《コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!》ダンジョンの中なのに自然があふれています

休憩が終わり、いよいよ中層にある特殊な環境の階層へと進む

「いよいよ次の層ね」

ダンジョンの階段がいつもより長くある程度降りると全く違った景が広がっていた。

下まで降りるのにはまだ高い位置にあるけど、天井が白く輝いていて、下(地面)には植が生い茂っていた。また、大きな空間には支えるような柱が均等にあり、地下の世界というじだ

のない真っ白な空間に広がる自然に目を奪われる

「す、すごいですね」

「わぁ!ほんとに全く雰囲気が違うんだね」

「地下にこんなところがあるのだな」

「思ってたよりも広いわね、しかもこれが続くなら一層ごとに相當下に行くことになるわよ」

「この中を飛んでいきたいです!が、飛び回れるほど広くはないですね」

一応この中に中継拠點があるらしいので地図を見てそこを目指す

「うわっ、魔も全く新しいのね」

急に花が襲いかかってきたり、ツルがびてきて絡み付こうとしてきたり、植系の魔が多く蟲系統の魔も數多く出てきた。

「ジメジメして気持ち悪いのだ」

「出てくる魔も気持ち悪いです」

まだ脅威になるほどの魔は出てきてないけど、ひたすら見た目が気持ち悪かったり、音がうるさかったり、またもや神的にきついのが出てきた

「浄化魔法は必須だね」

「出てくるやつは全部燃やしちゃいます」

私がビビっている間にテナちゃんがすぐ倒してくれるので本當に頼もしい。

「さすがにリィアがけないと私一人じゃきついから助かるわ、テナ」

「えへへ、これくらいは當然です。でもいくつか食べてみましたがどれもあんまりでした、外で売ってたおとかはまだ先なのでしょうか?」

「食べたのね‥‥‥まぁまだ魔獣系が出てきてないから他の階層なのかもしれないわね」

早いところこの階層を抜けたい、羽音が常に聞こえるし水滴がに落ちるだけでびっくりするしなんかデカいし

怖くてルーナちゃんにずっと手を握ってもらってる

一応遠距離魔法で倒してるけど前衛のテナちゃんやサーティアさんと比べるとない

後で二人には謝として何かしてあげよう

「あ、見て、あっちに味しそうなのがあるよ」

ジメジメして気持ち悪い魔が多かったけど、そんな中でも味しそうな果を発見した。

カラフルな見た目でみずみずしそうだ。

「勝手にったり食べちゃダメよ?こういうのはちゃんと毒があるか調べないといけないんだから」

なくとも我は知らないのだ」

「私も初めて見たわ、ここは獨自の植や魔がいそうね」

こんなことならこのダンジョンに詳しい人でも雇えばよかったかな

「わぁ〜!これ甘いですよ!味しいです」

みんなが慎重になっている中、テナちゃんはパクッと食べてしまった。

「ちょっ、テナさっき危ないって言ったばかりでしょ?」

「すみませんつい、味しそうだったので、それにドラゴンは植の毒程度なら平気ですそれこそ毒の木のみを一日中食べたりしなければの中で溜まることもないので」

「ほんとに丈夫よね」

「それじゃあクロエさんもそういうのには強いんですか?」

「わざわざ我は危ない知らない食べは食べないが、まぁ今まで食當たりになったことはないのだ」

「サーティアは‥‥‥」

「私は森で探索して帰ってくる頃に調子が悪くなって小さい頃は何度も怒られたわ」

でもこういう時ってどうすればいいんだろう?

食べていいかどうかなんて実際食べてみないとわからないんじゃないのかな?

「テナは丈夫だからいいとしても私達が食べていいかはまた別の話だわ、こういう時はまずれずに採って‥‥‥」

サーティアさんは用に剣で木のみを採る

し切ってってもし赤くなったりくなったりしたら危ないわ、何もなかったら慎重に口にれて変な味や刺激がなければ飲み込んでいいわね」

「なるほど」

味しそうだから食べれるといいなぁ」

サーティアさんが実際に確認して果を口にれる

「どうなのだ?」

「ん!これは本當に味しいわね!特に変なところもないから多分食べられるわ」

「早く我にも食わせるのだ!」

「慌てないの、今採ってきてあげるから」

そしてそのまま私達は木の下で休憩することにした

見つけた果をは本當に味しくてさわやかな甘味とをうるわしてくれるくらいのみずみずしさがあった

「でも街でこんな果売ってませんでしたよね。味しいのになんで売ってなかったのでしょうか?」

「多分だけど採ってすぐ食べないと味しくないとかじゃないかしら?」

確かに、それなら納得した。持ち帰ろうとしても瞬間移はできないし、保存方法がわからなければすぐに食べるしかないもんね

「それじゃあ私には関係ないですね、いくつか採っていきましょ」

「リィアって本當に便利なもの持ってるよね」

いくつか追加で採っておいて後でまた食べることにした

「そういえばこのダンジョンって全然罠ないよね。上層は地図があったからその心配はほとんどなかったけど、特殊階層は詳しい地図じゃないからそういう危険もあるとおもってたんだけど」

ルーナちゃんがそう言った途端地面と周りが揺れ出す

え、もしかしてこれって‥‥‥フラグだった?

「わざわざ罠を作らないでそういう魔が出てくるってことみたいなのだ」

通ってきた道は塞がれ、果のなっていた木を中心に無數の手と緑の壁に囲まれ、飲み込まれようとしている

「そりゃあ誰もこの果を持って帰れないわけだわ」

私達は逃げる間も無く閉じ込められてしまった

    人が読んでいる<コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください