《コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!》王都にいきましょう!

スイラのこともわかったところで次はなにをしようかと考えていると

「どうせミミとメアリーは忙しいからどっかいかない?ビクトレアって過ごしやすいけど観する場所はないし平和すぎて冒険者の依頼はつまんないから」

「ん〜、それじゃあ王都に行きますか?」

今の私は超便利な転移魔法が使えるもんね

それに、ユーリちゃんに會いたいなぁとも思ってたし

「いいね!もしかしたら知り合いにも會えるかもしれないし」

てことで私は王都に向かうために転移魔法の準備をした

「………わっ何回も転移してるのに毎回驚くよ一瞬で景が変わるんだもん」

「うっ……天使狀態じゃないからきつい」

「はいはい、マナポーション飲んで」

マナポーションがにしみるなぁ〜

「そういえばここはどこなんだろ?」

目立たないところに転移魔法の魔法陣があるんだけど、ここに転移したのは初めてだからどこかわかんなくなる。

「とりあえず大通りにでよ」

転移した位置はなんと王城の近くだった

「うわっ人多すぎでしょ」

久しぶりの王都は人で賑わっていた。

そういえば冒険者學校以來だよね、々あったなぁ……

「ねぇねぇ、今の冒険者學校に行ってみない?どうなってるのか気になる」

「いいですね。今日は王都を回りましょうか」

私もそれは気になる。あとはユーリちゃんに會えたらいいなぁとは思うけど、お姫様だからなぁ、簡単に會えないよね。

最悪侵するのもいいかもしれない、流石に怒られちゃうか

「おぉ!冒険者學校は健在だね」

「懐かしいですね」

まぁまだ數年しか経ってないからそんなに変化はないんだけど、なんか々と思い出すよ

「ねぇ、ちょっと中を見てみたいと思わない?」

「一応明化すれば中にれると思いますよ」

「え!る!見たい!」

ということでルーナちゃんに催促されながら明化になって中にる。

(うわぁ!懐かしいい、私達この寮で一年間過ごしたんですよね)

(そうそう、あたし達部屋が一緒じゃなくて、リィア寂しがってたよね)

私とルーナちゃんはそれぞれ剣士學科と魔法學科に別れてたからそれで部屋も別だったんだよね

(そのおかげでクロエさんとサーティアさんに出會えたんですからよかったですよ)

食堂も懐かしい。今思えば結構いろんな國の料理が食べれたよね。さすがは王都にあるだけはあるね。

もしかしたらこの學校の関係者に転生者が関わっているのかもしれない。

(グラウンドの方にもいこ?)

ここにいないということは座學中かグラウンドの方で実技の授業中だろう

(おぉ~、やってるやってる)

グラウンドでは実技の授業中だった。

(あのときはちょっと手を抜いてたんですよね)

あんまり目立ちたくなかったし

(あ、先生だ!ダンジョン演習もあったなぁ)

一年間だけだったけど、いろんな思い出があったね

「楽しかったね。學校は今もそんなに変わってないみたいでよかった」

「はい!々懐かしかったです」

それから私達は王都の出店でお晝を食べ歩きしていた。

「あの!これください!」

「はいどうぞ」

「わぁ!ほんとに買えました!」

あれ、あそこにいるのは………

「リィアが二人!?」

「なわけないですよ。あれ、ちょっと落ち著いた格好ですけど、もしかしてユーリちゃんじゃないですか?」

どうして城下町に?

しかも一人で、もしかしてまた王城から抜け出してる?

「心配なのでついていきましょう」

もしかしたら隠れて護衛がいるかもしれないけど、そうだったら近くにいるはず……だけどそんなじはないんだよね

「やはりこっそり城下を歩くのはいいですね。最近はお金の使い方も覚えましたし、これなら一人でお買いもできます。お!こっちの道は近道になりそうです!」

あ!よりにもよって路地に行っちゃった

「行くよリィア。嫌な予しかしない」

「私もです」

追いかけていくと、案の定絡まれていた。相當常識がわかっていないらしい……やっぱりユーリちゃんだよね?

「あ、あの。通してくれませんか?」

「おおっと、ここは嬢ちゃんみたいな人がきちゃいけないところだぜ」

あれ?普通に絡まれていると思ったけど、注意されてる。

よく見たら妙に綺麗な服を著ていた。

「私のこの好奇心は誰にも止められません!」

「あぁ、ちょっと!」

ユーリちゃんは絡んできた男をすり抜けて先へ進んでしまった。

男はユーリちゃんに摑みかかろうとしたけど、ルーナちゃんの魔法でけなくなっていた。あ~、まぁいいか

「リィア!追いかけなきゃ」

「は、はい」

さらに追いかけると、ユーリちゃんは完全に迷っていた。

「あれ?さっきもここを通ったような気がします」

「大丈夫?」

見ていられなくなったのか、ルーナちゃんが聲をかけた

「あ、あなたは!ルーナさん!リィアさんも!こんなところで……あ、いや!私は人違いです。ユーリではありません」

「いや、バレバレだって」

「どうしてこんなところにいるんですか?」

「あの、えっと、それはですね……」

どうやらまた城を抜け出していたみたい

「騎士団の方達にはどうかごにお願いします!」

「でも、一人じゃ危ないからあたし達と一緒にいよ?」

「はい!それはもうぜひ!私も會いたかったです」

「そういえばサーティアさんとクロエさんはいらっしゃらないんですか?」

「今二人とは別行だよ。あたし達休暇中なんだよね。それで久しぶりに王都に來たの」

「そうだったんですね!みなさん変わらず元気そうでよかったです」

それにしてもユーリちゃん、數年見ない間に隨分と変わったね

雰囲気はそのままなんだけど、大人っぽくなったというか、どう考えても私よりも長してる!

「どうかされましたか?」

「本當にユーリちゃんですか?」

「はい!ユーリです!」

長期ってすごい!いやもうほんとに!

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