「菜…これでよかったのか？」

「當たり前よ！あんな家族、捨ててやるわよ！」

今日の菜は何かおかしい。

「優人、私何か作るわ！」

「いや…今日は外食にしようか。」

「え…うん…」

近くのファミレスへ來た。

「菜、何食べる？」

「私は〜ハンバーグ！」

「ずいぶん子供らしいの選ぶな…」

この子供らしい菜も、久しぶりに見る。可い。おしい。

「優人、ドリンク取ってきていい?!」

「おぉ、いいぞ。俺注文しとくから。」

ドリンクバーと菜…そして、周りの子供達…菜の可いさが映えるな…

「おねーちゃん、もしかしてテレビ出てる？」

「そうよ〜！見てくれてるの〜？ありがと〜！」

待て待て、今菜に子供を見せたら…

菜は席に戻った瞬間、泣き出してしまった。

「優人…やっぱり思い出しちゃう…」

「そっか…しばらく仕事はやめといたら？」

「そうだね…」

家に帰ると、2人共すぐにベッドへ倒れてしまった。

「おやすみ。」

「なぁ菜、もう一度作らないか？」

菜の上に乗り、目を見つめた。

「ごめん…私、まだその気になれない…」

「駄目…か…？」

「ごめんね…もうし待って…」

菜は悲しそうな目を見せないように、目をそらした。

「そっか…そうだ！明日デート…しないか？」

「…」

久しぶりに2人の時間を作ろうと思って言ったが、既に寢てしまっていた。

「可い寢顔。」

菜の顔をそっとでて、優人も眠った。

to be continued…