《ほんじつのむだぶん》23年6月28日號『蛙化現象→〇〇〇』

貴重なお時間を割いて、

無駄文に目を通してくださいまして、

誠にありがとうございます。

人間がどれだけ地球上で

ふんぞり返ったところで、

お釈迦様の手のひらで

飛び回った孫悟空のように

自然災害の前では赤子に等しい。

週間予報が日々発表されますが、

來月の頭あたりに、梅雨末期の

大雨が降り続くと予測されます。

臺風の平均発生個數は約26個。

上陸數は約3個と統計上算出され、

発生する度に被害が最小限で

止(とど)まるようにと願いますが、

線狀降水帯による豪雨災害は

既に今月のアタマに発生しており、

年に1度で勘弁していただきたい。

対象になる地域が

重なっていない事だけが

不幸中の幸いです。

既に今年は能登半島を震源とする

大きな地震がありましたし、

天災の1年というイメージしか

思い浮かばない年には

なってほしくはありませんね。

閑話休題(それはさておき)……

日々新しい言葉が生まれ、

定著への挑戦が繰り広げられますが、

無事に辿り著けるものは

一握りにも満たず、大半は

【オワコン】のブラックホールに

放り込まれては消えていくを

繰り返して時代を紡いできました。

そう考えますと、

世紀を超えて使われることわざが

持っている生命力には帽します。

スチャラカ路線を進みますので、

肩の力はお抜きくださいね。

上半期もあと數日で終了。

下半期に起こった事の方が

記憶に殘りがちですから、

この時期に上半期を総括するのは

絶好の機會でしょう。

々新たな造語も登場する中で、

妙に引っかかったの【蛙化現象】。

し前は茹でガエル理論という

言葉が話題になりましたが、

経営やビジネス用語だった

これの派生かと思いきや別で、

【好意を抱いている相手が

自分に好意を持っている事が

明らかになると、その相手に対し

嫌悪を持つようになる現象】

そこに付け加えて、

【2020年代にってからは、

際相手などの嫌な面を見て

幻滅する意味でも使われている】

と紹介されています。

心理學からの喩えですから

への機微が鋭い

若い方から広まったのも頷ける中、

代謝のスピードが桁違いですから、

消費期限は極めて短く、

半年持つかなぁと首を捻ります。

今年は2023年ですから

後者の意味合いが濃いですが、

しばらく眺めていますと

全く同じニュアンスのことわざが

浮かんできます。

【百年のも一時(いちじ)に冷める】

と意味もぴったり當てはまり、

老婆心ながらこれを

使ってほしいなと思うのですが、

兎に角言葉を短くする方が

ウケが良いであろう世間に

この聲は屆かないでしょうし

そこから更に言葉を転がして

【蛙化=ケロる】や

蛙のスタンプで表現し始め、

原型を留めぬ発展をする方が

容易いように寫っています。

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