《ネメシス戦域の強襲巨兵【書籍六巻本日発売!】》の選択/世界の選択
「ひとつ まなんだ。おねーさんからそのすべてを。ひのつかいかたをまなんだ」
後ろでが歌っている。
「ひとつ まなんだ。あしあをまなんだ」
「ひとつ まなんだ。あしあからあなとりあをまなんだ」
「ひとつ まなんだ。おじちゃんからひのつかいかたをまなんだ」
「ひとつ まなんだ。えいごうにとらわれしとりっくすたーからまなんだ。しゅくふくをありがとう」
「ひとつ まなんだ。だいちのめがみをまなんだ」
「ひとつ まなんだ。とうほうのむしゃからまなんだ。いくさのほんしつとおそろしさを」
「ひとつ まなんだ。わたしがならうよていだっためがみをまなんだ」
二分以上経過している。コウは若干微笑ましく聞いていた。
彼は歌った容を學習しているのだ。
「そこのあなた。ちょうえーあいのわたしにどんなめがみをならってもらいたい?」
コウは突如としてに聲をかけられ、しだけ考える。
人類を左右する問いに近いのではないか。そんな予がしたのだ。
「あのね。あなた。あれきさんだーだいおうになりたい? あしあのはおうになりたい? むすびめをといたあなたにおしえてほしい。そのじょうほうでわたしがならうめがみがかわるの」
「アレキサンダー大王、か。まったく興味ないな」
「うん。わかった。これでおそろしいめがみのいんしをすべてきりすてることができる」
「恐ろしい神はどんな神なんだろう」
「んー。おとこのひとのあるぶぶんをちょんぎって、むせいべつにするのがだいすきなめがみ」
「なんだそれ! 絶対にならないでくれ!」
もうあの部分しかないだろう。コウは恥も外聞もなく、蒼白になりつつに懇願する。
想像以上に別方面で恐ろしすぎた。
「う、うん。ならないからあんしんして」
「わかったよ。君を信じる」
「きらいにならないで。あしあのようになるから」
泣きそうな聲だった。コウの必死さが伝わりすぎたのだ。
「ごめん。強く言いすぎた。嫌いになんてならないから、無理をしないで。君が倣いたい神になればいい」
「うん!」
『コウ。子供相手に大人気ないよ』
じと目のアシア。彼から見ても必死すぎたのだろう。
「ごめん。反省する」
コウに言い訳はない。本気で反省している。
「俺は……超AIアシアのような優しい神に學んでもらいたい」
「あしあね! わたしのべつめい。わたしの――どのわたしになるかで、それもかわるの。あしあにもなれるよ!」
「そうなのか。ヒトと一緒に寄り添える、優しくて強い神がいいな」
「それがあなたののぞみなのね。わかったわ。かずあるこうほのなかでもぴったりなものがあるの。やさしいあしあでありつよいめがみ。わたしはそんなめがみをならうことにする。おでゅっせうすのまもりがみはどうかな?」
「はは。優しくて構築技士の守り神だなんて最高だな」
「じゃあわたし、さいこうになるね! きたいしてまっててね。むしゃさんもよろこんでくれている」
「ああ。待っている」
武者とは誰のことだろうか。五番機そのものか? 疑問は盡きないが、の他ない問いだ。そう大した問題にはならないだろう。
アシアが彼を作ったのだ。アシアを倣ってくれたらいい。それがもっとも安心できる。恐ろしい神とは気になるが、ギリシャ神話の神は恐ろしいものだと今のコウは知っている。
『彼の方向は決まったね。倣うべき神として私を真っ先に挙げたことは嬉しいな』
「アシアは優しくて強い神だと思っている。本音だ」
『うん。ありがとう。彼は今、自分が何者か學習して取捨選択している。今の問いは重要だったよ』
「そうか。そうなるか想像もつかないな」
『ん。私は予想している。アシア――アナトリアの縁が深く、オデュッセウスの守り神で別名がアシア? そんな神一人しかいないから。でも彼が名乗るまで待つね。自己認識は大切な儀式なの』
「もちろん。俺も待つよ」
コウは正がまるっきりわからない。
目を閉じて、じっと考える。がり輝く。
「私は選択しました」
の聲音が変わった。急に大人びた聲音になる。
「五番機が制中樞から手を離せば先ほどの狀態に戻ってしまいます。だから今のうちに名乗ります。聞いて下さい。アシア。コウ」
『もちろん』
「聞かせてくれ」
二人はの選択に耳を傾ける。
「我が名はフリギアのアテナ。大地の神キュベレーの異名に非ず。フリギアの地におけるパラス・アテナの異名フリギアです。アテナ本人ではないのでフリギアとお呼びください」
「神アテナだって……」
思わぬ神の名に絶句するコウだった。
『新しき超AIフリギア。貴の誕生を祝福するわ』
アシアが新しき超AIフリギアの誕生を祝福する。予想していた存在だったようだ。驚きはなさそうだ。
「ありがとうアシア。ヘルメスは捕らえたアシアを使って東方世界(アナトリア)とゴルディアスがあった地フリギアの概念を組み合わせ、ヘルメスに忠実な超AIを誕生させる予定でした。キュベレーとは石から生まれた神なのです」
『ヘルメスの謀の容だね。あまり覚えてないの。ごめんね』
「魂を解析されて酷使されていたのです。覚えていなくて當然です。ですが貴は地中海世界における東方の伝承を放り込んだ後は何もしなかった。どんな存在になるか、確定しないでいてくれた」
「フリギアという存在ではあったんだろう? よくそんな曖昧に」
「コウにわかりやすくいうと、アシアはフリギアという空っぽのフォルダを作っただけ。中をどうするかは聖櫃の解放者と環境、そして私次第だったのです。リンチピンとは古來より征服者の証(あかし)。敗者をつなぎ止めるために使われました。解放者の伝承はディオニソスの概念ですね。ゴルディアスとフリギアはディオニソスによる解放が計畫されていたのです」
「そうだったのか……」
『四人目の私がやったことは自我崩壊寸前の最後の賭けみたいなものよ。ディオニソス絡みのキュベレーなんかになられたら、ろくなことにならないと思ったんじゃないかな。アテナは數多の異名をもつけど、そのうちの一つ。地球におけるジョージアに過去存在した東方世界の果て。コルデスのA'SIA(アシア)。アテナならアシアであり、フリギアでもある』
「それが私の選択です。助けてくれたコウに嫌われたくないですからね」
「嫌わないって」
「しかし屬はオリンポス十二神ではなく、アシアの因子を持つ東方世界の神フリギアのアテナです。その力は大きく劣ります。本當にいいですか?」
「まったく気にしない。オリンポス十二神なんてろくなもんじゃない」
「はっきり言いますね。――私もそう思います。オリジナルのアテナが教えてくれました」
「フェンネルOSの最深部にいるんだな」
「はい」
かつてプロメテウスが造り上げたフェンネルOS。ヘパイトスとアテナから造られたという。彼はシルエットがある限り、永年に人間と寄り添うのだ。
『私でもヘパイトスとアテナなんて一切知できないのに。どうなってるの……』
「二人は表には出てきませんよ。フェンネルOSは自らを乗りと定義していますから。でも私の呼びかけには応じてくれましたね。私(アテナ)本人になりうる可能を持つ存在でしたから。私はいわばアテナのアバターみたいな存在ですね」
「フリギアはフリギアだ。本來のアテナに縛られる必要もないさ」
「ありがとう。コウ」
個を認められて、慎ましい笑顔を見せるフリギアだった。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
ブリタニオンの闘技場跡にある三柱は、フリギアの誕生を目の辺りにした。
「またウーティスが超AIを口説いている」
「本人にその気はないのだろう。しかしアテナか。懐かしい名前だ」
「ほんと、フリギアまで手にれてね。私との相と、まさかPがフリギア解放のゼロ知識証明の復號キーになるなんて。わかるわけないじゃない!」
アシアが半ば憤懣やるせない狀態に陥っている。車の留めとは予想外過ぎた。
「あれだけ大量にパンジャン使ってりゃ、何かの因子にもなるわよ……」
呆れているヘスティアに、返す言葉もないアシアである。
「大博打だったが、賭けには勝ったな。ヘスティア」
「アテナが來るなんて大もいいところよ。どんだけ捲るのよウーティスは。私が想定した結果とは違う。聖櫃に誕生した超AIは、新しいアシアだと予想していたから」
「新たな火によってシルエット三機で時間を稼ぎ、誕生したばかりのアシアをブリタニオンへ転送させる、か。いささか無謀な賭けだったな。萬が一、バルバロイⅠが暴れても世界への宣誓――條約違反扱いでタルタロスの刑に処すことも可能だ」
「私には何の力もないもの。トラップしかないの。すべては他人任せ。しかもただの人間にだよ? それにアシアではなくアテナが誕するなんて誰が予想できるのよ!」
ヘスティアもまったく予想外だった結果なのだろう。語尾が荒い。
「間違ってはいないけどね。あのフリギアのアテナは、アシアでもある自覚もある。地中海世界における東方の果てにいた神アシア――アテナだったのだから」
「親に似るものねー。アシアに似ているもの」
「私が形作ったんだもの。多は似るよ。でも母親ともいうべき存在はMCSのなかにいるアテナだよ。MCSから真っ先に學習したのだから。アテナも思うところがあったのかな?」
アシアが微笑みながら首を橫に振り、否定する。
「フリギアの土地にあった神殿でアレクサンドロス三世は結び目を一刀両斷したという伝説が有名だが、普通にリンチピンを引き抜いて結び目を解いたという異説もある。本人は否定したが、彼こそがアシアの覇王アレクサンドロス三世ということか?」
「それはないよハデス。コウ自が否定したし、完全限定名アレクサンドロス三世は存在しているもの」
ハデスの憶測を否定するアシア。アレクサンドロスⅠがバルバロイである以上、生といわれるアレクサンドロスⅢが因果を引き継いでいるはずだ。
「もう一人のアレクサンドロス三世ってことかな。つまり――ヘファイスティオン」
ヘスティアは伝承にある名を口にする。
「その可能はあるね。ディオニソス教の狂信者だったアレクサンドロス三世の母親とも敵対したというヘファイスティオン。この流れ、変えられるかな」
コウはヘスメスどころかディオニソス関連とも敵対することを意味する。アシアとしてはここまで歴史の流れを連想させる事態はコウの危機を招く恐れがある。
「アレクサンドロス三世はアテナの信奉者でもあった。プロメテウスが示していたもう一つの因子こそアテナだっということね。逆説的にいえばアテナがいる場所で、プロメテウスの火は昇華されたということになる。そしてウーティスの手によってフリギアであるゴルディアスの結び目は解き放たれた」
「ウーティスが聖櫃を解放する以上、アテナ誕生は予定調和だ。彼はアテナの火でもあるプロメテウスの火をもたらした張本人。そして姓の読みは鳥。小さな猛禽類とも呼ばれるモズ。もう一人にいたっては鷹だ。アテナはフクロウをはじめとする、すべての鳥を司る神。彼が封印を解くことによってアテナになる因子は揃っていた。――ヘルメスかディオニソスの関係者が解放していたら、彼はキュベレーの化になっていただろう」
端正な顔を歪めるハデス。自分の発した言葉を即座に否定する。
「いや、待て。違うな。あの男(プロメテウス)め、あえて導したな? フリギアがアテナになるように。でなければ、宣言時にアテナのもとや祝福をなどと言うものか」
「相変わらず企むのね。プロメテウスは」
「プロメテウスはアテナ誕生に関わった逸話をもつもの。異説ではプロメテウスがゼウスの頭を斧でかち割ってアテナが生まれた伝承もあるもんね。私達があらゆる異説を含めたギリシャ神話を取りれている以上、アテナ自もプロメテウスとも相いいはず。誕生の逸話も利用したんだね」
三人はプロメテウスの一計を察知する。
「聖櫃は星エウロパではなく、星アシアで解放された。ゴルディアスの制中樞である以上、そうでなければ開かなかったということ。――もうひとつの解除キーがPか…… そうか……」
複雑な心境のアシア。そのときあることに気付いたヘスティアが聲をあげる。
「ちょっと待って! ウーティスがヘファイスティオンまで兼ねるなら、おそらく彼は【永遠の火】を発できない。私の努力が水の泡に!」
「そうだな」
目を覆うヘスティアに、あっさりと肯定するハデス。
「うーん。ウーティスは屬盛りすぎかな。それが仇になるなんて」
「そっか。確証はないけれど…… もし本當にそう観測されてしまったら、【永遠の火】は発できない。ヘファイスティオンが死去した際、アレクサンドロス三世の手によって、永遠の火が消された逸話だね。どうしよう……」
ヘスティアは新たな恩恵がよりにもよって、コウのみ適用外の可能があることに狼狽した。
アシアは古代の流れに沿ったコウのを案じていた。
「私は心配していないよ」
「あらハデス。珍しく楽観的ですね?」
「珍しくとはなんだ。イメージだけで語らないでもらいたいものだな。未來はわからないが、今は問題ない。彼はヘファイスティオンである前にオデュッセウスなのだ。この概念を上書きすることは不可能だと斷言しよう」
「その心は?」
「ウーティスの背後にはあのアテナがいるのだぞ。誰がなんといおうと、今の彼はアテナの加護があるオデュッセウスだ。いかなる困難も乗り越えても必ずする者のもとへ帰還する、冒険者さ」
「そうね。必ず私のもとに帰ってくるわ」
「納得。――アシア。さらりと惚気ないの」
ヘスティアの不安は吹き飛んでいた。アテナという言葉にはそれだけの重みがあった。
いつもお読みいただきありがとうございます! 誤字報告助かります!
わずかな間にプロメテウスはさりげなく一計を仕込んでいました。
その結果、聖櫃の中、最も新しい超AIフリギアが生まれました。
それはかのフリギアの地、概念そのものでもあり、フリギアは多くの神を示す言葉になりました。
彼が選んだものこそ、パラス・アテナ。それはオデュッセウスを守護する神。あらゆる鳥を司るといわれ、モズやタカとも當然相はばっちりです。
アシア=アテナ=フリギア(≒のほうがいいかな?)の構想は割と初期からあったのですが、なかなか組み込むのに苦労しました。
どうするか登場させるか唸っていたところに、偶然さらに新たなアテナの異名が出てきて、確定しました。最後の異名は近いうちに登場すると思います。
前話のお……はお母さん(アテナオリジナル)と呼びそうになって、恐ろしい程の険しい目付きでフリギアが睨まれていたと思っていただければ!
賢いフリギアはすぐに褒め讃える言葉を並べたのですね!
コウはキュベレーの儀進行とは相容れない格のようです! 再生神話を持つディオニソスとも深く関わりがあるこのキュベレーの儀式で死んだ人は神に祀られた人もいますね。
ローマ時代まで存在し、彼らは斬り落とすのが嫌だったので代わりに牛の睪丸を切り落としていました。信仰心足りないよね? 當時の古代ギリシャでは珍しい廻転生を信じていたともされていますね。
フリギアがアテナであることを選んだように、コウもまた「アレキサンダー大王にはならない」という選択をしました。ですが「ゴルディアスの結び目」を解いた事実が殘ります。そこで出てきた概念が「もう一人のアレクサンドロスⅢ世」といわれたヘファイスティオオンです。
危ういところで完全なヘファイスティオンフラグが立つところですが、アテナとゼウスがへし折ってくれたようです。
これで役者は揃いました。
次回、兵衛とバルドがアナザーレベル・シルエット【カラヌス】に挑みます!
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アストライア「アシア。あざとさまでにつけていませんか」! アテナの睨みは猛禽類なみ そういう異名もあります! 続きを楽しみという方は↓にあるブクマ、評価で応援よろしくお願いします。
大変勵みになります! 気軽に想等もお待ちしております!
オバケYouTuber
會社をクビになった晴太郎が、生活の為に家賃の安い物件を探していると、1年間タダ!それ以降は2萬と言う、格安賃貸物件をネットで見つける。その物件には告知事項があり、若い女性が変死した訳あり物件だった。幽霊を信じていないし、怖いと思わない晴太郎は、訳あり物件に引っ越しするのだか、信じられない様な心霊現象が次々と起きて、、、
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突如圭介のもとに送りつけられた怪盜からの挑戦狀。そこには亜美の友人である赤澤美琴の父、赤澤勉が海上に建設した神志山ホテルに展示されたブラッドジュエルを盜ると記されていた。寶石を守るため、鳥羽警部と共にホテルに出向く圭介だったが、その前にテロリストが現れる。2つの脅威から圭介は寶石を、そして大切な人を守りきれるのか? 〜登場人物〜(隨時更新していきます。) 松本 圭介 名張 亜美 鳥羽 勇 城ノ口警部補 赤澤 勉 赤澤 美琴 建田 俊樹 藤島 修斗 三井 照之 周防 大吾 怪盜クロウ カグツチ イワ ネク ツツ ヒヤ タケ
8 98俺、自分の能力判らないんですけど、どうしたら良いですか?
異世界へ赴き、"異彩"を用いて任務をこなす"開拓団"を育成する教育機関、"學園"へと入學した|御笠《みかさ》 |琥太郎《こたろう》。しかし彼は、異彩の能力すら分からず劣等生のレッテルを貼られてしまう。 で・す・が!! これ、キーワード見てみ?"戀愛"だぜ? 有りますとも、戀愛。彼女いない歴=年齢の寂しい非リアどもに次ぐ。ついでにそうじゃないリア充どもにも次ぐ。 お・ま・た・せ☆ ハーレム?始発電車でお帰り願ったよ。さぁ! 野郎共!一人につき、一人のヒロインだそ? 一夫多妻?我が辭書にそのような文字は無い! はい、調子乗ってました。すいません。ハードル高すぎでした 昨今のハーレム系に一言物申したい。面白いよ?めっちゃ面白いよ?だけどさ?現実見てみ?やれ、不倫だ、あーだこーだ世間からひっ叩かれるんだぜ?そんな世の中でハーレムはちとハードル高くね? と、言うわけで!書いてやりましょうとも!思わず「こんな戀愛をしてみたい!」と思うような物語を! と、言うわけなので、「ハーレムものは、ちょとお腹いっぱいかな?」って方にオススメなので、暇な時にいかがでしょう? あ、プロローグはほぼ説明文だから後で読んでも変わらんよ。
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ある日突然、美の女神アフロディーテにより異世界《アーテルハイド》に送りこまれた少年・カゼハヤソータ。 その際ソータに與えられた職業は、ぶっちぎりの不人気職業「魔物使い」だった! どうしたものかと途方に暮れるソータであったが、想定外のバグが発生! 「ふぎゃああああぁぁぁ! 噓でしょ!? どうして!?」 ソータは本來仲間にできないはずの女神アフロディーテを使役してしまう。 女神ゲットで大量の経験値を得たソータは、楽しく自由な生活を送ることに――!?
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