《小説家の作詞》『失くしたモノ』

虹の架かる空の向こうに

君の笑顔をずっと探してる

失くしたを手繰り寄せるように

消えないで記憶の中に

殘るささいな日々の登下校

今日もまた一人で歩いてる

あれは暑い日のこと

帽子を被る君の姿が

今は亡きあの人に似てて

僕は顔を逸らして涙を堪えてた

疑いたい信じたくない

誰か僕の子を返してください

このまま一人で生きるくらいなら

あれは寒い日のこと

道路も凍るような雪日ゆきびで

仕事から帰ってきた僕を

妻の時と同じように突き落とした

もう…立てない

家族のいない世界で

何のために生きればいいの?

許してくれ僕を

生きる希なんてないから

それは冬の日のこと

指がかじかむような寒さで

ロープで首が締まるように

僕は椅子から飛び降りた

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