《コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!》ビクトレアシスターズ再集合です!

それから私達はお互いのことを話し合った。

「わたくしはあれから學園で立派な淑として學んできましたわ。リィア様達のおかげでユーリ王とも仲良くなって、それはもう大変なことになりましたわ」

「あ、あはは……ユーリちゃんは元気そうですか?」

「それはもちろん!あれから何度も王城勤めにならないかとわれましたわ……わたくしはビクトレアの時期領主としてこの地にいなくてはならないので斷るしかなかったのですが、心苦しかったですわ」

ユーリちゃんも綺麗になってるんだろうなぁ

「ミルフィはまだ結婚とか婚約はしてないの?」

「してませんわ。ユーリ様と仲がよかったせいで引く手あまたで……もてないよりはいいかもしれませんが、わたくし自を見てくれる人はなかなかいませんでしたわ」

この様子じゃ好きな人とかもいないのかな?

「ほら、わたくしの話よりもあなた方の話が聞きたいですわ!さぞ々なことを経験したのでしょう?」

「それはもう々ありましたよ。ストリーフ王國を出てから向かったのは魔王國アドレントですからね。それからエルフの國ヴァレン共和國、諸國連合國を通ってセパレティア王國に、その後ドワーフの國にも寄って最後に聖皇國ラキトピアに行きました」

「そんなに世界をまわったんですのね!すごいですわ!まさかあの魔王國にも行っているなんて……あぁ、確かお仲間のクロエ様が魔族でしたわね。そういえば今日はご一緒ではないのですか?」

「あとで話すけど、クロエとサーティア、新しく仲間になったテナは王都の方に行ってるよ」

「そうなんですのね!新しい仲間もできたのですね」

大人っぽくなったミルフィさんも冒険話に対しては目を輝かせて子供のような反応をしてくれる

それから私達は長い長い冒険話をミルフィさんに聞かせてあげた

「すごいですわ!世界にはそんなものがあるのですのね。わたくしにとっては本や劇の世界ですわ」

まぁさすがに話せないことは話してないからちょっと腳してるけどね

私達が天使とか神様のこととかは話してない

「あ、もうこんな時間ですね」

ずっと話しながらお菓子やお茶をいただいていたからおなかはすいてないけど、気がついたら日が傾いていた

「楽しい時間はあっという間ですわね。今回は長いことこちらにおられるんですの?」

「はい、とりあえず一ヶ月分の宿を取りました。急いだ予定もないのでいっぱいお話できますよ。そうそう、今度は安らぎ亭の姉妹も連れてみんなでお茶會をしませんか?」

「いいですわね!あの姉妹は毎日宿で忙しそうですから、たまには息抜きもしてほしいですわ」

ということでミルフィさんの許可もおりたのでちゃんとミミさんメアリーちゃんの姉妹もうことにしよう

一旦私達のお茶會はお開きになった

「まだまだ話したりませんわ。予定がなければ是非また遊びに來てくださいまし!」

「はい!今度は宿の姉妹も連れてきますね」

そして、私は早速二人にミルフィさんのことを話した

「ほ、本當ですか?」

「本當ですよ。またお茶會しましょうよ」

「私は賛!お父さん達に聞いてくるね!」

「ねぇ、二人はあれからミルフィの屋敷には行ってないの?」

「行ってませんね。何度かわれたことはありましたけど、やっぱりお互いの予定が合わなくて」

宿屋に休みはないもんね………多はあるとは思うけど、一日中休みっていうことはないのだろう

「まぁミルフィ様のおかけでうちは繁盛してますからね」

領主様の娘もよく遊びに來る宿としてこの街のなかでも特に信頼されている宿荷なったようだ

値段も高くないし、料理も味しいからそりゃあ人気だろうね

「お父さん達に聞いたらいいよだって!その代わりリィアさんとルーナさんに手伝ってほしいって」

「もう、お父さんはそういうところは図々しいんだから」

「それくらいお安い用ですよ。料理でも掃除でもなんでも………あ、接客は無理です!」

「あたしはなんでもできるよ」

「ん〜、それじゃあリィアさんには料理をお願いしてもいいかな?ルーナさんは私と同じで配膳と接客をお願い」

「ん、わかった」

「はい!おまかせください」

それから數日は安らぎ亭を手伝うことになった。

私は主に空き部屋の掃除と朝晝晩の食堂での料理をした

まぁ掃除は魔法で一発だし、料理も調理臺に慣れてしまえばそんなに大変にはならなかった

思えば仲間や自分以外のために料理するのは初めてかも………まぁ味は大丈夫なはず

「リィアちゃん手際いいね、よければメアリーにも教えてやってくれないか?」

ミミさん達のお父さんは基本的には無口なんだけど、私のことは逐一褒めてくれる

「はい、メアリーちゃんも昔よりずっと上手になってますよ」

「お父さん、リィアさん達は冒険者なんだから勧とかしちゃだめだからね」

「わかっちゃいるが願うだけなら自由だろう?」

そんなこんなで安らぎ亭の食堂は大盛況となり、數日後にみんなで休みをもらうことができた

「リィアさん、ルーナさんありがとうございます」

「私も新鮮な気持ちでした」

冒険者をやめたらひっそりとお店でもやろうかな?

「あ~もぅずっとここにいればいいのに」

「そういうわけにもいかないよ。まぁもし冒険者に飽きて仲間ともバラバラになったらリィアと一緒に暮らすと思うからその時はよろしくね」

「ほんと!それじゃあその時までこの宿を守らないとね」

「ふふふ、また來るときは格段とお料理上手になっておきますからね」

「なんか別れ際みたいな會話ですけど、私達まだまだここにいますからね?」

そして、あっという間にミルフィさん達とお茶會する日になった。

その日の安らぎ亭は食堂が休みでミミさんとメアリーちゃんも一日自由に遊べる

「じゃじゃーん!お二人にプレゼントです!」

私はミミさんとメアリーちゃんに似合うドレスを買ってきたというかミルフィさんに頼んで取り寄せてもらった

「え!?わ、悪いですよ」

「そうそう!こんな高そうなのもらえないって」

ちなみに採寸は寢ているところをこっそりと……二人共寢るのが早いからそんなに大変ではなかった

「昔にあげたものはサイズが合わないと思ったので、もちろんお金はいりませんよ」

「もしかしなくてもリィアさん達ってものすごく稼いでる?」

「これでもBランクだからね!」

「Bランク!?」

「この街で一番強い人でもCランクなのに……すごいです」

「あ~でもなんかすごそうな魔と戦ってる話も聞いたし……なんか納得かも」

さて、私も貴族スタイルに著替えないと。私はサイズがまったく、いやもうほんとになにも変わってないから昔買ったものでも平気で著れる

最後にみんなでお揃いにした髪飾りを著けて、ミルフィさんの家に向かった。

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