《コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!》王族達

私達はそれからもお城の中を回った。

「お城の庭園はとっても綺麗なんですよ!そこでよく普段疲れを癒やしてるんです」

ということで庭園に向かっていたら

「ユーリちゃん?」

「ヴィー姉様!お兄様ならお部屋にいますよ」

「フリードとはさっき會ってたの。それより、そちらの方達は?」

この儚げで綺麗な菫の髪をしているが王子様の婚約者だ。確か前にユーリちゃんとれ替わったときにも會ったことがある。

「リィアさんとルーナさんです。前にも話したことがあると思いますが、私のお友達です」

「まぁ!ふふふ、ユーリに変裝していたっていうのは本當なんですね」

「ヴィー姉様、もしよかったらお話しませんか?」

「もちろんいいですよ」

庭園で豪華なティーパーティーをすることになった

「本當に王子様はこの人との婚約を破棄しようとしたの?考えられないんだけど」

「すみませんヴィー姉様、さっきまで昔話をしていまして……」

「別に構いませんよ、お互いに素直になれなくて、すれ違っていただけですから。今はもうそういう心配はありません。それより、あなた方がユーリちゃんにいい影響を與えていたのですね」

「それってどういうことですか?」

私達がユーリちゃんにいい影響を與えたって?

「2年くらい前からユーリの口調が丁寧になったり、私のことを稱で呼んでくれたり、々変わったんですよ」

あ!確かに……前はもっと子供っぽかったよね。見た目だけじゃなくて口調や立ち振る舞いも長していたから大人っぽく見えたんだね

「もう!私のことはいいですから!それに、それは王としての教育のおかけですよ。それよりもヴィー姉様のご結婚の話をしたいんです」

「もう聞いていたの?まだフリードとそういう話をしただけなのに」

そっか、まだ婚約段階だから結婚はまだしていなかったんだね

「結婚だから式もやるんだよね?」

「もちろんです。きっととても豪華な式になりますよ。次期國王の結婚式ですからね」

「そうなの、だから張しちゃって……私、ちゃんとできるか不安なの」

「大丈夫ですよ。お兄様もいますから」

ヴァイオレットさんの花嫁姿、絶対綺麗なんだろうなぁ

最近婚約とか結婚の話をよく聞くからなのか妙にルーナちゃんのこと意識しちゃうんだよね

「それなの!絶対フリードかっこいいでしょう?私まともにフリードの顔が見れないと思うの」

話す前は儚げ人な印象だったけど、話しているところを見るとする乙なんだね

「ヴィー姉様って普段はもっとおしとやかで上品なのですが、お兄様のことになるとこうなってしまうのです」

「ヴァイオレット、ユーリといたのか、途中でどこかへ行ってしまったから探したよ」

王子様が現れた

「ふ、フリード?」

「お兄様、今は子會中なのですが?」

「すまない、ヴァイオレットと話の途中でなまだ話したいことがあるのだが、いいか?」

「はい……」

「お兄様、ヴィー姉様に何をしたのですか?」

「いや、なにもしていない!式の段取りとかドレスについて話していただけだよ」

「すみませんユーリちゃん。実は話の途中で逃げちゃったの。だってフリードが私のことをずっと褒めてくるからいたたまれなくなっちゃって」

なにそれかわいい

「はぁ………ヴィー姉様、ちゃんとお兄様とお話してきてください。お兄様はほどほどにお願いします」

「あぁ」

「ユーリちゃん、途中なのにごめんなさい、またお話しましょうね。リィアさんとルーナさんもまた今度」

ヴァイオレットさんは王子様に連れて行かれてしまった

その表はまさにする乙だった

なんかいいなぁ、私とルーナちゃんはに焦がれてるというより友達の延長線みたいなじだからづっとドキドキさせられるようなもしてみたくなっちゃうね

「……全くあの2人には困ったものです。見せつけられる妹の気持ちも考えてしいです」

あ~でも頻繁に見せつけられるといい気分ではないかもしれない……私も気をつけよう

「続きといきたいところですが、そろそろお母様と散歩の時間なのでお母様のところへ行きましょう」

「わざわざ家族との時間をつくってるんですね」

「いいえ、お母様が私と一緒じゃないと嫌だというので仕方なくです。元々お母様はが弱くて、ベッドから出れないような生活だったのですが、ある時から調子が良くなったんです。それからしずつかすようにしてるんですけど、なかなかわがままでですね……」

「なんか、大変だね」

「まぁ今回はリィアさん達がいるのでお母様も喜ぶと思います」

そういえば王妃様はが弱いんだったけ?治癒魔法をかけた記憶がある

「お母様〜、お散歩の時間ですよ」

きたくないですユーリ」

「ふふふ、今回は私だけじゃないんですよ。紹介しますね、友人のリィアさんとルーナさんです」

「まぁ!?あなたはあのときの偽ユーリ。影武者として雇ったのですか?」

どうやら王妃様も覚えていたようだ

「違います。友人ですよ」

「全然元気そうだね」

「はい、元気になってからというもの、元の儚げな雰囲気はどこかへいってしまって、殘ったのはわがままなところなんです」

「母に対してなんてこと言うのですか」

まぁこれだけ言い合えるほど仲がいいってことなんだろうね

「病気は平気なんですか?」

「はい、あの魔法をかけていただいてから調子がよくて、醫者にも驚かれました。今ではこの通り元気ですよ」

よかった

「リィアさんがお母様になにかしたのですか!?」

「ちょっとした治癒魔法です」

「ありがとうございます!なんてお禮を言ったらいいかわかりませんよ」

本當にそれのおかげとは限らないと思うけどね。病気を治す魔法ではないから治したのは王妃様自

「お母様、散歩が終わったらお父様にも報告しに行きますよ」

「ユーリ、立派になりましたね」

「お兄様もお母様も私がいないといけないので立派にならざるを得なかったんです」

やれやれと言いつつユーリちゃんは王妃様を連れ出した。

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