《VRMMOで妖さん》2705:紹介者の位置に著こう。
おっと、ここは私が先頭になっておいた方が良いかもしれないな。
別に付き添いポジションのままでも問題無いとは思うけど、新しい人連れてきましたーって方が話が早そうだし。
まぁあの反応を見る限り、既に隠さん達から報告は屆いてるっぽいから、あんまり関係無さそうではあるんだけど。
「待ちかねたぞ」
「……いやなんでそんな所に隠れてるんですか」
「隠れてはおらんだろう?」
「まぁそれはそうなんですけど」
なんか役場にってすぐ橫の椅子にアリア様が待機してたんだけど。
確かに堂々と座ってはいるけど、外から見えないその位置取りに待機してるのは隠れてるって言って良いと思うんだ。
「り口からチラチラと顔を出していようかとも思ったのだが、こちらの方がより近くで反応が見られるのでな」
「まぁ遠くから何やってんですかってツッコんで終わりでしょうしね」
そういう問題じゃないんですけどというツッコミは置いといて、とりあえず同意はしておこう。
おっと、外から魔力で気付かれない様に気配を遮斷してるコレットさんに挨拶しておかないと。
今回は魔力を見えない様にしてるだけらしくて私でも気付けたな。
まぁアリア様が居るんだから居るよねって意識が有るからなんだろうけど。
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