《コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!》神の救済

シロル視點

「シロルは私の言われたとおりにしてください。あなたに加護を與えます」

そうして神様は私に口づけしました。

「!?」

が軽くなってどんどん側から力が溢れてきます。

「あ、あの、ルチア様……?」

「本來加護を與えられる聖は一人ですが、急なのでシロルにも力を與えました。今から私は魔の討伐、危機が迫っている人を助けます。シロルは私のことや今の狀況を説明してあげてください」

神様が私の頭にれると一気に々な報が頭の中にってきます。

町を囲む大量の魔、そしてダンジョンに現れた兇暴な魔、中に沢山の人が!

「私、頑張ります!ルチア様もどうかご無事で」

私に力を與えても神様は私に戦わせたりはしません。

私は人々のために戦いより多くの人を救いたいですが……今は神様の言われたとおりに頑張ります

神様が何かを唱えると私は真っ白な空間にきました

ここは……あっ、あの人たちは神様が教えてくれたダンジョンに取り殘された人たちですね

それと魔と戦っていた冒険者の方もいます

神様は、ハピネ様は本當に誰も死なせはしないようです。

ここからは私が頑張るのですね!

「ここは……俺たち死んじまったのか?」

ここに來た人達はなにがなんだかわからず混しているようです。まぁ突然こんなところに來たら楽園に來てしまったと思いますよね

「みなさん聞いて下さい。ここは我らが神様の救いにより一時的な聖域です。今は知っての通り魔による襲撃をけています。神様が魔を倒すまでの間この聖域で祈りましょう。そうすれば元いた世界に戻ることができます」

「おぉ!それはなんと!」

誰も神様のことを疑う人なんていません。私の言葉を信じ、みんなで祈ります。

それにしても、こうして神様の力を目の當たりにするとします。

いつも信じていましたがそれでも実はないですからね。

きっと司教様もこういった景は見たことがないと思います。

力を與えられましたがその力をどうやって使うかがわかりません。ここには怪我人などはおらず神様から與えられた報によると空腹の心配もないそうです。

まさに楽園ですが景が真っ白なのでずっとここにいることは辛そうです。

次々と冒険者の方がここにきます。みなさん死んだと思いこんでしまうのですが私の

説明で落ち著いてくれます。

そして、しばらくしたらみんなで眠ってしまいました。最初は大丈夫なのかと心配しましたが、神が落ち著いてを委ねることで自然と眠ってしまうようです。

私一人だけ起きているのはきっと神様からの力のおかげなのでしょう、全く眠気はありません。

ここに來てからどれくらい経ったかわかりませんが、冒険者も來なくなった頃神様の聲が聞こえました。

(町の周りに現れた魔は殲滅しました。首謀者にはダンジョンの奧に逃げられたのでこれからダンジョンに行ってきます。冒険者とシロルには元の世界に戻しますね。殘った人はこのまま眠っているので安心してください)

そして気がつくと渡しは町に戻っていました。

「よく頑張りましたね。ありがとうございました」

「私は大したことはなにも……あの、私は何日あの場所にいたのでしょうか?」

「私も日にちは數えていませんが數日くらいですね」

そんなにあそこにいたんですね。

「さて、私はし疲れたので休みます。流石にこのでは限界があるようです」

もしかして神様はずっと魔と戦って!?

「あの!ルチア様は平気なのでしょうか?」

「もし私が消えたとしても神ハピネが消えることはありませんよ。でも心配ありがとうございます」

「神様がご無事だとしても、ルチア様がいなくなってしまうのは寂しいです……」

ルチア様は私をぎゅっとしてくれました。

「これが、なのですね。私もじることができました」

「あ、あの、ルチア様」

それから宿に戻ったあとも手を繋いだままでした。

私の両親はずっと忙しくて、私もずっと幸神教の修道として修行をしてきました。

なのでこうして抱きしめられたり頭をでられたりするのはどうにも心がむずいです。でもとってもあったかい気持ちになります。

が現れ大混に陥った町も神の奇跡を目の當たりにして落ち著きを取り戻しました。

朝起きるとしばらく不在だった私とルチア様を探していたらしく、この前挨拶した司教様が訪ねてきました。

「この度は本當に、ありがとうございました」

「私はなにも知りませんから、謝をする必要はありません。これからも人々を救済し、幸福をもたらしてください」

「しかと承りました」

「それともう一つ、シロルのことをしばらくお願いしてもいいでしょうか?私はしばらくダンジョンに行ってきます」

「最近ダンジョンで不穏なことがあったと聞きます。どうかお気をつけてください」

ダンジョンってどのくらいかかるんでしょうか?

私も力を授かったから付いていっても……って、司教様様に私をお願いしてるんだから付いて行くことはできなさそうですね

「ルチア様、せめてお見送りだけでもさせてください」

「それと、準備の方はできているのでしょうか?よろしければこちらで用意させていただきますが」

「……そうですね。ではそれもお願いします。シロルは教會の手伝いや怪我人の治療などをお願いします。きっと教會が賑わってしまうでしょうから」

「はい!ルチア様のため!全全霊で頑張ります!」

ルチア様の言う通り、今町ではお祭りの雰囲気です。ただ英雄が現れただけではなく、それが崇拝している神様だと思えば尚更です。

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