《付き合って結婚した後》定期検診
10月になり、菜のお腹も膨らんできた。
今回から、芽と一緒に定期検診へ行くことになり、優人の車で病院へ向かっている。
「おねーちゃんは私より1ヶ月早いんだっけ。」
「そうだな。真奈ちゃんも確か同じだった。」
「じゃあ私達の子って同級生か〜!」
奇跡的に時期が被って同級生になる可能が高いので菜は楽しみにしている。
「そう言えばつわりとか大丈夫ですか?」
「ウチの家系ってなんか皆そういうの薄いんだよな。」
「確かに!たまに吐いちゃう事あったけど大丈夫だったな」
ちなみに真奈は海の時は良かったがそれ以外は酷いので最近は會っていない。
検査が終わり、待合室で待機している。
「おねーちゃん、どうだった?」
「健康だってよ、こんな検査いるか?」
「いーるーの!おねーちゃん死ぬよ?!」
菜だからこそ、この言葉は重い。
「悪かった…」
「そう言えばおねーちゃんって夜の営みとかどうしてるの?」
「はぁ?!」
「ん?」
これだから天然は困る。仮にもここは病院だぞ。しかも優人が合流したらまずいことになる。
「だって、毎晩シてたのに我慢しなきゃいけないんだよ?!」
「お前、毎晩…?」
芽は菜の言葉に絶句した。
まさか姉妹でもここまで違うとは。
「おーい、飲み買って來たぞー」
「あ!丁度いい所に!」
「待て!この話は後でしよう!」
菜がセクハラ発言していたのに揺しつつ、芽はいつもの態度を演じる。
「そうだ、帰りラーメンでも食べていかない?」
「おっ、いいね」
「おねーちゃん、黙ってどうかした?」
まさか夫の前では言わないよな?と構えてしまった。
「別に?!行こうか。」
「よし、しゅっぱーつ!」
優人は芽に何かあったのか聞いたが教えてくれなかった。
to be continued…
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