《【書籍化!】【最強ギフトで領地経営スローライフ】ハズレギフトと実家追放されましたが、『見るだけでどんな魔法でもコピー』できるので辺境開拓していたら…伝説の村が出來ていた~うちの村人、剣聖より強くね?~》第90話 勇者を倒すレジスタンスに助けを求められる
小説2巻とコミカライズ1巻、本日発売です!!
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神アルカディアは一何を考えながらメルキス達を見守っているのか。是非ご確認ください!
ミムラスの街は大混に陥っていた。
「ブモオオオオォ!」
ミノタウロスが咆哮し、大斧を振るっている。それも1頭ではない。通常群れることのないミノタウロスが5頭も大挙して押し寄せているのだ。
街を囲う壁は破られ、そこからゴブリンの群れが街の中へなだれこむ。
街の冒険者や騎士が応戦しているが、ゴブリンの相手をすることしかできない。ミノタウロスの間合にれば即死するからだ。
王國騎士の鋭100人が今この瞬間救援に駆けつけても止められないほどのモンスターの群れだ。とても1つの街に駐在している騎士や冒険者達が相手にできる規模ではない。
「いくぞ!」
僕たちは、ミノタウロスが開けたから街にる。
「ロードベルグ流剣3式、”彗星斬”!」
僕は剣を抜き、街の住人に襲いかかっていたゴブリン達を斬り払う。
”どさっ”
1のゴブリンが突然倒れる。
その隣でまた一。靜かに倒れていく。瞬きするほどの間に、カエデが音もなく仕留めているのだ。
「なかなかやるじゃん。それじゃ、アタシもちょっと暴れますか! そりゃあ!」
”ドン!”
カノンがゴブリンを蹴り飛ばす。吹き飛ばされたゴブリンが後ろにいたゴブリンに激突。さらに後ろにいたゴブリンを巻き込んでいき、最終的に5のゴブリンがまとめて壁に叩きつけられる。
ゴブリン達は、ぐちゃぐちゃの塊になっていた。
まだぜんぜん本気を出している様子ではないが、ゴブリン達をまるで寄せ付けず凄い速度で倒していく。なるほど、これは確かに英雄の名にふさわしい戦闘力だ。
しかし、ゴブリンの群れは後から後から湧いてくる。ミノタウロスもまだ手が付けられていない。
そのとき。
「勇者ラインバート様、參上だぜ!!」
暴な大聲が辺りに響く。
見ると、全甲冑を著た男がゆっくりとこちらへ歩いてくるところだった。
……今、勇者と名乗ったか?
からすさまじい圧力が放たれている。間違いなく、本だ。
「ちっ、勇者め……」
忌々しそうに勇者を名乗る男をカノンが睨みつけていた。
300年前、カノンと勇者は因縁がある。今の勇者に対しても、思うところがあるのだろう。
勇者ラインバートが剣を抜く。國寶とまでは行かないが、一眼で名剣と分かる代だ。
「勇者剣一式。”神速雷斬”」
次の瞬間、ミノタウロスが上下に両斷されていた。
目にも留まらぬ速さで、勇者ラインバートがミノタウロスを斬ったのだ。
「まだまだ! 勇者ラインバート様の本領はここからだ! 竜頭召喚(ドラゴンヘッド) レッドドラゴン!」
勇者ラインバートが剣を掲げると、宙にの粒子が現れる。粒子は集まり、ドラゴンの頭の形に結合していく。
”グルアアアアアアアアアアァ!!”
町中に響くような咆哮を上げ、深紅のウロコに覆われたレッドドラゴンの頭が出現した。
”ゴウッ!!”
レッドドラゴンの口から放たれる猛火が、4頭のミノタウロスを包み一瞬で灰にする。役目を終えたドラゴンが、の粒子になって消えていく。
「見たか一般人ども! コレが勇者ラインバート様の力だ!」
勇者ラインバートが、もったいぶった仕草で剣を納める。
「さすが勇者ラインバート様です!」
「ありがとうございます勇者ラインバート様!」
「またモンスターが出たらお願いしますラインバート様!」
街の住人からは歓聲と拍手が上がる。しかしどこか、心がこもっていないようにじる。
「さぁ、でかいのは片付いたし俺は戻るぜ。小はお前らで何とかしとけよ」
まだ街の中ではゴブリン達が暴れているのだが、勇者ラインバートは大きな態度で言い捨てて帰って行った。
「あ、あの勇者ラインバート様。まだゴブリン達が殘っていますので、そちらも倒していただきたいのですが……」
「面倒くせぇ。俺様に命令するな」
騎士に引き留められるが、勇者ラインバートは足を止めずどこかへ立ち去ってしまった。
「仕方ない、僕達で倒すぞ!」
街に被害が出ないよう、僕とカエデとカノンでゴブリン達を倒していく。端の方では、負傷者をマリエルがアイテムボックスから取り出した包帯や消毒で手當てしている。
小一時間ほどして、ようやくゴブリン達を全て撃退することが出來た。
「ありがとうあなた達! おかげさまで死者なくモンスターの襲撃を切り抜けられたよ!!」
戦いが終わると、若いが笑顔で駆け寄って來た。
「……ところであなた達、この街の住人じゃないわよね? あなた達を見込んで、頼みたいことがあるの。付いてきてくれる?」
聲を潛めて、若いが僕の耳元で告げる。
今はこの街の報がしい。魔族の手がかりが手にるかもしれないと考え、僕は頷いた。
――――
「さぁ、ってって。ここはアタシの店なんだ」
案された先は、酒場だった。晝間なので、當然店に客はいない。
「お、これはタダ飯が食える予」
等とカノンがのんきなことを言っている。
「……こっち。こっちへ來てほしい」
僕達はなぜか、店の更に奧に案される。階段を降りて地下貯蔵庫へ。更に、奧の隠し扉を抜けて――
「ようこそ、アタシ達レジスタンスのアジトへ」
案されたのは、地下にある大きな部屋。作戦會議用の黒板やテーブルが備え付けられ、壁には武も吊り下げられている。
メンバーは今はいないようだが、備品の規模から言って數十人は居るだろう。
「アタシはレジスタンスのリーダーのユーティア。この街は今、勇者に支配されている。あなた達の力を力を貸してほしいの」
ユーティアさんは、僕達の目をまっすぐ見てそう言った。
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