《コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!》これは不可抗力というやつです!
なんとか魔を倒し、みんなを回復させたけど、私もそろそろ疲れてきた。
「こんなんで更にダンジョンを進むって、普通なら大変だけど、それでもまだ余裕があるってすごいですよね」
「なにもかもリィアのおかげだけどね、普通ならとっくに全滅してたよ」
「むむむ、悔しいがそうなのだ。我もテナもの自由きいていればまだあったのだが」
「私さっきはダメダメでしたけど、これからは頑張りますから!出てくる魔は全部任せてください」
テナちゃんはとても張り切っていた。特に私にはなにもさせてもらえず、魔が出てきた瞬間に処理してくれた
探索もさくさく進んで特殊階層まで到著した。
「やっとついた〜、でも、ここまでで調査隊の他の人に會えなかったわね」
「………うん」
特殊階層の拠點にいるのか、逃げて倒れていた人をかばったのか………
「ここは最初の特殊階層にし似てるのだ」
3回目の特殊階層は最初の生い茂った森よりかは草木がなく、鳥が飛んでいるのがわかる。
「ですね〜、久しぶりに明るくて気分がすっきりします」
「私まだ天使なので今日中に拠點に著くようなら隠れますね」
階段の上の方から拠點が見えた、割りと近くにあるみたいだ
「今日はゆっくり休みたいよ」
「拠點が酷くなってなければいいんだけど」
もしあの魔にやられてたらただじゃすまないだろうから、著いたとしても忙しいかもしれない
階段を降りきると異様な魔力の反応があった。
「な、何だこれは、息苦しいのだ」
「うぅ、つらいです」
そしてテナちゃんとクロエさんは特に苦しそうにするようになった
「大丈夫ですか!?ヒール!リフレッシュ、他の皆さんは平気ですか?」
「し楽になったが、どういうことなのだ?」
「うぅ、みなさんのお役に立ちたかったのに、どうして私ばっかり」
「あたしは平気だけど」
「私も問題ないわ。でもなんだか様子がおかしいわね」
もしかして手遅れだった?
恐る恐る進むも、異様な雰囲気は変わらない。そして魔が現れたことでその異様さがなんなのかがわかった
「っ!さっき戦った奴と同じ魔力をじます!」
まずい、このままじゃテナちゃんとクロエさんがまた苦しむことになっちゃう。
(助けてロミス様ー!)
(リィアちゃんなら大丈夫だと思うけど)
(私じゃなくて、テナちゃんとクロエさんが………)
(一番手っ取り早いのはふたり共リィアちゃんの眷屬にすることだけど、それだと々大変だから一時的な契約をすれば邪神の影響をけなくなるよ)
そもそもどうしてテナちゃんとクロエさんがあんなふうになっちゃうんだろう?
(あの、どうやったらいいんですか?)
(キスをすると一時的な契約ができるよ。あ、でも口と口じゃなくて手とか顔の他のどこかじゃないと強すぎる契約になっちゃうから気をつけてね)
き、キス?
「サーティアさん、ルーナちゃん、魔のことは任せてもらってもいいですか?」
「う、うん。リィアはどうする?」
「テナちゃんとクロエさんの苦しみを取り除きます。それであの、ルーナちゃん、そのために仕方ないことなので許してくださいね」
「テナちゃん、ちょっと失禮しますね」
私はテナちゃんのほっぺにキスをする。
や、やわらかい、近くで見るとさらにかわいい
「えっ!?え?あの、リィアさん?」
「リィア!?何をしているのだ!」
「もう苦しくないですか?」
「あ、あれ?苦しくないです」
よかった、ロミス様の言う通り良くなったみたい。
「さ、クロエさんも」
「ちょ、ちょっと待つのだ!?」
「そういう魔法だとおもってもらえればいいですから」
後ずさるクロエさんにもキスをする。
「………びっくりはしたが、魔力が安定するようになったのだ」
よかった、これでしばらく平気だね。
でもこれ毎回キスしないといけないのかな、ま、まぁ顔じゃなくてもいいなら大丈夫かな
「リィア………何してるの」
「いやえっとあの、そういう魔法なので!別にふたりがかわいすぎたからとかではなく!というか魔は………」
「私とルーナがとっくに倒したわよ。さっきのと違って全然弱かったわ」
「ちゃんと説明してね」
ルーナちゃんの目がマジなのでちゃんと説明する。
「………というわけなんです。多分二人は邪神の影響をけやすいらしく、一時的に私の庇護下?になることで苦しまなくなるそうです」
「なるほどわからん、我は今リィアと契約した狀態なのか?」
「私もどういうことかよくわかりませんよ。ロミス様の言う通りにしただけなので」
「まぁでもこれですっきりしたのでいいじゃないですか」
「まぁそういうことなら仕方ないけど」
そんなこんなで許してもらえた。
出てくる魔はどれも弱く、なんなら上の方の階層に出てくる魔のほうが強いんじゃないかってくらいだ。
でもどの魔もし様子がおかしいように見える。
「まるで無理やりかされているようなじなのだ」
「ダンジョンの魔をるなんて聞いたことないわよ?普通の魔じゃないんだから」
「でもテナやクロエにも変なことが起きてるってことはあの兇暴化したと似たようなことがこの階層で起きてるってことでしょ」
私もこの狀況はよくわからない。なくとも自然にできるものじゃないと思う
「あっ、拠點が見えてきたわよ」
「ふぅ、やっと著いたか」
「今日はゆっくり休めるといいなぁ」
「あんまりここに長くはいたくないんですけど………」
「それじゃあ私は隠れてますね」
やっと拠點についた私達はすぐにその奇妙な景に気づいた。
「どういうこと?人がいないわ」
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