えなくなるかもって考えるとまた泣きそうになるよ。

「どうする?このままご飯食べる?」

時間的にはもう夜ご飯だが、私はみんなで食べたいと思う。

「せっかくなのでみんなで食べたいです」

「あたしはすぐ食べたいけど、仕方ないなぁ、リィアの言う通りにする」

「お姉ちゃん、いい?わたしもみんなで一緒に食べたい」

「今は忙しいから、もうちょっと待ってて、いい時に呼ぶから部屋で待っててもらえる?」

待っててくれるみたい。よかったぁ。

久しぶりに宿のベッドに座る。

「ねぇリィア、明日はどうする?ギルドに報告した後は……休み?」

「そうですね、明日は依頼報告のあとは、お金がるので買いしたいですね、食べとか、ルーナちゃんの服や裝備も新調したいし、頼りになりそうな道を買ったりしたいなぁ。ということで一緒にデートしましょう」

「いや、普通に買いって言いなよ、、わかった、じゃあ明日は買いね」

明日の予定が決まったところで、ミミさんが呼んでくる。

「リィアさん、ルーナちゃん、もう大丈夫だから一緒に食べよ」

みんなで席について聲を合わせる。

「「「「いただきます」」」」

今日のメニューはこの前私達が作った料理が多い。じゃがいもをメインにいろんな料理がある。

「この前作ったやつね、はぐっはふはふ、んっ、ん〜、味しい!」

「すごいです。私が作ったのより味しいですよこれ、」

「ふふーん!どうよ!そのふかし芋、私が作ったんだよ」

ミミさんがすごいドヤ顔をしているが、確かにこのふかし芋は絶妙なじで蒸されててホクホクしてる。

「このハッシュドポテトはわたしが作りました。親には危ないって言われたんですけど、お姉ちゃんと一緒にやるからって言ったらだったら一人でやりなさいって言われたんです。結局親と一緒に作りました」

「もう、うちの親もひどいよ、料理の練習しようとしたら失敗しても責任もって食べなさいとか、食材代は自分の小遣いでやりなさいとか」

ミミさんの親はよくわかってらっしゃる。

「リィアさん達は依頼中に何かありました?」

「村に行く途中盜賊に襲われてる馬車を見つけたね」

「え、大丈夫だったの?」

「リィアとあたしでパパっとやったよ、あ、それで、馬車の中にはこの街の領主の娘がいてね。焦った焦った」

「「ええぇぇ!?」」

「すごいかわいかったですよ、ミルフィ様、眼福でした」

そういえばこの世界に來てからと出會う率高くない?

「で、村に著いたら、、」

私達が依頼で、あったことを話す。

「そんなことが、よかったです、二人とも無事で」

「まぁ、冒険者には帰って來ないこともあるから、本當はあまりお客さんと仲良くなっちゃいけないんだけどね。結局は別れちゃうから」

「そうですね、ずっとここにお世話になる訳にもいかないですからね」

まぁ仕方ないとはいえ、ちょっとさみしいなぁ。

「今そんなこと考えてもしょうがないでしょ、あ、そうだ、明日、リィアと買い行く予定だけど二人も一緒にどう?」

「ん〜、さすがに行けないと思う。宿は基本的に休みがないから、ごめんね」

「わたしも行きたいですけど多分ダメって言われると思うので。でもでも、お母さんに頼んでみます。明日は無理でもいつか大丈夫な日ができるはずです」

メアリーちゃんは私達と行きたいようだ。あぁ、一生懸命なところがまた、いいね。かわいい。

「わかった、じゃあまた予定がいいときに行こうね」

ご飯を食べながらいろんな話をする。あぁ、楽しい。思わず笑ってしまう。

「どうしたの?急に、リィアってがちょっとアレだからよく分からないところで笑うよね」

「私の渾のギャグも笑ってたよね」

「お姉ちゃんのギャグで笑えるの!?」

「メアリー、その反応はちょっとお姉ちゃん傷つくよ」

「いえ、みなさんとこうやってお喋りするのが楽しくって思わず。って、ミミさんのギャグと私のいじられすぎですよ。私は普通です、ミミさんのギャグが面白いのは普通では?」

「リィアさんよく言った!でも私のギャグ、リィアさんにしかウケたことないんだよね」

「え?そ、そんなことないですよ。ミミさん、ほら、やっちゃってください。とっておきのやつを」

「えぇ〜、しょうがないなぁ〜、じゃあ、こほん、ねぇ聞いて聞いて、こないだの嵐で隣の家の屋がとんでったのよ、、何よそれ、すごい危ないじゃない、、やーねー」

「あははは、はぁはぁ、屋がとんで、やーねーって、ふふっっっ!んははは!」

「え?どういうこと?え?全然わかんなかったんだけど」

え、すっごく面白いのに。

「お姉ちゃん、ドヤ顔してるところ悪いけど、リィアさんだけだよ、笑ってるの。これからは一人でいる時だけにしてね」

「はーい。ってそれじゃあ虛しいだけじゃん」

「リィア、落ち著いて、はい、深呼吸」

「すぅーはぁー、すぅーはぁー」

落ち著いてきた。

「大丈夫?」

「だ、大丈夫です、んふふ」

あ、ダメ、思い出し笑いしちゃう。

「リィアさん、ところどころがちょっと殘念というか、個かというか。普段はすごいまともなんですけど」

「まぁそれがリィアさんのいいところでもあるけどね」

みんな失禮だな、私はいたって普通だよ、まぁでもところどころ殘念なのはしょうがないと思うんだ、だって、前世はコミュ障ぼっちで引きこもりだったし。

「リィア、あたしはそんなリィアも好きだよ」

ゴブリンの一件からルーナちゃんが素直に言ってくれるんだよね。嬉しい!

「ルーナちゃん、それあんまり勵ましになってないですよ。まぁ私もルーナちゃんのこと大好きですけど」

「仲いいですね、二人とも。」

「まぁ、私とメアリー程じゃないけどね」

「それは聞き捨てなりませんね」

「お互い大変ですね」

「そうだね」

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