《コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!》ギルドに報告と報酬

翌朝、私は今日の髪型について考える。昨日おとといがストレートだったから、今日は三つ編みにしよう。なんだかんだで一番時間かかる髪型だ。ちなみに一番まとまってるからきやすい。

あと、今日の服はちょっと前に服屋さんで選んでもらった服を著ている。今日は冒険しないからね。

「おはよう、リィア」

「あ、ルーナちゃん、おはようございます」

朝の挨拶は大事!

食堂に行って、ミミさんとメアリーちゃんにも挨拶をする。

「おはようございます」

「おはよ〜」

「おはようございます」

「二人とも早いね」

「これくらいは普通だよ、慣れだよ慣れ」

「わたしはまだお姉ちゃんに起こしてもらってますけど」

「毎朝メアリーの寢顔を見るために早起きしてるからね」

それはガチすぎでは?

まぁ私も似たようなことをしてますけどね?

「そういえばリィアも毎回あたしより起きるの早い気がする」

ルーナちゃんの寢顔は最高にかわいいんだよね。

「い、いやぁ、髪型の準備とか、いろいろあるので早起きしてるだけですよ」

本當のことを言うと怒られそうなので誤魔化しておく。

私達は朝ごはんを食べて、そのあと、冒険者ギルドに行く。

起きるのが遅かったからギルドに著く頃には二の鐘が鳴っていた。この時間帯はあまり混んでいないからちょうどよかった。

「あの、依頼完了の報告をしに來ました」

「よかった、お二人とも無事だったんですね。はい、しっかりと、、え?」

ここで解説すると、討伐依頼は討伐証拠部位をギルドに持ってくるか、依頼主の達完了の証明書があれば完了だ。もしそれが出來なければギルドマスターがギルドカードを見て最近の倒した魔がわかる能力があるのでそれで確認する。

今回私達は村長に書いてもらった証明書を提出している。そこには私達が大量のゴブリンとゴブリンキングと戦ったことが書いてある。

「これは本當ですか?々お待ちください。ギルドマスター」

付のお姉さんがギルドマスターを呼びに行く。

しばらくして、ギルドマスターと一緒に付のお姉さんが戻ってくる。

「この証明書にはゴブリンキングと書いてあるが、本當か?」

このギルドマスターすごいごついからちょっと怖いんだよね。あのゴブリンほどじゃないけど。

「多分本當だけど、あたしもリィアもゴブリンキングを見たことがないからもしかしたら違うかも、一応証拠はあるよ」

「見せてもらってもいいか、一応ギルドカードも見せてくれ」

「あの、ここじゃあれなのでどこか広いところありますか?」

「こっちだ」

の解倉庫と書かれた部屋に行く。

「みたところ手持ちにはなさそうだし、空間魔法か?空間魔法を使えるなら冒険者の引く手あまただろうし商人にもなれると思うのだが。いや、詮索はよくないな、すまない」

なんか一人で疑問を抱いて一人で解決してる。これもぼっちあるあるだよね。自問自答。最近はすぐに検索できるから便利だよね。

私はバッグからゴブリンを出す。

ギルドマスターはバッグから出すことに驚いていたが、出てきた魔に興味がうつる。

「ん?これは!ゴブリンキングか、いや、ゴブリンクイーンだな」

え?あれクイーンだったの?というか別れてたんだ。ゴブリンの上位種をまとめてゴブリンキングとかってじになってるのかと思ってた。見た目からもよくわかんなかったし。ってことは倒したゴブリンはメスだったってことだよね。

「オスメスの違いもあるが、特徴も変わってるんだ。これはゴブリン研究家が出版した本に書いてあったのだが、クイーンだと仲間意識が強く、巣のゴブリンに手を出すとクイーンが死ぬ気で襲いかかってくる。キングだと手下と戦ってる時にキングが逃げるので全滅させるのが難しいと、どっちも厄介だ」

あぁ、だから死ぬ気で來たんだね。でもキングよりはよかったかも、逃げられたらめんどうだし。

「にしても本當にゴブリンクイーンを倒すなんて、とりあえずおまえらはDランクだな。実力的にはC以上ねぇとおかしいが規定で一気にランクを上げられなくてな、あとで付にギルドカードを渡せば手続きする」

「あの、これ、どうしたらいいんですか?」

「あぁ、ギルドで買い取らせてもらう。依頼の不備もあったし追加報酬だな、普通クイーン級がいるならある程度の上位種がいるし何より大量にゴブリン達がいたはずだ。二人で相手出來るやつじゃねぇから……」

ギルドマスターは報酬についてぶつぶつ言い始める。

「常備依頼の魔も狩ったから算できる?」

他のギルド職員が付してくれて、そのまま査定してくれる。

「すまねぇ、この場じゃ金額が定まんないからまた明日來てくれねぇか?」

「わかりました」

冒険者ギルドを後にして買いしに、いろいろ街をまわって行く。

まずは食料関係(出店で味しそうなやつやサンドイッチなど)を買っていく。

「リィア、あれ味しそうじゃない?

あれもいいね

リィア、これは絶対買っていこう、絶対味しいから」

食べ関連だとルーナちゃんのテンションがちょっとおかしくなるんだよね。むじゃきではしゃいでるルーナちゃんかわいいです。はい。

次に服屋さんに行く。また魔境に來てしまった、今回はルーナちゃんも一緒だから心強い。

と思っていたが、、

「いらっしゃいませ!本日はどのようなのをお求めですか?」

「え、えっと、あたしに、似合う服と、リィアの、この子のもお願い」

ルーナちゃんが店員さんの勢いとお店の雰囲気にあてられて張しているようだ。

「お客様方かわいらしいですね、選びがいがありますねぇ」

そして1時間後、私達は著せ替え人形にされながらもなんとか魔境から帰還する。

「すごかったね、リィア、すごい疲れたよ。でもかわいい服選んでもらったね」

こういうセンスが必要なやつはその道のプロに頼んだ方が早いしいいのを選んでもらえる。

「私なんかどこから持ってきたのかわからない小とか持たされましたからね」

「なんか二人で並んでとか、おそろいコーデとか」

「結局おそろいコーデは買いましたね。今度一緒に著ましょう」

「そうね」

ルーナちゃん照れながらも嬉しそう。かく言う私もすごい嬉しい。絶対著る。

お晝ご飯を適當なところで食べてそのあと、日用雑貨や、マナポーション、できるだけ軽い裝備(ルーナちゃん用)などを買い揃えていく。

「やっぱりマナポーションは高かったね、1本で銀貨2枚って」

「ですね、でも私達にとって魔法は一番大事なので」

「それにしても結構買ってたよね、お金大丈夫なの?」

ん〜、正直ありすぎて使い道があんまりないからこういう裝備や、道を揃える時に惜しみなく使って行きたいね。

「お金は大丈夫ですよ、どうせまた報酬でもらえると思いますし。あ、そういえば、ミルフィ様の家に寄らないと」

「そういえば言ってたね、今から行く?」

「そうですね」

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