《コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!》子會といえばバナですよね!続き

やっぱりメアリーちゃんってモテるんだね。かわいいもんね〜、優しく話しかけてくれたし……まさに天使!メアリーちゃんマジ天使!

「メアリーさん、男はいつだってけだものですわ!簡単になびいてはだめですわよ」

「そうそう、すぐいやらしい目で見てくるんだから!」

「お姉ちゃん達、何かあったの?」

「この際だから教えておくけど、私もね?宿を継ぐためにも結婚とかお付き合いは考えてるんだけど、どの人も私を見てくれなくてさ」

あ~、なんというかその、ミミさんはスタイルがいいからね

「あと、私は料理が壊滅的でしょ?だから料理ができる人がいいんだけど、なかなか見つからないしそもそもそういう話題にもなりづらくって」

ミミさんのはバナというより、婚活?

なんか選び方が生々しいというか生活に溢れてる

「私はメアリーさえいればいいから正直見た目とか強さとか関係なく料理と一緒にやっていけそうって人がいいんだよね〜」

「わかりますわ〜、いくらかっこよくても常に上から目線とか変に支配してくる人は嫌ですわよね〜」

「そうそう!何が偉いのかわかんないのにね」

なんかミルフィさんとミミさんが意気投合してる

「それで?結局気になる人とかはいないの?」

「候補は何人かいるよ」

「え!?候補?」

マイナスなことを言ってたからてっきりそういう人はいないと思ってたけど、いたんだ

「え?お姉ちゃんも気になる人いるんだね」

「まずは市場にいる魚屋さんのところの子と、同業の子、それから……教會にいる人」

「それで?本命は誰ですの?」

「ほ、本命とかないよ?ほんとに」

なんかわかりやすい反応があったような

「へぇ〜、ふ〜ん。お姉ちゃんあの人がいいんだぁ」

「な!メアリー!なんでニヤけてるの、違うからね、私はいつだってメアリー一筋なんだから!はい、もうおしまい。次はルーナさん!」

「え?あたし?あたしは本當になにもなかったよ」

私達のことについてはみんなには緒にしている。言ってもいいけど、みんなの話よりも私達の話で終わっちゃいそうだからね

「ほんとですか?ルーナちゃんかわいいから自由行の時とかで出會ったこととかないんですか?」

「ないない、変な目で見てきたやつは無視するし突っかかってきたやつは魔法で蹴散らすから」

なにそれ強い

これは本當になにもなさそう

「それじゃあ最後は……」

「わたくしですわね!」

なんか今までの雰囲気じゃバナらしいバナはなさそうなんだけど

あと、モンブラさんからの頼みもちゃんとやらなくちゃ、ミルフィさんに好きな人とか人がいるのかいないのかっていう話をするんだよね確か

「先に言っておきますがわたくしも大した話ではありませんわ。貴族になると話よりも政治とか権威とかの話ばかりですから」

あ~、純粋な心からの出會いっていうのはあまりない世界なんだろうね

しかもその世界をれないと生きていけないんだから大変だ

「わたくしにも言いよってくる殿方は沢山いましたわ。學園はそういった流も目的とされていますから、珍しくありませんでしたわ」

うわぁ大変そう。もし私が貴族とかに転生してたら絶対うまくいけそうにないよ

「それじゃあ選び放題ってことですよね?いいじゃないですか」

「ミミだって目的で言い寄られてもいい気分にならないですわよね?」

「あ~、確かに……でも優しい人とかもいなかったんですか?」

「いましたわ、一見優しいお方とか」

「ダメだったんですね……」

「えぇ、優しいお方はわたくしではなくビクトレアがしい方のようで……わたくしにいいよってくる殿方の大半はそういった方でしたわ」

権力とと……それを求めることは間違ってはないけど、見え見えでわかりやすいとね〜そりゃあ大変だね

「た、大半ってことはそうじゃない人もいたってことでしょ?」

「そうですわ!でもそういう方は大友達止まり………いいよられるというよりし関わることがあって話すのが増えて仲良くなるってじでしたわ。そういういい人には大人とか婚約者がいるんですわ〜」

「あ~、わかる、わかります!この人良さそうって人には大他に相手がいたりするんですよね〜」

「それじゃあ今気になる人とか狙ってる人はいないの?」

「別にそういう人がいないとは言ってませんわ!」

「え!いるんですか?」

てっきりいないのかと思ったけど、いるんだね

「でもその方は全然わたくしのこと見てくれなくて、関わる機會もなかなかないんですのよね」

「ちなみにその相手はどこで出會ったんですか?」

「王城ですわ」

「王城!?ミルフィさんって王城にもれる人なんですか?」

あまり話についていけてそうになかったメアリーちゃんが反応する

「えぇ、王様のユーリ様とはあれからも仲良くしてますわ。なのでよく王城に呼ばれてましたわ」

「へぇ〜、すごいです。やっぱり語にでてくるようなきれいなところなんですか?」

「とっても」

「ちょっとメアリー、話がそれちゃったでしょ?ミルフィさん、話の続きいい?」

「わかりましたわ。その方は王城で働いているというか……たまにユーリ様のお兄様、つまり王子様に見まえる機會もありましたわ」

「もしかしてその王子様に!?」

「王子様は既にご結婚されていますわ。とっても仲がよろしいんですのよ。わたくしが気になっているのはその付き人の方ですわ」

ミルフィさんはし顔を赤らめる

「付き人ってことは貴族の人ではないんですか?」

分の差の……なんだかロマンチックだね。って、現実にあったら結構きついよね

「いえ、あの方は由緒正しい人ですわ。ですが……わたくしがビクトレア領を継がないといけないのでもうすでに將來が決まっている人との結婚は難しいのですわ」

あ~、今付き人をしてるってことはそれなりの地位がもうすでにあるんだもんね。將來の王様だから約束されたようなものだし、仮に長男じゃなかったとしても王様の側近は手放せないだろうね

「そういうときは既事実をつくるんですよ!ミルフィ様は王様と仲がいいんですよね。時々その人にあえるってことは王様と王子様の仲もいいはずですから、まずは王子様に気にられるといいんじゃないんでしょうか」

「確かに、そうですわね。まずは外堀から……」

ミルフィさんとミミさんが作戦會議し始めたけど、これってビクトレアの領主様、モンブラさんに相談したらどうにかならないかな?

「ねぇリィア、結局ミルフィに好きな人がいるみたいだけど、どうする?」

この話をモンブラさんに伝えるかどうかだよね

「その前にミルフィさんに聞きましょうか」

「そうだね」

私達はミルフィさんにモンブラさんの相談事を話した

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