《僕の姉的存在の馴染が、あきらかに僕に好意を持っている件〜》第二十四話・12

しばらく楓とのスキンシップができなくなるって考えると、寂しくなっちゃうな。

だからといって、他の男の人に求めたりはしないけど。

萬が一にでもそんなことをしたら、浮気と変わらない。

私の気持ちは、意外と一途だったりする。

「──ほら。はやく來てよ」

を洗い終えて湯船の中にると、さっそく楓をう。

スキンシップと言えば、同士のお付き合いが大事だ。

ここから、すべてが始まると言っても過言ではない。

「僕もらなきゃダメなの?」

楓の方は、どうにもりたがらないみたいである。

私とスキンシップをする事が嫌なのではない。

ただ単純に、湯船の中のお湯が無くなるから嫌なんだと思う。

その証拠に、楓は湯船にはらないでその場でじっと待機している。

気にしないのであれば、躊躇いなくってくるだろうし。

私は、じっと待っている楓の手を躊躇いなく摑む。

「當たり前じゃない。一緒にらなきゃ意味がないでしょ」

「だけど……」

はもう洗ったんでしょ?」

私は、わかっていながらもそう訊いていた。

あくまでも確認である。

ちなみに楓がを洗っていたのは、私も確認済みだ。

「うん。一応、洗ったけど……」

「だったら、ってきなさいよ。遠慮なんていらないよ。それとも、お姉ちゃんの言うことが聞けないのかな?」

「そんなことは……。ただ、ちょっと……」

「もしかして、お風呂のお湯のことを気にしてるの?」

「まぁ、後にる人のことを考えたら、どうしてもね」

楓が言ってるのは、たぶん隆一さんのことだろう。

隆一さん本人は、そんなことは考えないというのに……。

「弟くんは、気にしすぎだよ。隆一さんが帰ってくる頃には、ぬるま湯になっちゃってると思うよ」

「そうだけど。でも……」

「私も、いつまでっていられるかわからないんだけどなぁ……。弟くんは、私と一緒にりたくないんだ?」

「それは……」

楓は、そこで悩み始める。

なぜ悩むのかわからない。

私と一緒のお風呂なんて、かなりレアなイベントだと思うんだけど。

悩む必要があるんだろうか。

「隆一さんが帰ってくる前に一緒にっちゃおうよ。お湯のことなら心配いらないから」

私は、グイッと楓の手を引っ張って、湯船の中にう。

さすがにそこまで強っぱりな格はしてないから、私からえば大抵の場合は言うことを聞いてくれる。

楓は、観念したのか湯船の中にってきた。

楓のあそこは、まだってはいないみたいだ。

私は、すかさず楓の背中にを預ける。

私のおっぱいのが直に伝わっているはずだ。

「どう? 溫かいでしょ?」

「うん。とっても溫かいよ。ついでに香奈姉ちゃんのも、とても気持ちいい」

「そうでしょ。私なら、もっともっと気持ちよくしてあげることができるよ」

私は、そう言って湯船の中に隠れている楓のあそこを優しく摑む。

さりげなくなので、楓には悟られないだろう。

「っ……!」

楓は、なにか言いたそうな表で固まっている。

それにしても、普段のあそこの大きさってこのくらいなんだな。

私の手にちょうど良く、とても馴染む。

あの時の大きさは、異常すぎたんだ。

どうでもいいことだけど。

やはりの子の手に握られている時って、敏になるんだな。

楓のあそこは、しずつ堅くて太いものに変わっていく。

、どうなっているんだろうか。

「ねぇ、弟くん」

「ん? なに?」

「弟くんのあそこ…どんどん大きくなっていくけど、興してるの?」

「それは……」

楓は、答えにくいのか言葉を詰まらせる。

ボソボソっと何かを囁くように言ったみたいだけど、私には聞こえなかった。

「なによ? 言いたいことがあるなら、ハッキリ言ってよね」

私は、大きくなった楓のあそこをにぎにぎと弄りながらそう言う。

これが私の中に挿ったとは思えないくらい、立派なものだ。

「ちょっと……。香奈姉ちゃん……。あんまりられると……」

「大丈夫よ。ちょっとくらい大きくても……」

「そういう問題じゃなくて……」

楓は、なんか微妙な表になっている。

それと同時に、私の部も反応してしまう。

しくらいなら、中に挿れてもいいなって思ってしまったのだ。

もちろんそういう行為は湯船の中でじゃなくて、楓の部屋で…だ。

今ここでやったら、私のが過敏な反応を起こしてしまいかねないから、やめておく。

のぼせてしまったら、それこそ大変だからね。

「続きは、弟くんの部屋でしよっか?」

それでもやっぱり、我慢はできそうにはない。

私の心の中のムラムラは、楓にも伝わっているだろうか。

どちらにせよ。

お風呂場では無理でも、楓の部屋だったら問題なくスキンシップを図れそうだし。

「なにをするつもりなの?」

「そんなこと……。私の口から言わせたいのかな?」

わかっているくせに。

と、言いたいところだけど、口には出さないでおいた。

楓の大事な箇所が、ちゃんと反応していたからだ。

「………」

「そんなに張しなくても大丈夫だよ。お姉ちゃんに任せなさい」

私は、楓を安心させるようにそう言っていた。

楓自も、なからずわかっているのか、私の手を握ってくる。

「ここではさすがに……」

湯船の中では々あるんだろう。

「うん。そうだね。とりあえず、湯船から出てからだね」

私は、溫まったのもあり先に湯船から出る。

そのままお風呂場から出るのはもったいないので、もうし楽しもうと思う。

続きは楓の部屋でと言いながら、ここでやるのだからなんとも言えない。

私は、バスタオルをに巻かずにその場に座り込み、楓の前で全を披した。

を広げた狀態なので、部が丸見えになっているはずだ。

ちょっと恥ずかしいけど、このくらいなら大丈夫。

「ほら。はやく來て──」

私は、挑発するかのようにそう言った。

楓のあそこは、私の手でマッサージしてしっかりとたせたから、バッチリなはずである。

楓だってちゃんとした男だ。

こんな景を目の當たりにしたら、我慢なんてできないはずだ。

「うん……。わかった」

楓は湯船の中から出て、ゆっくりと私の近くに寄ってくる。

そのまま私の部に手を添えてくれればいつもどおりなのだが、今回はちょっと違っていた。

楓は、たしかに私の部に手を添えてくる。

その後、大膽にも私の部に指を挿しようと指先を突き立てたのだ。

楓の指先は、なんの抵抗もなく私の中へと挿っていく。

「んっ……」

途端、私のが過敏に反応する。

私は、抵抗しようだなんて考えていなかったから、楓のしたいようにさせていた。

それがいけなかったのかもしれない。

楓の指先は、私を発させようと、私の中を弄り始める。

「あんっ……。やめ──」

あやうく『やめて』と言うところだった。

私は、恍惚とした眼差しで楓の顔を見る。

たぶん私のは、楓の思うがままだと思う。

楓のあそこは、私のぎ聲を聞いてなのかビンビンにっていた。

それが私の中に挿るんだろう。

まずは、私の部の中のマッサージといったところかな。

「やっぱりゴムはした方がいいかな」

楓は、何を思ったのか私の中に挿れていた指を抜くと、お風呂場にあったゴムを著用し始める。

楓にしては、めずらしい。

とうとうやる気になったんだね。

それを用意したのは、もちろん私だ。

こんなこともあろうかと、あらかじめ用意していたのだ。

だからこそ、それの意味はよく知っている。

「もしそれにが空いていたとしたらどうする?」

「え……」

楓は、ゴムを著用したあそこを見て、ぴたりと止まってしまう。

々と考えてしまったのかもしれない。

その証拠に、不安そうな表で私に視線を向ける。

「もしかして、ホントに空いていたりするの?」

「さぁね。どうだろう。空いてるのかな?」

私は、悪戯っぽい笑みを浮かべていた。

それにが空いているかの答えについては、想像にお任せする。

が空いていたとしたら迂闊には使えないよ……」

楓はそう言ってゴムを外そうとする。

しかし、そうはさせないのが私だ。

私は、楓の手をギュッと摑む。

「大丈夫だよ。そんなこともあろうかと思って、避妊薬は飲んだから──」

「それって、確実ではないよね?」

たしかに確実ではない。

楓の言うとおりだ。でも──

「弟くんが、私の中に出さない限りは大丈夫かな」

「その保証はさすがに……」

気持ちよくなったら、どうしても出しちゃうのか。

それが『男』なのかもしれない。

どちらにせよ、ここで私とセックスをするのは避けられないだろう。

お互いに全だし。

私の部に指を挿しちゃったし。

「どっちでもいいけど、弟くんに拒否権はないからね。その辺は覚悟してよね」

私は、楓の顔を見てそう言っていた。

楓の部屋でやるのも構わないんだけど、せっかくだからね。

こうしてお風呂場でゆっくりとスキンシップをするのも、良いことだろう。

とりあえずは、湯冷めしないように気をつけないとな。

楓は、覚悟を決めたのか私の部に楓の大事なあそこを當てがわせていた。

ちょっと押してやれば、すぐに中に挿っちゃいそうなくらいの距離だ。

仕方ない。こうなったら──

「えいっ!」

私は、思い切って遠慮気味に浮いた楓の腰を手で沈めさせる。

その反で私の部に楓の大事なあそこが挿っていく。

つぷりと変ながして、奧に挿っていった。

「あっ……」

私は、押し寄せてきた獨特の刺激に耐えかねて、思わず聲をあげていた。

ちょっと違う気もするけど、いつものセックスになってるのかな?

楓って、いつも中途半端で終わらせてしまうから、よくわからないんだよね。

最後までやったらやったで、取り返しのつかない事態になりかねないから、自重してるんだろうけど。

楓の大事なあそこは、私の中に挿ったことですっかり絶好調なようだ。

その証拠に、一回突いただけでは飽き足らず、何回も私の奧を突いてくる。

その度に訪れる獨特の刺激がたまらない。

「んっ。ダメッ。そんなに激しいのは──」

これ以上は、耐えきれそうにもない。

おそらく、私はあられもない姿を曬しているだろう。

しかし私の気持ちは、もう楓のことでいっぱいだ。

「もっといくよ。香奈姉ちゃん」

楓自も、を抑えきれないみたいである。

──もう。

素直なんだから。

「やれるうちにやってよね」

私の気持ちはもう、なんともいえないもので埋め盡くされてしまい。

に押し寄せてきた刺激の波に次第に耐えきれなくなった。

「んんっ」

これでゴムを著用した狀態でのものなんだから、逆にすごいとすら思う。

もし著用してなかったら一発だな。おそらく。

お風呂場から出たのは、それからしばらく経った後のことだった。

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