優人達は海に來ていた。

「優人〜！海らないの?!」

「絶対やだね！」

そう、優人は泳げないのでずっと砂で遊んでいるのだ。

「もしかして、まだ泳げないのか？」

「なっ…！そ、そそそそそんな事あるわけないだろ?!」

「優人君、まだ泳げないの？」

優人はムカついたので泳ぐ事にした。泳げないが。

「見てろよお前ら！俺だって泳げるんだから！」

「お、おいあまり無理すんなって」

育教師になっただけに、昔よりはコツが分かっていたがやはり沈んだ。

「おい?!大丈夫か?!」

「沈んでるわよ?!」

優人は見事なまでにそのまま底に著いてしまった。

「助けなきゃ！」

「優人君大丈夫?!」

助けられた優人であったが、気絶していた。

「優人！」

「息はしてる！ただ意識がないだけだ！」

菜は大聲で泣きながら、優人を揺さぶる。

「優人…起きて！そうか…人工呼吸！」

「だから、意識が無いだけだって…」

菜が口をつけようとした時、優人が意識を取り戻した。

「ま、待て！菜！起きてる！今起きたから！」

「優人…良かった…」

気づいたら菜の鼻が當たりそうなくらいスレスレに近づいていた。

「お前、何しようとしてた?!」

「な、何もしてないわよ！」

「人工呼吸だろ〜？」

「うるさいわね翔！」

とりあえず菜が心配してくれたという事が伝わって來たので嬉しかった。

「そうだ、お腹空かない?!海の家行こうぜ！」

「いいね〜何食べる？」

「私かき氷〜！」

「じゃあ私もそれで…」

かき氷が屆くまで雑談する事にした。

「私達って來年にはママ友になるのね。」

「そうね〜！楽しみ〜！」

今思うと、菜のお腹はし膨れていた。

「真奈ちゃんまたおっぱい大きくなった〜？」

「そ、そう?!やっぱり赤ちゃんの影響けるのかな？」

かき氷が屆いた。

「ん〜！おいし〜！」

「「か、可い…」」

この後も海で遊びまくった。

to be continued…