《コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!》お泊り會(準備)

私達はミルフィさんの婚約を考えているモンブラさんのことを話した

「お父様がそんなことを……」

「怒らないの?その、よくわからないけど、そういう話を家族に心配されるって嫌じゃないですか?私だってお母さんに言われるし、お父さんにいたってはデリカシーないし」

「いえ、貴族として當然の心配ですわ。わたくしの結婚はなにもわたくしだけの問題ではないのですから。ビクトレア家やこの街の運命がかかっているのですわ」

そう考えると結婚って本當に重いね……

私とルーナちゃんは二人だけのことだったけど、ミミさんやミルフィさんの結婚は家族や周りにも影響がでるものだからちゃんと考えなくちゃいけないね

「あたし達は頼まれてるけど、ミルフィのためなら黙ってることもできるけど、どうする?」

「話してもらってもいいですわ。というかわたくしも一緒に行きますわ。さすがにこのお茶會が、終わってからですけれども」

「次期領主様の頼もしい姿を見ると私達も安心できます」

「任してくださいまし!」

友達の將來は心配だけど、ミルフィさん達なら全然大丈夫な気がする。

「あの、次は料理のお話しませんか?」

バナではあまり參加できなかったメアリーちゃんがおずおずと申し出る

「ごめんねメアリー、そうだね。ねぇリィアさん、ルーナさん、世界各地を回ったんでしょ?珍しい料理とか味しかったものはなかった?」

「それはもう沢山あったよ!ふふふ、味しいものは全部覚えているしちゃんと記録もしてるからね」

あ、なんかルーナちゃんにスイッチがったみたい。っていうかルーナちゃんそんなことしてたの?通りで味しかったお店の料理とかのレシピとかわかってたんだ。完璧にとまではいかなくても結構なクオリティで再現するんだもん。すごいよね

それから、料理の話や私達の冒険話、ミルフィさんの學園話、ミミさん達の出會った面白い旅人の話など、いろんな話をした。

そして、日が傾いてきた頃

「こんなに楽しくお話したのは久しぶりでしたわ〜」

「こちらこそありがとうございました!」

「今日はまだまだ終わりませんわよ!このあとは夕飯にお風呂、最後はみんなで一緒にパジャマパーティですわ!」

そういえばここに來たときサプライズで何か用意してるみたいだったね

「と、その前にお父様に用事があるので

ミミさんとメアリーちゃんは先にミルフィさんの部屋に行ってもらって、私達はそのままモンブラさんのところに今日のことを話に行くことになった。

「そうか、確かその方は侯爵の……ウォートフォール家だったかな」

「はい、ウォートフォール・ターナー様ですわ」

侯爵家って上から何番目に偉いんだっけ?

確かミルフィさんは伯爵家だったよね?

「爵位は問題ないというかまさか上の人とは本気なんだよね?」

「でも、まだ憧れ止まりですわ。わたくしはお父様がむ道を進みますわ」

「ミルフィがこんなこと言ってるのに手伝わないわけないよね?」

「そうですよ!貴族がどうとかは知りませんが、友達の願いを葉えるのは友達として普通なんですから!とはいってもできることはわかりませんが」

「ありがとう。私もできるだけミルフィの願いを葉えたいと思っているよ。平民の人や外國の人となるとし困ったけど、そうじゃないなら全力で手伝うと決めていたからね」

「お父様………ありがとうございますわ!わたくしも頑張りますわ!」

用事が一旦終わったので、私達もミルフィさんの部屋へ行く

「夕飯もお部屋で食べるんですか?」

「そうですわ。使用人も控えさせたので完全にわたくし達の空間ですわね」

部屋にると、ミミさんとメアリーさんがメイド服姿だった

「おかえりなさいませ、お嬢様」

「お、おかえりなさいませ、は、恥ずかしいよお姉ちゃん」

「もしかしてこれが用意してたもの?」

「ち、違いますわよ!きっとメイのせいですわね……まったく」

「私が著てみたいって言ったんです。そしたらもうメアリーがかわいくってかわいくって!」

「庶民は誰でもメイドに憧れるものなんですの?」

「あ~いや、その多分?そうだと思います」

私達もメイド服を著てたときがあったからね。一度は著てみたいけど、メイドになりたいわけじゃないんだよ

「メイドなんかよりドレスを著たほうがよかったですのに……」

貴族のミルフィさんにはこの気持ちがわからないようだ

夜ご飯も豪華なものばかりで、どれも味しかった。

特にルーナちゃんはずっと幸せそうだったね

「うちの自慢の料理人ですわ」

「レシピを聞きたいところですけど、どの食材もちょっと高そうです……さすがに宿の食堂ではだせませんね」

「まぁうちは庶民が気軽に來れるような料金設定だからね〜、メアリーは今まで通りでいいんだよ」

どっちにも良さがあるということだ。

ご飯のあとはみんなでお風呂だ。

「無駄に広いお風呂はこのためにあるのですわ!」

「無駄って、ミルフィが言っていいの?」

まぁ確かに、ちょっと豪華すぎるというか、一人で使うならかなり広い

「わ、私達もいいんですか?」

「もちろんですわ!一緒にりましょう」

そして明らかになる囲の格差社會………

あれ、メアリーちゃんの長すごくない!?

ドレスの上からでもなんとな〜く長をじてたけど、改めて見るとやっぱり私よりある

ルーナちゃんは相変わらずだし、ミルフィさんとミミさんもしっかりと長してる

「リィアさま、そんなにじろじろ見られたら恥ずかしいですわ」

「そうそう、リィアさんのえっち」

「ち、ちがいますよ!ちょっと自分と見比べてただけです」

「リィアは今のままでいいんだからね?」

「そ、そうですよ!私もまだまだなので」

なんか、勵まされると虛しくじる。私は気にしてないんだけどね?そう、まったく。そもそも人間じゃなくて天使だから、神様から長しないって言われてるし

「ちょっと傷ついたので八つ當たりです。浄化!」

「「「「ぴゃぁ〜!?」」」」

結構魔力をこめたので中が洗われたはず

「リィア〜」

あ、まずい

「浄化!」

「きゃぁー!」

やっぱり浄化魔法はくすぐったい

「もう、まったく、変な聲が出ちゃいましたわ」

「自分の聲でメアリーのかわいい悲鳴が聞こえなかった………リィアさんもう一回メアリーだけに」

「お姉ちゃん、怒るよ」

「ごめんごめん」

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