《付き合って結婚した後》まさかの

「いってきまーす!」

「おい、どこ行く?!」

「収録よ〜!」

菜は最近無理し過ぎだ。

「駄目だ。休め。」

「やだぁ〜!今日は楽しみにしてたバラエティなの!」

「でもな…」

菜のわがままは手強い。優人はあまり負擔にならない事をすると約束させて、テレビ局へ送ってあげた。

「本當に気をつけろよ。」

「大丈夫よ〜!」

その日の夕方ー

遅いな…菜、大丈夫かな。

突然、電話が鳴った。

「はい、優人ですけど…」

「優人さん?!やばいっすよ!あ、ケイです。」

何やら、テレビ局であったらしい。

「今すぐ病院來てください!位置報送りますから!」

菜の事…って電話切るな!」

送られてきた位置報は、テレビ局近くの総合病院であった。

「あのっ!菜の夫です!菜はどこに…?!」

「え、あ…2階に登って1番近い部屋です…っていない?!」

優人は走った。何度も壁にぶつかり、転んで。

部屋のドアを開け、菜!とんだ。

「優人…」

「大丈夫だったか?!急に呼ばれたからお前…おい…?」

菜は泣いていて、鼻が真っ赤だった。

「優人…ごめん…私…ごめん…」

菜…?」

よく見ると、菜の膨らんだはずのお腹が戻っている。

菜?!もしかして産まれたのか?!ごめんな!俺、そんなだと思わなくて…」

まだ全然期間があるのに、産まれるはずがない。

「違う…違うの…ごめんね…ごめん…」

そんな…バカな…噓だ…噓に決まってる…

優人は察してしまった。最悪の事態を…

「おい…菜…まさか…」

「ごめんね…駄目だったみたい…」

その後、看護師の人が來て全て話してくれた。菜は仕事などを無理してに負擔をかけたため、子に悪影響を與えてしまい、死産になってしまったらしい。

菜…ごめんな…俺が止めてれば…」

「…」

菜はまだ話せないようだ。

そこに、姉の芽が走ってきた。

菜?!」

「おね…ちゃ…ん…」

「馬鹿野郎!てめぇ!どうして止めなかった?!私は言ったぞ?!止めてやれって!」

優人は毆られ、その場に倒れた。

「すいません…全て…俺の責任です…」

「當たり前だ!菜は私が引き取る!お前はもう家族じゃない!」

優人は抵抗せず、數日後に菜が引き取られてしまった。

to be continued…

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