《コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!》そういえば忘れてたけど

リィア視點

ふと、思い出してことがある。

ラキトピアのダンジョンで無理やり眷屬にした魔放置してたんだよね。

「ルーナちゃん、これどうしたらいいですか?」

「リィアが捕まえたんでしょ?ちゃんとお世話できるの?ていうか、その中にったまま放置してたけど大丈夫なの?死んでない?」

「時間停止なので多分大丈夫です」

一応暴れたら大変なことになるので街の外に來ている

「それじゃあ出しますよ」

「うわっ、ほんとにリィアに似てるね」

姿は私がバックの中にれたときと変わってない

眠っているのかかないけど、ちゃんと生きてるみたいだ

「と、とりあえず服を著せましょうか」

髪が黒いこと以外は私と同じ姿をしてるのでさすがに恥ずかしい

「これ回復魔法効くと思いますか?」

アンデットとかだと回復魔法は逆効果なんだけど、スライムだし、平気だよね?

「大丈夫じゃない?」

回復魔法をかけて様子を見てみる。とりあえず回復魔法はきいてそう

「それにしても、どうしてこんなの捕まえてきたの?」

「その、ノリというかなんというか、いいじに弱らせられたのでいいかなって思って。それにこのスライムめちゃくちゃ強かったんですよ。攻撃全然効かないし、どんなに切り落としてもすぐ再生するし、も大きかったから単純な攻撃も強いし魔法も使ってくるし」

「うわぁ、そんなのよく倒せたね」

「正直ルチアさんがいなかったらきつかったですよ」

ルチアさんの強化魔法は魔力を無盡蔵にしてが羽のように軽くなっていた。私のとは全然違ったよ

「魔族が兇暴化させてたってのもありましたけどね、最上級の魔法でも耐えていたので防力は特段に高いと思います」

あの強化狀態ならそこらのドラゴンくらいは一撃だと思うんだよね

「それで?結局この子はどうするの?」

「契約魔法の可能を試したいんですよ」

「試す?」

「そうです、ルーナちゃんとは対等な契約ですけど、この子は私に従順なはずですからね」

そう、例えばあんなことやこんなことが………

「一なにをするつもりなの」

今回試したいのはどこまでの命令ができるのかとか意思疎通に関してと、、まぁあとはなりゆきで考えていこう

「………」

どうしようかと悩んでたらスライムが起きたようだ

改めて見ると私ってかわいいなぁって、髪が黒いだけでこんなにイメージ変わるんだ。

染めようとは思ったことないけど、これはこれでいいね

「立てる?」

を起こすことはできるみたいだけど、立つことはできないみたい

手を引っ張ってもだめっぽいね

「………」

「わわっ、四つん這いはちょっと恥ずかしいですから!」

「この子スライムなんでしょ?本當の姿にならないの?」

「エクスチェンジは変化ではありませんからね。中も人というか私?になってます。切ったらもでますよ」

「テナの人化と何が違うの?」

「ほとんど一緒ですけど、姿形だけ変わるのが変化で中も変わるのが変です。テナちゃんのは……どっちなんでしょう?」

テナちゃんはドラゴニュートだからどっちの姿も本なら変

なんかよくわかんなくなってきた

「まぁとにかく!この子は中も人なので私と戦ったときのスライムみたいなことは多分できないと思います」

「………」

元スライムはをふるふると揺らしている

「もしかして姿を変えようとしてる?やっぱりできないみたいだね」

「っていうか言葉は通じてるんですね」

私達の話してる容を理解してるっぽいよね

「これは命令です。話がわかるならこうやって手を上げてください」

「……!」

元スライムは手を挙げる。

おぉやっぱ通じてるみたい

「あたしにもやらせて!あたしの言ってることもわかる?」

「………!」

元スライムはもう片方の手を挙げる

「おぉ〜」

どうやら契約者以外にも意思疎通ができるみたいだ

「あの魔族が々してたせいかもしれませんね」

言うなれば調教済?なのかもしれない。

「聲は出せないのかな?」

「ん〜、立ち上がれないのもそうですけど、聲の出し方がわからないんだと思います」

レーズンのときもクラーケンのときもそうだったけど慣れるまではまともにくのも大変みたいだね

「それじゃあまだ一緒に戦うとかはできなさそうだね」

「ですね」

まぁこの子は基本しまっちゃうしあんまり戦力に數えてもないから戦えなくてもいいんだけど、立ったり喋ったりしてくれたらいいね

がんばって教えないと

「そうだ、名前を決めないとですね」

「なにか考えてるの?」

「ん〜そうですね………」

ちなみに私のネーミングセンスは割と安直とかなんというか……ハンドルネームだって本名逆に読んだだけだし、レーズンのときも仮の名前が名無しのななちゃんにしようかなとも思ってたし……

「スライムだからスラちゃんとか」

「安直!いやいいんだけどね?あたしはとやかく言うことはないんだけど、思ってたより安直だったからつい」

「あ、あはは、じょ、冗談ですよ」

あ、危ない危ない、スライムだからスラちゃんっていうのはだめっぽいね。

ん〜、そうだ。見た目のイメージとかそういうのからつけるのは……あ、黒髪の私だからアイリ……これは前世を思い出しちゃうからダメ。ていうか私が混する

あ~、やっぱり私ってかわいいよねもっと著せ替えしたい

著せ替え人形……リカ……はさすがにね。

うん、私と似てるから名前の雰囲気も似せるのはどうかな

リィアだから……

「シィア、スィラどっちがいいと思いますか?」

「ん〜シィアは言いづらいからスィラがいいんじゃない?なんならスイラでもいいと思うけど」

「あなたの名前はどれがいい?シィア、スィラ、スイラ」

ひとつひとつ呼んでみて、一番反応がよかったのはスイラだった

「スイラ」

「……!」

「それじゃあ決まりだね。よろしくスイラ。あたしはルーナ」

「私がご主人様のリィアです。よろしくねスイラ」

スイラは両手を挙げて喜び?を表現していた。もっと表現がわかるようなことを教えないとね

「ねぇ、人間の姿に変える呪いをかけたんだよね?解いたら元のスライムになって変化もできるんじゃないの?」

確かに、私なら呪いを解くこともまたかけることもできるからやってみようか

「スイラ、一度あなたを元の姿に戻してあげますね。でも契約を解除するわけじゃありませんよ」

私のかけた呪いの解除方法は至って簡単。

「……ちゅ」

「ちょっ!?リィア!?」

「あれ?言ってませんでしたっけ?呪いを解くには私かする人のキスが必要なんですよ」

する対象がいなければ私にしか解くことができない

私ってそんなにに飢えてたのかな………解呪方法は勝手に決められるって神様が言ってたんだけど

キスをしたスイラは溶けて元のスライムの姿になった

「いやおっきいね!?」

そういえばこの子、元は大蛇に変化するほどの大きさだったね

「元ダンジョンの最下層ボスですからね」

「もっと小さくなれる?」

すると、大きなから小さなスライムが出てきた。

大きさを自由に変えるというより分裂して小さくなるんだね

「ここから私に変化できる?」

スイラは言われた通りに私に変化する。人化と違って今度はも私と同じになった

「おぉ!すごい!」

「本當によく出來てるね」

「と、とりあえずもう一度服を著させてください!さすがに恥ずかしすぎますから!」

んなところまで再現されていた

それから私達はスイラの能力について々試した。

というのも、スイラは取り込んだものにしか変化できないというものだった。

例えば最初は私に変化できたけど、ルーナちゃんに変化することはできなかった。

ルーナちゃんの髪を取り込ませるとルーナちゃんの姿にも変化できるようになった。

ちなみに分裂する前の大きな狀態で変化させたらそのままの大きさで変化したので大きさを合わせるには分裂は必須となる

ちなみに分裂したスイラも自由に行でき、私とルーナちゃんの分も表現することができた。

ただし、変化なのでの中はスライムのままなので心臓の音はしないし、も若干ツルツルだったりベタベタしていた。

それと、分だけを人化することもできた。人化すると黒髪の私となり、変化はできなくなる

共通することは、人のかし方がわからないところだ。変化しても人化しても自由にくのは難しそうにしていた。

「まぁ元々這っていてるんだから仕方ないよ。そういう意味でも大蛇に変化してたのは相がよかったんですね」

きに関しては人化したほうがまだマシだったね

スライム狀態での戦闘能力はかなりのものだった。

ルーナちゃんと同じく水屬の魔法を得意としていて、圧倒的防力を持っているので、大抵の攻撃は耐える。

に対しても有効だと思う。

「思ったより戦力になりそうだね」

「まぁでも、この子は基本使えませんけどね」

倒し方が溶かすので、素材採取には向いていない

どちらかと言うと大量の雑魚敵相手に有効なんだろうね。まぁそれなら大規模魔法を使えばいいから私達パーティにはあんまり必要とは言えない

「この子の使い方はごみ処理と囮くらいですね」

ま、他の使い道を思いついたらまたその時考えればいいからね。

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