《【意味怖】意味が分かると怖い話【解説付き】》自販売機
深夜に目が覚める。もうすぐには寢付けそうにない。
のどが渇いたので飲みでも買おうと思い、時間つぶしの散歩がてらに近くの自販機に來た。
すると、反対側から小學生くらいの男の子が私の橫を走り抜ける。
こんな時間に?と思いながらジュースを買って帰ろうとすると、またしても人影。
今度は大人ので、
「あの、息子を見ませんでしたか?」
と焦った様子で私に聞いてきた。
私は寢起きだし早く家に帰りたかったので、見ていないと答え、その場を去った。
後日、近所で殺人事件があったと知った。
なんでもある母子家庭の母親が自宅で殺されたらしい。
ただ、子供はなんとか近くの番に逃げ込み保護されたそうだ。
他人事ながら無事で良かったなと思う。
(↓解説はこのまま下にスクロールしてね↓)
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解説
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走ってきたは、実は殺人の犯人。
母親を殺したあと子どもには逃げられてしまい、その後を追っていたんだよ。
そこにたまたま居合わせた語り手が報を渡さなかったことで、男の子は命拾いをしたということだね。
意図せずとはいえ、男の子を助けられてよかったね。
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