《付き合ってから結婚するまで》自主練

菜は殘りない夏休みを全て文化祭の練習に費やした。

家でキーボードの練習をしていると、姉の部屋から優人の聲がした。

「お姉さん、駄目です…これ以上は…!」

「もう限界か?まだいけるだろ。」

「もう、あぁっ!」

何やらいかがわしい聲が聞こえてくる。

菜はまさかと思い姉の部屋にる。

「優人!おねーちゃん!何してるの!」

「いや、練習だが。」

なんと、2人は普通にギターの指使いの為に指をばす練習をしていた。

「お姉さん、これ屆きませんよ?!」

「お前なぁ…」

「何かごめん。」

「「は?」」

菜は恥ずかしくなり部屋を飛び出すと、キーボードを持って戻ってきた。

「私も練習する!」

「よし、今日の目標は3人で完璧に合わせる事にしよう。」

菜は何度もつまづき、中々進まない。

「おねーちゃん、コツとかないの?!」

「そんな事もあろうかと、優樹菜から音源を借りてる。」

優樹菜の音源は、自分で演奏している事が分かる。

ほんと、あの人何者なんだ。

菜は飽きたのか、お菓子を食べ始めた。

菜、やるぞ。」

「もう飽きた〜!」

突然、インターホンが鳴った。

ドアの前には、會長と優樹菜がいた。

「來ちゃいました!」

「ごめんな、2人で歩いてたら偶然聞こえて。」

結局全員揃っていつも通りの練習が始まってしまった。

to be continued…

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