《コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!》ミルフィのお見合い

それからしばらく王城でお世話になることになった。

いや〜、王城での生活が良すぎて良すぎて……ご飯は味しいしかわいい服いっぱい著れるし、の回りのお世話全部やってくれるからダメになりそう

「いっそのことこのままずっといてくれてもいいんですよ」

「リィア、流されちゃだめだからね」

「そういうルーナちゃんだってすごい気にってるじゃないですか」

「だって!ご飯が毎回味しいんだもん!」

ルーナちゃんも心を揺さぶられていた

「でも、そろそろビクトレアに戻らないとミルフィさん達が心配しちゃうかもしれませんね」

「ミルフィ?ミルフィなら今王都に向かってると思いますよ」

「え?そうなんですか?」

「ていうかなんでユーリが知ってるの?」

せっかく王都から戻ってきたのにまた王都に向かうなんて大変だね。なにかあったのかな?

「お見合いですよ。ほら、お兄様の側近にターナーって人がいるんですけど、その人に早く結婚してしいお兄様と跡取りがしいビクトレア家の利害が一致したので王族主導で無理やり決めました」

それ、もしかしなくても私が言ったせいだよね?

ミルフィさん大丈夫かなぁ

「私達もそのお見合いを見ることはできますか?」

「え?お見合いを見るんですか?」

「侍ということでいいので様子を見たいんです」

「侍………いいですね!私も見たいです。ミルフィは私の大事な友達の一人ですからね」

ミルフィさんのことはあんまり心配してないんだけど、相手方の方が心配だ。

「ユーリちゃんはターナーさんがどういう人かわかりますか?実は………」

私達はミルフィさんの気持ちをユーリちゃんに教える。

「まぁ!そうだったんですね。ミルフィはああいうのが好みですか〜、っとターナーのことですね。彼はお兄様の友人兼側近をしています。騎士ではないので守るというよりは助言や相談役ですね。學園時代の績は常に最上位、家柄と年齢からその役目に抜擢されました」

結構すごい人だった

「すごい真面目でお兄様相手でも遠慮なく意見を言うことができます」

確かに、真面目で正義強そうだったね

「ユーリからの印象はどうなの?」

「私から見た印象は堅ですね。まぁお兄様が私にしつこく構ってくるときは助かってるので嫌いではありませんよ」

ししか知らないあたし達にもその真面目さが伝わってきたよ」

「お見合いするのはいいのですが、問題はターナーですね。彼は婚約とかにまったく興味がないみたいなんです」

もしかしてが苦手とか?

それともなにか理由があるのかな

がダメとか?」

「そういうわけではないと思うんですけどね、それこそミルフィと楽しそうに話しているところも見たことありますし」

それじゃあ婚約自に興味がないのだろう

「まぁ不安になることはないと思いますよ。お兄様とウォートフォール家が乗り気ですからね。外堀は埋まっています」

さすがは王族の力

ミルフィ視點

リィアさん達がいなくなって數日、お父様から衝撃なことを言われる。

「ミルフィ、急いで王都へ行こうか」

「どうかされたのですか?」

「ウォートフォール家のターナー殿との縁談が思ったより早く進んでな、早速お見合いということになったんだよ」

え!?どういうことですの!?

この間リィアさん様達と話したばかりだと言うのに………

まさかお二人がなにかしたとかでしょうか?いえ、それはさすがにありえませんわね

「お嬢様、私達もいますからね、もっと気楽にいきましょう!」

メイがのんきなことを言う。わたくしはこんなに混しているというのに……

「そうですわね、ここで何をしたところで無駄ですわ」

「それではお嬢様、準備ができたのでこちらに」

はぁ……せめてリィア様達と一緒に行きたかったですわ

「ミルフィさん!すっごい似合ってますよ!」

「さすがはミルフィ、本番も頑張ってね」

どうしてこうなってしまったんですの!?

王都へ到著したわたくしは別荘ではなく王城へ案されました

「どうして王城なんですの?」

「王都に著いてから王城へ向かってしいという指示がありまして……このまま城することになりました」

「誰がそんな……もしかしてユーリ様?」

「おそらくは」

マイは冷靜に答えますが、わたくしは冷靜ではいられませんわ

なんだかわたくしの知らないところで々話が進んでそうですわね

まったくお父様もひどいですわ!教えてくださってもよかったのに

それからわたくしは王城の中にりましたわ

そしてそこには

「リィア様!?ルーナ様!?どうしてここに」

「まぁ々ありまして……ユーリちゃんと一緒にいたらこんなことに」

リィア様達も訳ありっぽいですわね

「もしかしてなのですが、このお見合いはお二人が?」

「半分そう、もう半分は王族達が」

王族!?ユーリ様だけではないということですの!?

肝心のユーリ様の姿はなかったので仕方なくリィア様達に狀況を聞く

「また隨分と急な話ですわね」

「私達はしミルフィさんのことを話しただけなんですけどね……そしたらこうなっちゃいました」

まったく、喜んでいいのかわかりませんわ

急すぎて心の準備ができていないというのに

「まぁでも準備とかは全部用意してくれるみたいだからミルフィは何も心配することはないと思うよ」

「そうですけど……」

それからはお見合い當日まで4人一緒に過ごしましたわ

そしてお見合い當日、今はドレスを著るところですわ

「お友達にお見合いを見られるほど気恥ずかしいものはないですわ」

まぁし安心もありますが

「ミルフィさんならきっとうまくいきますよ」

「というか斷るなんてことさせないけどね」

「あ、あんまり暴なことはやめてくださいね?わたくしが一番困ってしまいますわ」

「まぁ大船に乗ったつもりでいてください」

すっごく不安になりましたわ!

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