真奈と翔の仲を深める為にダブルデートに海へやってきた4人だった。

そこに現れたのは生徒會メンバーと菜の姉だった。

「何でおねーちゃんいるの?!」

「別になんでもいいだろ。」

「じゃあ來ないでください。私の會長なんで。」

「いやぁ〜、の子に囲まれて嬉しいね〜」

どうやら、あの3人は仲が良くよく遊びに出かけているらしい。

「おねーちゃんって生徒會なの？」

「一応な…コイツらのために仕方なく。」

「いーや芽はな、自分から頼み込んできたんだぞ。」

「それだけは言うなって！」

芽さんはツンデレなのかな。というか、厳しいのは優人に対してだけな気がしてきた…

「ねー、私達デートしてくるから真奈ちゃん達2人でしばらく遊んでて！」

「えぇ?!菜ちゃん?!」

菜は翔と真奈を取り殘して巖に隠れてしまった。

「おい何でデート中にデートすんだよ。」

「いいから！ここ來て！」

菜の作戦は、取り殘して2人きりにする作戦らしい。

これではダブルデートで恥ずかしさを無くせてないと思うが。

「真奈ちゃん！砂の城作ろーぜ！」

「う、うん！」

2人は砂浜の端で城を作り始めた。

しかし、地味だ。

「も〜！これじゃあロマンチックとか無いじゃない！」

「いや逆に海水かけあったりすると思うか？」

「それよ！！」

菜は2人の視界にる場所に行き、優人に思いっきり水をかけた。

そして、真奈と目が合うと真似しろと目で訴えた。

「翔君、海らない？」

「おお！ろー！」

運良く翔から真奈に水をかけたので、上手く雰囲気が良くなってきた。

「よっし！作戦功！」

でも、なんか…違うような…？

ウチもデートで來てるのに…

to be continued…