《いじめられっ子のキャJKは自分を変えるため、ダンジョンに挑む〜底辺弱者は枕とレベルアップで強者へと駆け上がる〜》コンビ技 比率0:10
目が覚めた。昨日は夜遅く寢たのにヒノのおで頗る調が良い。
ヒノ睡眠サービス、どうだろうか?
ヒノは大きくれるし、沢山の人を一度に寢かせる事が可能だ。
出會い目的で利用してくれる人もいるかもしれない。
しかし、その後私が使うので嫌だ。この案は無かった事にする。
ヒノは嫉妬深い。私が他の枕を使おうとすると収納して出してくれないのだ。
それが嬉しいやら可いやら面倒臭いやら、々なが出て來る。
まぁぶっちゃけ、ヒノで寢た後を経験した私は他の枕で寢たくない。
ヒノは完璧な枕だ。流石は神。
「朝ごはんよ〜」
私は今、居候している。
拾ってくれた旦那さんの名前は裕也(ゆうや)さん。奧さんが紗波(さなみ)さん。
紗波さんの朝食は和食であった。正直意外である。
「良いんでしょうか?」
「その分、働いて貰うわよ」
「⋯⋯頂きます」
一口、焼き鮭を食べる。想を一言、味しい。
箸が止まらない。味しい。味しい。
と、言うか。久しぶりに料理を食べた気がする。
基本的にコンビニのおにぎりとかカップ麺だし(贅沢)。後は生野菜。時には雑草かな。
だから、本當に味しかった。
これは、頑張らないとな。
今後の事も考えて、料理教えてくれないかなぁ。
「ご馳走でした」
私は學校に向かう。「ここからでも大丈夫?」と聞かれたので「問題無し」と答えた。
実際、ヒノを使えばすぐさま學校には行ける。
今度から定期も要らないだろう。
「⋯⋯これから、ダンジョンどうしようか」
正直、裕也さん達と居るのは心地が良かった。
あの義父が居る家には帰りたくない。當分、お世話にる事とする。
ありがとう、お二人とも。
「ヒノ、何かお禮しないとね」
學校に著く。
いつもなら面倒な男が居るのだが、今日は當然居ない。
もしも彼が飛べるなら話は変わるけど、そんなスキル持ってない⋯⋯と信じたい。
そのままいつもの時間を過ごす。
放課後、私は一人で路地裏へとった。ヒノで帰る為に。
「いったい私が何をしたと言うんだ」
今日は一段と暴力が苛烈だった。私のレベルが上がり、し丈夫にった事により力を上げたようだ。
今でも腹がジンジンと痛む。
バイトは夜から。晝間は暇。帰っても迷にる可能が高い。
それに、晝間二人が何をしているか分からない。
なので、その間の時間に私はダンジョンに行く事とした。
家の前のダンジョンはもう無い。結局、アイテムとか見つけ出せずに終わった。
契約しないと々と教えてくれないから不親切だ。
ま、もう二度と會う事はないだろう。魔剣の方にっているっぽいけど、あっちからは話しかけて來ない。
近場で、簡単で、それでいて良い條件のダンジョンを探す。
見つけたのでそこに向かい、ゲートを潛る。
中には帰ろうとしている探索者がちらほら居た。
人が多い人気のダンジョンらしい。
周りを見ても、武を擔いでいたり、廚二病ですかと問いたくなる格好の人も居た。
あれが普通なのがこの世界だ。逆に言えば私は今、ジャージ。
ヒノ著替えで制服から著替えてはいる。
まぁ、ざっくり言えば、私が異質なのだ。
他者の目がこちらに向けられるので、さっさと行く事にする。
ヒノの事は世間に曬したくない。なので、途中まで自分の足で走る。
走るって辛い。
人気の無い場所に移し、ヒノを使って飛ぶ。
人が上を見ない限り見つかる事はないだろう。
でも、一応警戒する。
このダンジョンは基本的に狼が居るらしい。
四足歩行から二足歩行、四足歩行の狼は突進噛み付きか爪での攻撃で、橫にステップして避けて攻撃すれば簡単に倒せるとあった。
逆に二足歩行は道を使って來るから注意が必要。
ま、誰が相手だろうとヒノの盾は崩せない。
ヒノは破壊出來ないのだから。圧倒的な力で吹き飛ばされる事はあるけど。
後は、ボス部屋は見つかっているが、まだダンジョン全域が探索された訳では無いので、まだアイテムが殘っているかもしれないとの事。
是が非でも金になるアイテムがしい。
進むと、四足歩行の狼とエンカウントした。相手は一。
ならば処理は楽だ。
狼は地面に居る私を餌として認識し、颯爽と駆けて來る。その目は完全に野生の野獣。
相手は見た目通り狼、それに対して私はうさぎだ。弱い弱いうさぎ。
そんな弱者は対等に戦うとか、真正面から戦うとか、そんなのは考えない。
『がうが?』
ヒノが【サイズ変化】を応用して相手を絡まして行く。
【サイズ変化】は文字通り、サイズを変えるだけで形は変えられない。
だが、縦だけを大きく(或いはばす)事は可能である。
それを利用して、細長くなり、相手に絡ましてきを封じる。
ヒノは飛ぶ事が可能な枕なので、そのまま地面から狼を離す。
そして、ヒノから先程取り出しておいた魔剣をヒノに向かって構える。
後はヒノがこちらに向かって飛んで來て、魔剣に狼を突き刺す。
本來、モンスターは絶命すると魔石とドロップアイテムを落とす。
それはこの魔剣も例外では無い。しかし、この魔剣は食事を必要とする。
それは。
モンスターからを得るには生きている狀態で沢山吸わせる必要がある。
本來は沢山斬るのが良いだろう。あっさり倒したら効率が悪い。
しかし、兇悪なモンスター相手にそんな悠長な事は出來ない。
のストックは魔剣を握っていれば、大まかだが分かる。
「名前⋯⋯まだ良いか」
名前が長く、ずっと魔剣呼びだ。
四足歩行の狼相手なら、一だけなら余裕である。
魔石はヒノが食べ、ドロップアイテムは無かった。
さらに探索を続けると、二足歩行の狼と出會う。
右手には包丁を、左手には鎖分銅を持っている。
武持ちで頭も良さそうだ。と、言う訳で逃げる事にする。
私は安心安全でる可く楽をして稼ぎたいのだ。
ゴブリンならともかく、あんな相手は無理だ無理。
こっちは空を飛べる。逃げきれない訳が無いのだ。
「ちょっ!」
しかし、相手は鎖分銅を上手く使って攻撃して來た。
アレに捕まっても、ヒノなら大丈夫だが私は大丈ばない。
なので當然避ける。
空中に居るのに正確に攻撃する狼に怯えながら、颯爽と逃げる事にする。
鎖分銅を飛ばす時に溜めの作があるので、避ける事自は簡単簡単。
後は適當に逃げれば良い。
そう思っていたんだけどなぁ。ほんと、人生は上手くいかない。
二足歩行の狼は加速して壁をよじ登って來た。
反対側の壁に向かって飛べば問題なく攻撃は當たらない。
しかし、相手は遠距離攻撃方法があり、しかも相手の方が高い。
避ける事は難しい。しかし、相手は狼だ。長時間壁や天井に停止出來ない。
「卑怯だろ! なんだよ、逃げられたら捕まえて近距離に持ち込む気か! 近距離と遠距離の攻撃方法を持ち合わせるなよ! どっちかにしろよ! お前に騎士道神は無いのか!」
無いようなので、すぐさま攻撃して來る。
曲がり角を加速して曲がる。
狼はそれを追い掛けて曲がり、し離れた場所に居る私を見て止まった。
「馬鹿正直に來てくれてありがとう。くらえ、ヒノと私のコンビ技!」
ヒノが高速回転し、タイミングを合わせてチャックから魔剣を出す。
すると、遠心力などが働き、魔剣は一直線に突き進み、狼の頭を突き刺した。
を吸うように、ドクン、と三回程魔剣が唸ると、狼は消えた。
これが私とヒノ(0:10)のコンビ技である。名ずけるなら、武出(ウェポンショット)だ。
ただ、武が一つしかないから、これが外れるとまともな武を失う事を示す。
魔石はヒノがバリボリ、魔剣も仕舞い、私はドロップアイテムの鎖分銅と包丁を手に取る。
「⋯⋯一萬はするかな?」
さっきも言ったが、人生そんな上手くいかない。二つで二千円と判斷されるのだった。沢山出回っているから、鑑定もされず、ただ安い。
婚活アプリで出會う戀~幼馴染との再會で赤い糸を見失いました~
高身長がコンプレックスの鈴河里穂(すずかわ りほ)は、戀愛が苦手。 婚活アプリを宣伝する部署で、強制的に自分が登録することになり、そこで意外な出會いが待っていた。 里穂の前に現れた幼馴染との関係は? そして里穂にアプローチしてくる男性も現れて…。 幼馴染の企みによって里穂の戀はどうなるのか。 婚活アプリに登録したことで、赤い糸が絡まる甘い物語。 第14回らぶドロップス戀愛小説コンテスト 竹書房賞を受賞をいたしました。 お読みいただきありがとうございます。 9月22日、タイトルも新しく『婚活アプリの成婚診斷確率95%の彼は、イケメンに成長した幼なじみでした』 蜜夢文庫さま(竹書房)各書店と電子書籍で発売になります。 ちょっとだけアフターストーリーを書きました。 お楽しみいただけたら嬉しいです。
8 17899回告白したけどダメでした
主人公、伊敷誠実はどこにでもいる普通の男子高校生……ではなく。一目惚れした相手に99回告白しちゃうような、超一途?な男子高校生。 入學してから毎日のように、山瀬綺凜に告白し続けるが、ことごとく振られてしまう。 そんなある日、誠実はある決意をする。 「俺……次の告白が駄目だったら……山瀬さんの事を諦める!」 この一言から誠実の戀愛事情は大きな変化を示す。 果たして誠実に待ち受ける変化とは?! 皆さまのおかげで、投稿開始から4日で日間戀愛ランキングで1位になれました。 これからも週四投稿を頑張りますので引き続き応援いただけると嬉しいです。 600萬PV突破!! ブックマーク登録數8000件突破! 総合評価20000ポイント突破!! 日間総合ランキング4位ランクイン!!(2017年11月17日) 「甘え上手な彼女」完結 「先輩はわがまま」連載中 こちらの作品もよろしくお願いしなす。
8 162TSしたら美少女だった件~百合ルートしか道はない~
ある日、理不盡に現れた神様によってTSさせられてしまった田中 由。 しかし彼の身の回りではそれを境に何故かトラブルが………いや待て、これはどう見ても神様のs………(田中談) さて、田中くんは普通の學園生活を送れるのか!?
8 165男がほとんどいない世界に転生したんですけど
部活帰りに事故で死んでしまった主人公。 主人公は神様に転生させてもらうことになった。そして転生してみたらなんとそこは男が1度は想像したことがあるだろう圧倒的ハーレムな世界だった。 ここでの男女比は狂っている。 そんなおかしな世界で主人公は部活のやりすぎでしていなかった青春をこの世界でしていこうと決意する。次々に現れるヒロイン達や怪しい人、頭のおかしい人など色んな人達に主人公は振り回させながらも純粋に戀を楽しんだり、學校生活を楽しんでいく。 この話はその転生した世界で主人公がどう生きていくかのお話です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ この作品はなろうやカクヨムなどでも連載しています。 こちらに掲載しているものは編集版です。 投稿は書き終わったらすぐに投稿するので不定期です。 必ず1週間に1回は投稿したいとは思ってはいます。 1話約3000文字以上くらいで書いています。 誤字脫字や表現が子供っぽいことが多々あると思います。それでも良ければ読んでくださるとありがたいです。 第一章が終わったので、ノベルバでこの作品を更新するのはストップさせていただきます。 作者の勝手で大変申し訳ないです。 続きを読みたいと言う人は……是非カクヨムなどで見て欲しいです。
8 197とろけるような、キスをして。
従姉妹の結婚式のために七年ぶりに地元に帰ってきた美也子。 そこで、昔から"みゃーこ"と呼んで可愛がってくれていた高校の頃の教師、深山先生と再會した。 「今すぐ、帰ってこいよ」 「みゃーこなら、勘違いしてもいいよ?」 深山先生はとても優しくて、かっこよくて。 「もっと俺を求めて。もっと俺に縋って」 でもベッドの中では、 ほんの少しだけ、意地悪だ。 【2021.6.12完結】
8 171彼氏が悪の組織の戦闘員Eなんですが…
女性向け、悪の組織派ラブコメ。--- 普通のダサメガネ女子高生の雪見時奈はバイト帰りに悪の戦闘員らしき男に水を渡した。 しかしその男はアイドル顔のイケメンクソサイコ金持ちだったのだ! 私の平穏な貧乏生活は一體どうなるのだろうか? ※お話によって戦闘シーンで暴力描寫がある場合がありますがそこまで酷いものではないと思います。 基本ラブコメですが性的表現は控えております。お試し投稿中です。応援いただければ幸いです…。 基本はヒロイン視點のお話ですが彼氏視點になったり他キャラ視點になったりもします。
8 128