《付き合って結婚した後》ババ抜き知らない?!
「それで菜、調は大丈夫か?」
「大丈夫よ〜!あんなの何ともないわ!」
水族館から帰って、今はホテルの広間で同級生達(優人、優梨、菜、芽、2人の両親、翔、真奈、空、財前、百合菜、優樹菜)で話している。
「なぁ〜早くトランプしようぜ〜!」
「翔、今は修學旅行か!」
そろそろ話のネタもなくなってきたので、トランプをすることにした。
「何すんの〜?」
「ババ抜きしよーぜ!」
「ほぇ?ババ抜き?」 
百合菜がババ抜きに対してよく分からなそうな反応を見せた。
「まさか…百合菜ってババ抜き知らない…?」
「逆に知ってるの?」
「え?」
「ほぇ?」
「は?」
「ふぇ?」
しばらくこのやり取りが続き、1から百合菜にルールを教えてあげた。
「それでな…相手の目を見て…こう…見極めるんだ…」
「ちょっと!照れるじゃないの!」
「バカっ!何勘違いしてんだよ!」
目を合わせることを恥ずかしがる百合菜と、相手をする優人が外から見るととてもイチャついているように見えるので、菜が怒ってしまった。
「もぉ〜!優人、私もルール分からないから教えて〜!」
「はぁ〜?お前さっき堂々とやってたろ!」
「そうだぞ〜優人、ちゃんと菜ちゃんに寄り添ってあげろ〜!」
「はぁ〜疲れたぁ〜」
「私だって疲れたぁ〜!」
ババ抜きの後も話が続き、夜になって部屋へ戻った。
「菜、お風呂行く?」
「行く〜!その後はコーヒー牛ね!」
「ご機嫌だな…」
そんなこんなで、風呂場へ向かった。
to be continued...
ヤンキーが語る昔ばなしシリーズ
ヤンキーが語ってます。
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