《小説家の作詞》『花とかぐや姫』

ひらりひらり花占いを

信じている君がかわいい

僕の心 見かさないで

これからもずっと橫にいて

いつか君は語ったね

祭りのあとの靜けさが

旅の行く末みたいだと

だけど僕には分からない

君はどんな時でも詩人だから

花火が夜空に消えると

それもまた一興と

寂しさと楽しさの狹間で

僕は君の手を握り締めた

ふわりふわり綿菓子持って

走り回る君がかわいい

そんな急いで何処に行くの

君は季節まで連れてくる

いつも君は語ったね

炎が燃えて消えるのが

人の死に際みたいだと

それが僕に向けた言葉だと

理解するのに時間はいらなかった

花火が夜空に消えると

君の聲と笑顔を思い出す

悲しみに暮れては

心を塞いで泣き喚いた

きらりきらり手に髪飾り

蘇る君はかわいい

何処にいるの 帰ってきてよ

僕は君だけが好きだから

いないいないどこにもいない

かわいい君はどこにいるの

僕はいつまでも花迷子

ひらりひらり花占いを

信じている君がかわいい

僕の心 誤魔化さないで

ホントの気持ち伝えるように

きらりきらり月占いを

アテにしない君はかぐや姫

何年経っても見上げる月

君に屆け僕の

      クローズメッセージ
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