《付き合って結婚した後》優人と菜、家を買う。

2人は久しぶりに散歩することにした。

「優人〜!公園行こ〜!」

「公園あるかな〜、ないと思うぜ?」

菜はどうしても公園に行きたいらしく、走っていった。

川崎街道を曲がって小さな道を歩く。

「ねぇ!そろそろ引っ越さない?!」

菜が指さした場所は、不産であった。

「仕方ねぇな…見るだけだぞ。」

「えへへ〜!アパートかな〜!」

「期待すんなって…」

ると、社員の人がテーブルへ案してくれた。

「もしかして、ヒナさんですか?」

「えへへ〜やっぱりバレた〜!」

「お前なぁ…」

いつものように菜が持ち歩いている紙に2人のサインを描いてあげた。本當にいつも紙持ち歩くのは恥づかしい…

「今回はどのような件を?」

「あ…いや、別に決めてはないんですけど…」

産の人は、ニッコリして資料を持ってきた。

「この機會に、家建てませんか?!」

「いや…アパートとかを…」

「この土地!凄いんですよ!」

その土地は、値段の割に小、中學校の近くで、矢野口駅の近くであった。

「いいわね!ここにしましょ!」

「あのな菜…そういうのはもっと真面目にだな…」

よく考えてみると、実家にも近く子供が出來た時は駄菓子屋も近くてとても好條件なのだ。

そして菜の上目遣いが炸裂。

「あの…ここに…します。」

「ありがとうございます!それでは手続きを!」

「ありがと。」

菜が耳元で囁いた。

こうして、かなりあっさりと決まってしまったのだった。

to be continued…

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