《付き合って結婚した後》飲み會前編

授業が終わり、放課後になった。

「優人せんせー!放課後何するんですか〜?」

「駄菓子屋行きましょー!」

「お前らなぁ…學生だろ、家で勉強しようぜ…」

生徒達が中々帰らないので、今日は遅くなると菜にメールが出來ない。

「先生って子どもしいですか〜?」

「ばか!優人先生の奧さんこの前ニュース出てただろうが!」

この前菜の話をしたので子供についてはクラスの中でタブーとなっていた。

「大丈夫だよ、菜も最近明るくなってきたから!」

「すげぇ〜!菜って呼んだ〜!」「家でも菜って呼んでるの〜?!」「なんかいいわね〜!」

みんなが盛り上がっている間に抜け出して、職員室へ向かった。

「優人先生!6時くらいによろしくお願いします。」

「はい!よろしくお願いします!」

そうだ、飲み會があるので菜へ連絡しなければ。

菜に電話をかけた。

「もしもし、優人?」

「あのさ、今日先生達で歓迎會を兼ねて飲み會があるんだけど遅くなって大丈夫?」

し間があいて、答えが返ってきた。

「大丈夫よ!夕食要らないわね?」 

「ごめんな!明日は早めに帰るから!」

何故し間があいたのだろうか。もしかして、菜は本當は…

「彼、ですか?」

「柊先生?!違いますよ!」

「えぇ〜?でも早めに帰るとかいっましたよ?」

柊先生はじーっと優人のことを見て怪しんでいた。

「妻…ですから…あはは。」

「優人先生って結婚してたんですか?!」

柊先生の後ろから幸田こうだ先生(し年配で優しい先生)も出てきた。

「意外ですな〜!」

「ぶっちゃけ、この學校で可いと思うの誰ですか〜?」

「そ、それは…」

一瞬、姫乃先生の顔が出てきた。

いやいや、俺には菜がいる。

「その話は飲み會でしましょうよ!」

「そ、そうですね〜!」

居酒屋は、立川駅周辺の店にした。

「いやぁ〜、今日も混んでますね〜」

今回のメンバーは、優人と柊先生、幸田先生、庭野先生(暗な先生)、姫乃先生、有棲川先生(結構気でギャルってじ)の6人だ。

「注文何にします?」

「とりあえずビールで!」

酒に弱い優人は、ジンジャエールにしてもらった。

「優人先生はお酒飲まないんですか?」

「お酒弱いんで…あはは…」

飲みと一緒に來たのは、焼き鳥とちょっとしたおつまみであった。

「では、優人先生と姫乃先生を歓迎して、乾杯!」

「「かんぱーい!」」

「そう言えば聞いてくださいよ〜」

「はいはい、また愚癡かね。」

會が始まると同時に、一気に周りの雰囲気に圧倒された。

後編へ続く

to be continued…

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