《【書籍化】俺は冒険者ギルドの悪徳ギルドマスター~無駄な人材を適材適所に追放してるだけなのに、なぜかめちゃくちゃ謝されている件「なに?今更ギルドに戻ってきたいだと?まだ早い、君はそこで頑張れるはずだ」》番外編 満點星ホテル

【☆★おしらせ★☆】

あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。

最後まで読んでくださると嬉しいです。

水の國ネログーマ、その首都、エヴァシマへとやってきた。

エヴァシマは水上都市とよばれている。

街のあちこちに運河がとおっており、観客たちをゴンドラに載せ運ぶ事業が行われている。

今日は天気もいいということで、ゴンドラにはたくさんの人が乗っていた。

「マスター、きれいな街ですね」

「そうだな」

俺の隣を嫁、フレデリカが歩いてる。

ぷく、と頬を膨らませてきた。

「なんだ?」

「そこは、おまえのほうがきれいだぞ、ですよ?」

「そうか」

「そうか、ではなく! りぴーとあふたーみー!」

「宿へ行くぞ」

「あーん、ますた~。もっと嫁を構ってくださいよぉう」

こいつはかまうと面倒だからな、ほっとく。

それにきれいなものにたいして、きれいだと口に出すのは無粋というものだ。

ほどなくして、エヴァシマの小さめの宿屋へとやってきたのだが……。

「お待ちしておりました、アクト・エイジ様」

スーツを著込んだ、獣人の男が、俺の前で深々と頭を下げる。

はて、とフレデリカが首をかしげた。

「どなたでしょう?」

「わからん。誰だ、貴様?」

獣人男が居住まいを正して言う。

「失禮いたしました。私は満點星ホテルグループの、つかいのものです」

「満點星、だと?」

ふむ、なるほど。そういうことか。

「満點星ホテルグループ……どこかで聞いたことがありますね」

「スターライトのやつが獨立して作ったっていう、ホテルグループだ」

「スターライト……ああ! 元、原石の?」

かつて俺のギルド、天與の原石に所屬していた、スターライト。

には商売の才能が有ったので、うちを追放して、商業ギルドを案した。

その後獨立して、ホテルグループを設立したと聞いてる。

なるほど、スターライトのやつ、どこからか俺がここに泊まるのをきいて、使いをよこしてきたようだ。

「オーナーから、アクト様を最高級ホテルへとご案するようにと仰せつかっております」

「満點星の高級ホテルに泊まる予定はなかったが?」

「はい。オーナーの獨斷です。新婚さんにはぜいたくをと」

「ふん……余計な気を使いおって」

まあしかし、せっかく用意してくれたホテルが無駄になるのはもったいないな。

「案してもらおうか」

「はい!」

するとフレデリカのやつが、うふふとうれしそうに笑う。

「高いホテルにただで泊れるのがうれしいのか?」

「いえ、マスターが拾い上げた原石が、救ってもらった恩を忘れず、こうして恩返ししてくれたのが、うれしいのです」

……ふん。

まあ、俺もうれしくはあるがな。

【★新連載はじめました!★】

タイトルは――

『「學園トップの【雪姫】と付き合ってるなんてウソだよね!?」と王子さま系元カノが泣きながら僕に謝ってくるけどもう遅いです~浮気され傷心中のキャ高校生をめぐる壯絶な溺合戦~』

ページ下部↓にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!

リンクから飛べない場合は、以下のアドレスをコピーしてください。

https://ncode.syosetu.com/n3854ii/

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