《付き合ってから結婚するまで》勝手に約束

海へ行った次の日。

芽はあるお願いをしに菜の元に向かった。

菜、頼みがある。」

「おねーちゃん?」

菜にとってさ…付き合うってどんなじ?」

そう、お願いとは一足先に際をしている菜に助けを求めるという事だ。

「なるほど。おねーちゃん、好きな人いるんだ。」

「間違ってはないけど。で、どうなんだ。」

「う〜ん、幸せ♡」

菜は幸せそうにニコニコして、からかうように芽を見る。

「私でも…付き合えるかな。」

「もしかして、會長とかだったり?」

「否定はしないけど。正解とも言わない。」

やはりバレていたのか。

「私が代わりに伝えてあげようか。」

「そ!それだけは…辭めてくれ…」

「この弱者が〜」

「なんか似た事言われた気がする。」

どうにかしてこの気持ちを解決したい。

「告白してみたら?」

「へぇ?!そそそそそんな事しないから!」

「ねぇ、私と優人とを繋いでくれた恩を返させて。」

菜は夏祭りのポスターを渡した。

「私、優人とデートするから2人も行くの。」

「私なんかと…行く訳ないだろ?!」

「もう約束しちゃった。」

なんと、菜は好きな人を當てるだけではなくそのデートまで計畫していたようだ。

「まったく…」

「あ、でも私達も初めての2人きりデートだから別々ね。」

「どうすんだよ?!デートなんて…」

「おねーちゃん、私には熱いアドバイスしてくれたのに。この無し。」

自分の事になると急に様子が変わる芽に菜は呆れていた。

to be continued…

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