《付き合ってから結婚するまで》クラスの文化祭準備

今日は始業式。

そして文化祭1週間前。

「おはよ〜!」

もにゅっとらかい覚と共に菜が抱きついてくる。

「今日からまた一緒に登校だね!」

「だから抱きつくなって…」

そして翔達も合流する。

「おぉ夫婦さんよ、イチャつくな〜?」

「誰がお似合い夫婦じゃ〜!」

「ちょっと菜やめろって!」

遠くに芽と空が見えた。

「あれって會長と菜ちゃんの姉貴だろ?」

「いーよな!大人のカップルってじで。」

「なんか裏ではデレデレらしいぜ。」

周りの噂ではあんな事言われているが、実際は付き合ってもないし、全くの片想いだ。

「そう言えば、優人達って文化祭でバンドやるんだろ?」

「まぁな。無理やりだけど。」

「すげーよな!だってお前音癡だしセンスないだろ?」

今考えればよく頑張ったと思う。

リズムも何とか分かるようになったし、楽譜も読めるようになった。

まぁ、プロとか部活でやってる人には負けるが。

文化祭1週間前という事で、クラスの催しの準備も始まった。

「で、何やるんだ?」

「お化け屋敷、やるぞ。」

「え〜?なにそれ!」

何故このような反応になったかと言うと、夏休み前に何をやるのか決まらなかったので、先生に任せてしまったのだ。

「仕方ないだろ、他と被りなしなんだから。」

「靜香せんせー、もちろん先生がお化けですよね?」

「當たり前だ、私みたいな獨で可くない化けみたいな顔の売れ殘りが1番適任だ…って、バカヤロー!」

でた、擔任の靜香先生のノリツッコミ。

まだ25歳なのに早く結婚したいと焦っていて數々のチャンスを逃してきた先生だからこそ出來る技だ。

「とにかく!そういう事だから!」

「よーし!張り切って行くぞ〜!」

「「お〜!!」」

後編へ続く

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