挨拶が終わってから1週間が経った。

「優人〜好き〜！」

「ヤバい…可い過ぎる…」

しかし今日は教育実習があるので早く行かなければいけない。

「菜は今日仕事ないの？」

「うん！イチャイチャできるよ！」

菜は笑顔で答えるが、優人は素直に喜べず學校へ行った。

「教育実習生の五十嵐優人です。今日はよろしくお願いします。」

「優人君、今日から実習生も先生と呼ぶから優人先生だね。」

優人先生…心の中で何回か唱えたが、とても良い響きだ。

「優人先生、まずはコピーの仕方、育館の使い方だね。」

「はい！」

優人は高校の育を教える先生になる予定で、教育実習の擔當も育の先生である。

「もしかして教育実習の先生?!」

「そ、そうですけど？」

「キャー！かっこいい！」

優人は高校生からの印象が良いらしく、特に子に囲まれてしまった。

「いい生徒ですね。」

「そうか？あいつらすごい面倒くさいと思うが…」

育館は、意外と綺麗で広かった。

「先生！準備しときました！」

「うむ。最初に教育実習の先生を紹介しよう。」

生徒達の前に立ち、自己紹介を始めた。

「五十嵐優人です。よろしくお願いします！」

「イケメンだぁ〜！」

「よろしく〜！」

今回の容は、バスケらしい。

「優人先生はバスケやってたの〜？」

「俺はね、高校までやってたよ。」

「やっぱり〜？長高いしかっこいいからそうだと思った〜！」

やはりここでもモテてしまう。

「先生〜！俺と勝負しよーぜ！」

「えぇ〜、しだよ？」

優人はしばらくバスケをしていなかったが、意外とが忘れていなかった。

「先生強え〜！」

「優人先生？」

育の先生が近づいてきた。

「すいません！すぐ戻ります！」

「いいんだよ。生徒の相手がいた方が楽しいよ。」

優しい先生と生徒に恵まれた優人であった。

to be continued…