《コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!》兇暴化した魔

クロエ視點

リィアが全速力で行ってしまった。天使の狀態になるなんて久しぶりにリィアの本気をみた

「よし、我らも魔を倒しに行くのだ」

「ここからは慎重に行くわよ」

周りに出てくる魔はこれまで同様苦戦することなく倒す

「むぅ、魔は問題ないが道が複雑なのがもどかしいのだ」

「私ももっとすんなり行けると思ったんですけど、壁ごと破壊できませんかね〜」

とはいえ確実に進んではいるので次の階層への階段を見つけることができた。

「この様子じゃリィアを待った方がいいんじゃない?リィア、すっごく速かったし、戻ってくるのも速そうだけど」

「いや、そういうわけにもいかなくなったのだ。この階層に、何かがいるのだ」

探知魔法で知したのは今まで現れてきた魔ではじえないような莫大な魔力

まだ遠くの方ではあるが確実にここにいる

「な、何かきてます。こっちに」

テナもその気配をじ取ったようだ

「みんな落ち著いて、こんな狹いところじゃ戦えないわ。せめて道が差しているところまでいきましょう」

そして早急に作戦會議も始める。

「敵の數はおそらく一なのだ」

「強敵ならリィアを待って時間稼ぎが最適ね、とにかく生きること、ルーナはできる限り回復を優先ね」

「テナは無理せずに引くのも考えたほうがいいのだ」

「クロエはいつも通りでっかい一撃を頼むわ。できそうになかったら私とテナを援護して」

リィアがいない強敵は無理せず時間を稼ぐことが一番なのだ。

わたし達だけで倒せたとしてもおそらく損害は出てしまう

「わかったのだ」

探知魔法でやつがどんどん近づいてくるのがわかる。どうやって迷わずに來ているんだ?

それとも壁を破壊したりしているのか、迷いながらも速すぎるだけなのか、

わたしは魔が來る前に魔法の準備をする。素早い相手だと思うがダンジョンは狹いので當てやすいはず

「來ました」

想像以上の速さでこっちまで迫ってきた、テナがそれに迎え討つ

現れた魔は獣型なんだが強い魔力を帯びており、や雰囲気も明らかに普通ではなかった。そもそも今までに見たことがない魔

しかもダンジョンの階層を超えてくるなんて聞いたことがない

狹い空間を縦橫無盡に駆け回る、テナも攻撃に手を回せないほどだ。

サーティアも援護にるがあまり意味をなしていない。

わたしも準備していた魔法を撃ったりするが全くもって當たらなかった。

狹いにも関わらず狙いが定まらない。

ルーナはテナとサーティアの回復ではなかった手いっぱいだ

だが、今のところ時間稼ぎはできている。なんとかリィアが來るまではもちそうだが、テナとサーティア次第になるな

でも、ふたり共無理に攻めようとはしていないから時間稼ぎをするということなんだろう

魔法での援護でできるだけ二人の負擔を減らす。

ルーナも攻めに転じることができればいいのだが、まぁ今は余裕をもって回復に専念したほうがいいだろう。

しばらく攻防が続いたが、魔きが変わった。

テナやサーティアに向かっていた魔がわたしやルーナを狙うようになったのだ

「させませんよ!」

だが、テナがきを見て止めてくれる、そしてその隙にサーティアが一撃を加える

「はぁ!!」

わたしもサーティアに続いて攻撃を放つ

「デビルズスピア!」

やっとまともな攻撃ができて、このまま決めようと思ったところで逃げられる

「はぁ……はぁ……」

は一旦わたし達から距離をとってにらみつけてくる

サーティアとテナはずっときっぱなしで特にサーティアは力的にきついみたいだ。

ルーナの回復もギリギリで、なんとかポーションで間に合わせているが長くはもたないな

ルーナの魔力はまだなんとかなりそうだが、、やはりリィアがいないときつい

ここはわたしがなんとかしないと

「サーティア、テナ、我が時間を稼ぐ、隙が出たら一気に畳み掛けてしいのだ、ルーナは回復と余裕があれば我の援護を頼む」

もう既に魔力開放をしてるがそれでも魔の速さには追いつくことができない

だが魔法による遠距離攻撃とダンジョンの狹い空間のおかげでなんとかなるだろう

「リィアが來るまでの時間稼ぎだけでもいいんじゃない?」

「そのためなのだ、我は倒せると思ってない、が、あの手の魔はある程度打撃を加えたら逃げていくはずなのだ」

ダンジョンの魔は逃げたりしないが、こいつはダンジョンの階層を超えてきたりと明らかに普通ではない。それに一旦距離を置いてくるとなると単純に暴走している訳でもないようだ

つまり倒せなかったとしても逃げてくれるはずなのだ

にらみつけてきた魔は逃げようとはせず、かと言って攻撃しようともしてこなかった。

このままリィアを待てれば一番楽なのだが、それはさせてくれないようだ

吠えてからわたしに向かって攻撃してきた

突然の音にびっくりしたがなんとか攻撃を避ける、そして用意していた弱化魔法をかける

これでかなり戦いやすくなるだろう

ここからが本番だと言わんばかりに攻撃が激しくなる

わたしは攻撃を無理にかわさずまっすぐにけ止め、距離をつめたところでカウンターに魔法を當てるということを繰り返した

だが、なかなか魔勢を崩さず、ほとんど隙を見せなかった

「うぅ、が痛い」

無理なきや集中して魔法を使うので神的にも的にも負擔が大きく、そろそろきつくなってきた

化しているはずの魔も最初よりはマシ程度で普通にきついし、このままじゃ……

「クロエはもう下がってなさい」

「だいぶ落ち著いたのでここからは私達に任せてください、クロエお姉ちゃん」

元々の作戦どおりにはならなかったが、もうしだけ耐えることができそうだ

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