《付き合って結婚した後》浮気?

今日はかなり大型の臺風が來るという事で、優人の學校は教師含め皆帰宅となった。

「せんせーさよなら〜!」

「おお、気をつけろよ、」

「先生、殘業頑張ってなー!」

「俺も帰れるから。ホワイト校長サイコー!」

姫乃先生が職員室に行くまで著いてきた。

「あの、雨凄いですね。」

「そうですね、菜大丈夫かな…」

「大好きなんですね、奧さん。」

柊先生も合流した。

「お疲れ様でーす!」

「柊先生歩きキツイですよね。」

「いやぁ、これから酷くなるからね!」

臺風が既に接近していて、雨の勢いが強かった。

車で向かったが家への道のりでも前が見えずに怖かった。

家に著くと、菜の靴があった。

早めに帰れたのでし脅かしてやろう。

しかし、何か変な聲がする。寢室からだ。

だんだん聲が鮮明になってきたのと同時にし不安になってきた。

「…ぁ…んっ…」

苦しそうな聲かと思ったが、これはぎ聲だ。ベッドの軋む音からそれは更に確信へと変わった。

浮気だ。

「…ちゃん…可いよ…」

「…んっ…」

男の聲もする。優人は吐き気がしてバレないように車へ戻り、吐いてしまった。

「何でだよ…何で!」

もう何も考えられなくなり、しばらく車で眠った。

起きると、もう9時だった。

急いで帰ると、菜が料理を作って待っている。

「おかえり!」

「ただいま…」

「ねぇ!ご飯にする?お風呂にす?それとも…」

菜の嬉しそうな顔と、さっきの記憶が蘇ってきて々混ざり、吐いてしまった。

「大丈夫?!ごめん!変な事言ったよね…」

「いや、気にしないで。」

どうしても顔を合わせられない。

「今日ね、デザート作ったの!あ、デザートは私じゃないよ?」

菜は笑わせようと冗談を言ってくれたが、また吐いた。

菜…俺はお前が好きだ…」

「うん…私も。」

背中をさすってくれて、抱き締められた。この行は、演技なのだろうか。

「ごめん、忘れてくれ。ご飯食べようか。」

「うん…そうだね!」

夕食は意外と普段通りだった。

「あのさ、今夜営みと言うか…その…」

「もう妊娠3ヶ月目だろ?の負擔考えてくれ、な?」

「うん…ごめん。」

菜には悪いが、そういうのは吐いてしまいそうで気が乗らない。

それに、菜のの為にも余り負擔はかけられない。

「じゃあさ、旅館!旅館行こうよ!」

「う〜ん…仕事休めたらな。」

もう、今日は寢たい。結局朝まで興信所の事や離婚の事を考えてしまった。

to be continued…

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