《付き合ってから結婚するまで》登校途中
前回の次の日ー
いつもなら登校途中に菜に抱きつかれるのだが、今日は優人を追い越して吹部の友達と話していた。
「後輩くーん!」
「今日は通學路変えて來ちゃった!」
波先輩だった。
昨日の事件のせいで優人は複雑だった。
「ねぇ、今度一緒に出掛けない?」
「すいません、俺忙しいんで。」
「いつでもいいから!合わせるよ?」
突如後ろから手を引っ張られた。
「優人!ちょっとこっちこい!」
「お、おい!」
翔達だった。
十分周りの人から距離がある事を確認すると、話を始めた。
「お前正気か?」
「菜ちゃん泣かせておいて次は波先輩かよ!」
祐一はスマホを見せた。
そこには週刊ウチの學校というタイトルの非公認である校新聞があった。
丁度昨日更新日だったらしく、代々け継がれている新聞部のホームページから確認出來るのだ。
「お前、波先輩と付き合ってるって書かれてるぞ。」
「はぁ?!誰がそんな事…」
食堂で2人を撮っていた生徒の事を思い出した。
「お前どうせ菜と付き合ってたんだろ?」
「違う、俺達は…」
「そういうのいいから、本當の事を言えよ。」
そろそろ言ってもいい時期なのだろうか。
「そうだよ、菜と付き合ってるよ!でもどうすればいいんだよ!」
優人は訳分からず気づいたら走っていた。
to be continued…
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