《【完結】悪と呼ばれたもと王妃はもうも結婚もコリゴリなのです》ミルアーを去る
使い方間違って、想消してしまってすみません(>人<;)
『お前など生きている価値がない。あのまま死んでいればよかったものを。なぜ生きている!この悪め!』
かなりうなされていたらしい。額にし汗がにじんでいる。
はっと目覚めたら、ディエゴの聲がした。
「起きたのか。かなりうなされていたが…大丈夫か?」
心配そうなディエゴの顔を見て、しファビアは楽になった気がした。
「ええ。大丈夫です。きっと揺してしまったのですわね。悪夢を見てしまいました。」
「悪夢?」
「昔の‥ひどく自分が悪い人間だったころの夢ですわ。いいのです。もう忘れますわ。」
ディエゴは一瞬眉をつりあげ、怪訝な表をしたがそれは一瞬の事だった。
「お前に禮を言わねばなるまい。」
「え?」
「おまえがあのとき俺に當たりしてくれたおかげであの銃に當たらずにすんだ。そうじゃなければやられていたかもしれない。世話になったな。ありがとう。」
ディエゴの口からありがとうの言葉を聞くとは思っていなかったファビアはしびっくりして目を見開いた。
「いいえ。わたしは何も。」
ファビアは照れ臭くて、照れ隠しにディエゴがれてくれた紅茶を口に含んだ。
「おまえは…何の能力を持ってる?」
ディエゴの顔が真剣なものに変わった。
「何の?といいますと?」
そうだわ。あのときわたしはディエゴ殿下に対する殺意を聞いたのよ。
とても怖かった。
けれど、見聞の能力を知られるわけには…。
「おまえはあのとき、俺に対する悪意の聲が聞こえたと言った。」
「そんなこと…」
反論しようとした。
「言いましたっけ?」
白を切るつもりだったがそうはいかないらしい。
じっと視線を逸らさず見つめられている。
仕方がない…。
「わかりましたわ。言います。わたしの能力など知りません。ただ、聲が聞こえるのです。人の話し聲が。鮮明に。」
「何?」
「悪意に満ちた者の聲だけが。」
「は?見聞の能力か?」
「かもしれませんが…7歳くらいからこの能力が…。」
「7歳?」
「はい。今回は殿下に対する殺害命令でした。どなたか年配のの方が、『早く撃て。』と。その聲が恐ろしく怖くて気が付いたら殿下を突き飛ばしていたのですわ。」
「あんな遠い建の上の聲を判別できるというのか?」
「だからわからないんですって。の聲が聞こえるのも7歳のときからで…。」
正確には転生してからだけどそんなこと言えるわけもなく…。
見てみるとディエゴは黙り込んでいる。
考え込んでいる表だ。
「それともう一つ聞きたい。」
しばらく、黙り込んでいたので、紅茶を味わっていたら、またディエゴが口を開いた。
「おまえがミルアー語に堪能なのはなぜだ?ただの公爵令嬢には必要のない知識だ。もしや…」
「え?」
そ、それを言われると…。
それは前世で王妃教育をけたからだし…。確かに今ならいらないけれども…。
ファビアが明らかに焦っているからか、ディエゴは違う解釈をしてしまった。
やはりそうか…。
王太子妃として定しているということだな…。
と…。
「わかった。もういい。すでに決まっているなら仕方ないことだ。」
決まっている?何が?
よくわからず混していたら衝撃の言葉を言われた。
「明日おまえをアクランドへ送る。」
「え?ど、どうしてですか?」
二週間いれるっていったくせに!
「刺客はお前の存在に気付いている。ここにいさせて命の無事を保証できないからだ。」
「あ…。」
シュンとするしかない。
せっかくのミルアーが…。
まだまだ見たいところはあったのに…。
「わかりました。」
「そんな顔をするな。またいずれ來るだろう。」
王太子妃になったら、ミルアーを訪問することもあるだろうよ。とその言葉をディエゴはにしまった。
そのあとからずっとシュンとしたままのファビアを次のは、送るディエゴは自分もほんとはシュンとしてしまいたいのに我慢してるんだぞとムカムカしながらもそれでもファビアと一緒に居たいという気持ちが抑えられず、葛藤に苦しみながらもなんとかアクランドまで送り屆けた。
「俺は帰る。」
「はい。」
最期までシュンとしているなとディエゴはファビアの顔を最後にきちんと見ておこうと思った。
「笑え。」
「え?」
「おまえは笑っている顔がいい。最後に俺に笑顔を見せてくれ。」
え?ディエゴ殿下?
びっくりしてファビアは眼を見開いた。
「笑えないなら、また笑わせにくるから待ってろ。バカ者。」
そういうとそのままディエゴはミルアーへ帰っていった。
な、何だったの?いったい…。
後は野となれご令嬢!〜悪役令嬢である妹が婚約破棄されたとばっちりを受けて我が家が沒落したので、わたしは森でサバイバルすることにしました。〜
「すまん、我が家は沒落することになった」 父の衝撃的ひと言から、突然始まるサバイバル。 伯爵家の長女ヴェロニカの人生は順風満帆そのもの。大好きな婚約者もいて將來の幸せも約束された完璧なご令嬢だ。ただ一つの欠點、おかしな妹がいることを除けば……。 妹は小さい頃から自分を前世でプレイしていた乙女ゲームの悪役令嬢であるとの妄想に囚われていた。まるで本気にしていなかった家族であるが、ある日妹の婚約破棄をきっかけに沒落の道を進み始める。 そのとばっちりでヴェロニカも兵士たちに追われることになり、屋敷を出て安全な場所まで逃げようとしたところで、山中で追っ手の兵士に襲われてしまった。あわや慘殺、となるところを偶然通りかかった脫走兵を名乗る男、ロスに助けられる。 追っ手から逃げる中、互いに惹かれあっていく二人だが、ロスにはヴェロニカを愛してはいけない秘密があった。 道中は敵だらけ、生き延びる道はたった一つ。 森の中でサバイバル! 食料は現地調達……! 襲いくる大自然と敵の兵士たちから逃れながらも生き延び続ける! 信じられるのは、銃と己の強い心だけ! ロスから生き抜く術を全て學びとったヴェロニカは最強のサバイバル令嬢となっていく。やがて陰謀に気がついたヴェロニカは、ゲームのシナリオをぶっ壊し運命に逆らい、計略を暴き、失われたもの全てを取り戻すことを決意した。 片手には獲物を、片手には銃を持ち、撃って撃って擊ちまくる白煙漂う物語。 ※この物語を書く前に短編を書きました。相互に若干のネタバレを含みます。またいただいた感想にもネタバレがあるので読まれる際はご注意ください。 ※続編を別作品として投稿しておりましたが、本作品に合流させました。內容としては同じものになります。
8 54冷たい部長の甘い素顔【完】
冷徹で堅物な部長 話せばいい人なのに みんな分かってくれない 部長には私だけが知ってる素顔がある ・:*:・:・:・:*:・:・:・:*:・:・:・:*:・ 園部爽(そのべ さわ)28歳 OL × 秦野將軍(はたの しょうい)35歳 部長 ・:*:・:・:・:*:・:・:・:*:・:・:・:*:・ 2020.8.1 連載開始
8 69この美少女達俺の妻らしいけど記憶に無いんだが⋯⋯
「師匠! エルと結婚してください!」 「湊君⋯⋯わ、わわ私を! つつ妻にしてくれない⋯⋯か?」 「湊⋯⋯私は貴方が好き。私と結婚してください」 入學して二週間、高等部一年C組己龍 湊は三人の少女から強烈なアプローチを受けていた。 左の少女は、シルクのような滑らかな黒髪を背中の真ん中ほどまで下げ、前髪を眉毛の上辺りで切り揃えた幼さの殘る無邪気そうな顔、つぶらな瞳をこちらに向けている。 右の少女は、水面に少しの紫を垂らしたかのように淡く儚い淡藤色の髪を肩程の長さに揃え、普段はあまり変化のない整った顔も他の二人の様に真っ赤に染まっている。 真ん中の少女は、太陽の光で煌めく黃金色の髪には全體的に緩やかなウェーブがかかり幻想的で、キリッとした表情も今は何処と無く不安げで可愛らしい。 そんな世の中の男性諸君が聞いたら飛んで庭駆け回るであろう程に幸せな筈なのだが──。 (なんでこんな事になってんだよ⋯⋯) 湊は高鳴ってしまう胸を押さえ、選ぶ事の出來ない難問にため息を一つつくのであった。 十年前、世界各地に突如現れた神からの挑戦狀、浮遊塔の攻略、それを目標に創立された第二空中塔アムラト育成機関、シャガルト學園。 塔を攻略するには、結婚する事での様々な能力の解放、強化が基本である。 そんな學園に高等部から入學した湊はどんな生活を送っていくのか。 強力な異能に、少し殘念なデメリットを兼ね備えた選ばれたアムラト達、そんな彼らはアムラトの、いや人類の目標とも言える塔攻略を目指す。 一癖も二癖もある美少女達に振り回されっぱなしの主人公の物語。
8 103ぼっちの俺がギャル風美少女に好かれた件について
周りとあまり関わりを持たず常に1人でいる主人公の竹澤佑介。その主人公に好意を抱くクラスのギャル風美少女の宮村莉沙は告白をしたが友達からスタートということで主人公にアプローチをしていくことに。そんな2人の青春ラブコメ。
8 158擔任がやたらくっついてくるんだが……
冴えない男子高校生と擔任教師のほんわかラブコメです。 『小説家になろう』等の別サイトでも掲載しています。
8 103【連載版】無能令嬢と呼ばれ婚約破棄された侯爵令嬢。前世は『伝説の大魔女』でした。覚醒後、冷遇してきた魔法學園にざまぁして、國を救う。
短編版の連載開始です。序盤の方から短編にない新キャラ等も登場予定です。 魔法王國で唯一魔法が使えない『無能令嬢』リンジー・ハリンソン。ある日、公衆の面前で婚約者アンドルー王子から婚約破棄を言い渡される。學院ではいじめられ、侯爵家である家族には冷遇され、使用人からもいびられる毎日。居場所のない日々だったが、ある日謎の旅人に出會い、『伝説の大魔女』だった前世の記憶がよみがえる。そして、伝説の虛(ゼロ)級魔法使いとして覚醒。とりあえず、學院でいじめてきた生徒たちを圧倒。掌返しをするアンドルーも拒否。家族や使用人にもざまぁします。さて、次はなにをしよう……と悩んでいたら、國王陛下から呼び出し?國を救って欲しい?辺境の魔物討伐?とりあえず、褒美を頂けるなら無雙しちゃいましょう。 チート級魔法での無雙あり。ざまぁあり。
8 65