《付き合ってから結婚するまで》芽達の夏祭り

夏祭りで菜達がとても盛り上がっている中、芽の方はと言うと、何も果を得られなかった海でのデートを取り返すべく、頑張っていた。

「空…!浴、どうかな?」

「めっちゃ可いよ。」

空は普通にシャツにズボンと、何も特別な服裝ではなかったのでしがっかりした。

「空は普通なんだな。」

「いやー、芽が可い服裝するなら俺も考えれば良かったな。」

芽は空の可いという言葉に異常に反応して、喋れなくなってしまった。

「なんかお腹空かない?」

「じゃああそこの大判焼きとかどうかな。」

「え?今川焼きだろ。」

「いーや、絶対に大判焼きだから!」

やはり2人きりでもいいじの雰囲気とは遠く離れている。

結局はただの友達程度の話しか出來ない。

別にまだ付き合っている訳では無いが、これでは脈すらない。

「あれ、前にいるのお前の妹じゃない?」

「ほんとだ。デートかな。」

「なんか俺達もデートみたいだよな〜」

「は、はぁ?!デートじゃないし!」

芽はずっと待っていたはずの言葉に張しすぎていつも通り返してしまった。

「ごめん…」

「いや!私の方こそ…」

々あり、ついに花火が始まった。

「始まったな〜!」

「夏ってじだな。」

空ははしゃいで楽しそうにしている。

「あぁぁぁぁ〜!!!見て!」

「見てるっての。」

「今の!なんか校長先生のヅラそっくりな花火じゃないか?!」

「いや、一瞬だったから。」

空は校長先生のカツラそっくりな花火をもう一度探した。

「なぁ!見てみろ!今の!」

「だから私にはわからないって…」

しかし、空と無事に花火を見られて幸せだ。

芽、ありがとうな。」

「うん?」

「俺、好きなんだ。」

「はぁ?!何言って…」

空は芽の肩を抱き、笑顔を見せた。

「こうやって友達と夏祭りとか行くの好きなんだよな。」

「友達…か…」

芽は友達という言葉に反応し、心がもやもやする。

「あー!芽!優人達いるぞー!」

「もう…鈍なんだから…」

to be continued…

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